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環境保全型農業

カテゴリー: 共同研究農家 農業について 館 幸佑 2014.01.31

先週のブログ『奇跡の農法研修会<2014.1.11>』の続きです。



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網本さんの熱い思いは、会場にどんどんと広がっていきました!

 

田んぼの中に農薬や化学肥料をまく・・・

そんな当たり前の光景の中、水田をのぞいてみると、その中には「ヤゴ」「カエル」「タニシ」「ザリガニ」などの水中生物の死骸が横たわっています。

 

人間だけが食を確保出来ればいい・・・

大自然の生態系から見たとき、この「近視眼的なエゴ」は周りまわって人類は自分で自分の首を絞めることになるのです。

 

田んぼに撒かれた農薬や化学肥料はどこへ行くのか・・・

そうです!

土に残留するもの、川に流れて、やがて、海へ。

そこに生息するすべての動物たちを汚染し、死に追いやるのです!

 

そして、目に見えない一番のゆゆしき問題は「微生物が死ぬ」ということ。

微生物が死ぬと、生態系の浄化とリセットが行われなくなるということです。

 

未来を本当に見渡せる人類が「万物の霊長類」なら、このままの環境汚染を続けていくことは、田んぼの中で見た「ヤゴ」の死骸こそ、自分たち人類の姿なのだというこを知らねばならないでしょう!!!

 

自然の中の「稲の生理」を熟知し、本来の田んぼの機能を知り尽くす!

「環境保全型農業」こそが人類と地球を救う農法であると思います。

 

農業者としての自覚。

生きるという本質を支える農場、すなわち、「母なる大地を守る人」であるべきだと思うのです。

地球環境を守り、日本の美しい風景を取り戻す。

 

実りの秋に、赤とんぼが飛び交う、あの夕焼けの空を・・・





サンクスアイ株式会社
〒861-8035 熊本県熊本市東区御領6丁目1-6
TEL.096-285-3910 / FAX.096-285-3513

日本の農業を変えて、世界の食を正す。
サンクスアイは、植物性ミネラル・フルボ酸を通じ、土壌改良を行い、本物の食物が収穫できる愛産物農法の普及を行うことにより、日本の食の明るい未来を応援しています。

奇跡の農法研修会<2014.1.11>

カテゴリー: 共同研究農家 農業について 館 幸佑 2014.01.24

サンクスアイの「志セミナー」を全国各地で行う度に、セミナーに参加される皆さんの農育への関心が高まっています。

 

それは、昨年の秋に収穫された無化学肥料・無農薬の「愛感謝米」が発売と同時にすぐに完売に至りましたことをみても如実に物語っていると思います。

 

また、かねてより、プロの農家の方々の要望もあり、化学肥料を使用せず無農薬で作る、奇跡のお米づくりを実践される共同研究農家の網本さんに逢いたいと、その気持ちに応える形で、2014年1月11日に、網本さんによる「奇跡の農法研修会」が実現いたしました。



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日本の農業は、農薬や化学肥料を使用せずには、お米は作ることは出来ないというV字慣行稲作のマニュアルが主流だそうです。

 

網本さんは純粋に、この農薬や化学肥料を使用しないで、本当にお米づくりは出来ないのかと有志が集まり、十数年前に始められたそうです。

 

最初の数年は、害虫にもやられ、天候にも左右され散々な目にあいながら、試練の年月を過ごされたそうです。

 

V字慣行稲作なら、普通に見込めるお米の収穫量の半分にも満たない・・・

 

そうしたことから、有志がひとり減り、ふたり減りと気付けば網本さんひとりが残ったそうです。

 

こうした厳しい状況の中で、「必ずできる!」との信念を持ち続け辿り着いたのが、大自然の摂理に背かず「稲の自主性」にポイントをしぼった苗八部作という農法に辿り着いたのです。

 

通常の農家さんは、二葉(によう)をもって田植えを行うのですが、網本さんは1ヶ月ほど遅らせても4.5葉の育苗まで待つそうです。

 

.5葉は二葉とは違い、根の張り方もたくましく育っており、これからどんな自然環境にも耐えうる自主性を持ち、生命力が溢れる苗なのだそうです。

 

このことが、農薬や化学肥料を使用しなくても済む「奇跡の農法」の基本となる理念だということを熱く語っておられました。

 

言葉では、簡単ですが並み大抵のことではなかったと思います。

安心で安全な農作物を作るという当たり前のことが、いまの時代において一番難しいことであり、一番重要なことであると改めて痛感しました。

 

参加された農家の方々の真剣な眼差しは、これからの日本の農業を変えてゆく「農業維新」の夜明け前を感じました。

 

次回は、研修会で話された内容を具体的にご紹介したいと思います。

 

御期待下さいね!!




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「愛感謝米」完売御礼!

カテゴリー: 農業について 館 幸佑 2014.01.17

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無農薬・無化学肥料で栽培された「愛感謝米」は、予想を遥かに上回る大好評を得まして、2013年収穫分の新規お申込み受付を終了させていただきました。

ご注文いただきました皆様、本当にありがとうございました!!!

 

なお、定期購入にてお申し込みをされていらっしゃる会員様のお米は、在庫を確保しておりますので、ご安心ください。

 

ご注文が間に合わなかった皆様、大変申し訳ございませんでした。

 

秋に収穫をいたしました後、2014年分のお申込み受付を開始させていただきますので、秋まで楽しみにお待ちいただければと存じます。

 

 

本日は、愛感謝米の完売にちなみまして、お米の語源について、ご紹介させていただきます。

 

早速ですが、「こめ(米)」という言葉の語源については様々な説があるのをご存知でしょうか?

 

 

その1:「込める・籠める」という意味から

 

古来よりお米は日本人にとって非常に大切な穀物でした。

そのため様々な儀式や祭礼に使われていたこと分かっています。

つまりお米とは何か神聖なもの・神秘的な力が「こめられた」存在であり、そこから転じて「こめ」と呼ばれるようになったという説。

 

 

その2:「小さな実」という意味から

 

お米とはそもそも稲の実であるわけですが、その「小さな実」を指す「こみ(小実)」「こめ(小目」)」という言葉から転じて「こめ」になったという説。

 

 

2つの説を合わせると「神秘的な力が込められた小さな実、食べる宝石」というところでしょうか?

 

また、「米」という字は分解すると「八」と「十」と「八」に分けることができます。

つまりは「八十八」。

このことからお米づくりのためには八十八もの手順や手間がかかると言われてきました。

 

こうした「米」という言葉には、米づくりの大変さも表現されているという説を加味すると益々食べる宝石としてお米が煌めいてきませんか?

農耕機械の進歩などによって昔と比べると農家の負担は大きく減ったとは言え、まだまだ大変な作業も多くいろいろな苦労を伴います。

様々な工夫や手間があって、日本人は美味しいお米を食べられることに有難い気持ちで一杯になりますね。



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「和食の美学」は世界を魅了する!

カテゴリー: 食育 館 幸佑 2014.01.10



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箸より茶碗が先

「いただきます」の後、まずお箸を手に取るかたがほとんどですが、お茶碗など器を先に掌(てのひら)にのせ、それからお箸を手に取るのが和の作法。

お茶碗を先に持つことで、料理への感謝を表し、戻すときはお箸が先、お茶碗が後がお約束なのだそうです。

食べた箸も、器には横たえて置かず、箸置きか、盆ならその縁に置くというのも美しい作法なんだそうです!!!

 

五感で楽しむ

温かいものは温かく、冷たいものは冷たく、心配りを味わうのも「和食」の醍醐味ですね。

料理そのものの温かさや冷たさだけではなく、器まで温めたり冷やしたりしてあるというのは、器を手に取って初めてわかることです。

お椀のふたをとったらすぐに食べるのではなく、香りを楽しみ、湯気を楽しむ…といった味以上の何かを感じることも大切。

目で鼻で口で耳で…と、五感で「よかった探し」をするのが楽しいのです。

 

大皿には必ず取り箸と小皿

家で食べるときは、面倒だからと取り箸を付けないことも多いかもしれませんね。

でも大皿や大鉢に盛られたものやおせち料理などを出す際は、取り分け用の箸と、お似合いの小皿を用意するのがマナーです。

家族だからいいのでは?と思われるかもしれませんが、子供たちが社会に出て、会食をする場面において、うっかり直箸で恥をかかないように、日常生活の中で習慣付けておきたいですね。

 

手皿はご法度

小皿の料理に箸をつけ、口まで運ぶ時、手を添えることがありますよね。

こぼれたときに備える『手皿』として、よく見かける光景ですが、これも作法からいうと望ましくない食べ方なのだそうです。やはり器を手にして頂くのが正しいようです。

 

「和食」が、2013年12月4日にユネスコ無形文化遺産への登録が決定した理由は、料理そのものだけではないのです。

以上のように、「和食の美学」は、食べ方にもこだわる高い精神性が評価されたことは言うまでありません。

私たちがこうした伝統や美学を守ってゆく重要性を認識する好機なのだと思います。

 

そして、お茶碗のなかには、安心、安全、無農薬、化学肥料を一切使わない『愛感謝米』ならば和食の美学は完璧といえるでしょう。



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健康長寿の計は元旦にあり!!

カテゴリー: 食育 館 幸佑 2014.01.03

あけましておめでとうございます。

 

楽しいお正月を過ごしていらっしゃいますか?



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お正月は、おせち料理やお雑煮など、魅力的なグルメが満載で楽しみな反面、普段より活動量が減ることから、体重の増加が心配な時期でもあります。暴飲暴食がたたって、年明けの出社時には毎年数キロ太ってしまう・・・という人は少なくありません。

 

しかし、せっかくのんびりできる年末年始休暇に、過度な食事制限やキツいダイエットをするのも気がすすみませんよね。そこで今回は、太りにくい体質をつくるちょっとした習慣を5つご紹介します。

 

(1)食べる順番は野菜から

 

(2)甘いものを食べるときは緑茶とセットで

 

(3)ベッドの上で軽いストレッチ運動

 

(4)シャワーで済まさず、毎日湯船につかる

 

(5)積極的に掃除をする

 

(1)と(2)は、「食育」の見地から消化に負担をかけないことと、糖質の吸収を抑える食事法

 

(3)(4)(5)は、筋肉の運動と消費カロリーを高めることによるプチダイエット法

 

これらを心がけ、太りにくい体質を手に入れましょう!!!

 

いつもの習慣を少しだけ見直し、楽しいお正月を送ってくださいね。

 

おせちは様々な食材が混ざり、栄養のバランスのとれた和食でもあります。食べ方をちょっと工夫すれば、そこまで太る食べ物ではありません。あとは、おもちの食べ過ぎ、アルコールの摂り過ぎ、運動不足も見直し、トータルでバランスを取りながらお正月太りを乗り切りましょう。

 

「一年の計は元旦にあり」といわれるように!

 

健康長寿のプランをこのお正月に立てて、今年一年元気にお過ごしくださいませ。

 

サンクスアイは今年も「食育」を通し、皆様のQ・O・L(クオリティーオブライフ)の向上実現に向けて、健康における様々な情報を発信して参ります。

 

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。




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