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サンクスアイランドは田植え完了!!

カテゴリー: ブログ 共同研究農家 2016.06.03

こんにちは。

夏のような陽気ですね!

 

みなさんいかがおすごしですか?

 

前回あまりの多忙さに・・・うっかりブログを忘れてしまったら、

もうすっかり・・・田植えです!!

 

間があいたので、写真で育つ過程をダイジェストでお伝えしますね!

 

 

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前回は、ここまでだったと思います。

5月5日、小さな鞘葉(しょうよう)がでています。

刀の鞘(サヤ)のようなのでこの名前なんだそうですよ。

 

 

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5月9日、暖かい5月前半だったので、太陽を浴びて水を吸いあげて、あっという間に大きくなっていきます!

 

育ち具合に多少のばらつきがありますが、だいたい2枚葉っぱがでています。

この状態を2.0葉と言います。(3枚目の出具合で、2.2葉、2.3葉・・・と表現します。)

 

 

そして・・・

 

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サンクスアイさんが田植えをされる田んぼ、サンクスアイランドに水が入りました!

しばらく水を張って、草を抑えるために、あえて草を生やします。

 

きらきら水が反射して、涼やかで気持ちよさそう!!

さっそく土の中で越冬していたドジョウなどが活動し始めます。

 

 

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5月16日、一週間でかなり大きくなりました!

手前のネットで見にくくて申し訳ないのですが、

およそ背丈は10センチほど、3枚葉っぱがでている(3.0葉)でしょうか。

 

青い色の網は防鳥ネットです。

まだ根元に残っている種もみの匂いをどう嗅ぎ分けるのか、スズメが美味しくつつきにやってくるので、完全に種もみがなくなる頃までかけっぱなしにしています。

 

 

21ツバメトリミング

5月27日に田植え前の代かきを行いました。

 

トラクターで代かきをしている周りをツバメ達がたくさん乱舞していたのですが、すごいスピードで飛びながら、泥の表面にクチバシでタッチ??していくのです。

??と思いながら様子を見ていると・・・

 

巣作り用の泥を集めているようなのです!

 

うちの泥が、小さな雛が育つ、ツバメの家の建材になるのか!

 

ちょっと感動!!

 

有機の泥は、建材としても波動が良さそうです(笑)

家族を温かく包むおうちになりますように。

 

 

 

そして5月28日、無事田植えを迎えました!!!

 

遠方からたくさんの方がお越しくださいました!

ありがとうございました!

 

お昼は玄米&白米でカレーでしたが、稲刈りでは新米の玄米&白米おにぎりと豚汁で・・・

 

藤原社長!!秋にお待ちしています!

 

 

 

サンクスアイ米良さんが、先にアップして下さったブログで、当日の様子や苗もたくさん紹介して下さってますね!

 

 

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小さな芽だった苗も・・・こんなに大きくなりました!

 

葉っぱは4枚~5枚出て、4.5葉まで育った大人の苗、成苗です。

 

なんて立派な苗!!!!

 

 

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お祭りから2日あけて月曜日。

すでに葉っぱがピンと張って、天を向いていますね。

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6月2日のようすです。

 

深めに張った水面と一緒に、風にそよいでいます!

 

深水にも、風にも倒れることなく、軸がぶれずにすっくりと立つ姿が、教わった成苗ポット稲作の頼もしい特徴です!

 

 

この姿に惚れて、ずっと成苗稲作をし続けている・・・といっても過言ではありません。

 

 

泥の下で、早くも根っこを張っているからこそ、ぶれない美しい姿です。

 

実は6月2日の今日、植えて下さった苗をそーっと1本抜いてみたのですが、もう新しい根っこを伸ばしていましたよ!!

もちろん、また植え直しておきましたので、ご心配なく。

 

 

次回、また泥の下のお話もしていきましょう!

 

今年はどうやら暑くなるとの長期予報ですが、

 

どんなことにも揺るがずに、みなさんが植えて下さった苗が、健やかに逞しく育ちますように!

 

 

トリミングドジョウ

そしてそして、

 

水を入れたころに、土の下から大きなドジョウが出てきていましたが、そのドジョウたちが産卵したのか、小さな稚魚が孵っています!

2~3センチぐらいの、たくさんのドジョウの幼稚園児??がすばしっこく泳いでいますよ!

 

 

サンクスアイさんからもご案内をして下さるかと思いますが、この場をお借りして・・・

 

 

生きもの&植物調査をご案内させて下さい!!

 

 

私達が杉戸で毎年開催しているイベントで、有機の田んぼの豊かな生態系を先生方が案内してくださいます!

 

 

生きもの先生:林先生

植物先生:関口先生

 

お二人の先生が軽快な語り口で、田んぼの中で営まれている生きものたちの世界を案内してくださいます!

 

先生達と一緒に皆で田んぼに入って、虫取り網で生きもの採取!泥をすくったり、あぜを歩きながらも、生きもの、植物を採取していきます。

 

後程、ゲットした生きものをバットに出して、その生きものたちを前に、先生方が考察して下さいます!

 

 

ある年の考察を一部ですがご紹介しましょう。

 

毛根チェックをする拡大スコープで、

糸トンボのヤゴ(幼虫)のエラや複眼、ユスリカの幼虫の腸の様子、アメンボの足先などをモニターに映してくださったり、

畦の食べられる草をおひたしにして試食させてくださったり!(露草は意外と美味しかった!)

 

 

さあ、今年はどんな生きものに出会えるかな。

 

小学校のお子さんがいらっしゃる方は、夏休み始まる前に自由研究を終わらせちゃいましょう!!

私が全面サポート!!させていただきます!

 

網本欣一主催のイベントですが、サンクスアイの会員の皆様も、ぜひお誘いあわせの上、お越しくださいね!

心よりお待ち申し上げます。

 

 

では、今回は2回分の写真で長くなりましたが、

これから入梅の頃、みなさんご自愛されて、健やかにお過ごしくださいね!!

 

 

網本朝香

サンクスアイ株式会社
〒861-8035 熊本県熊本市東区御領6丁目1-6
TEL.096-285-3910 / FAX.096-285-3513

日本の農業を変えて、世界の食を正す。
サンクスアイは、植物性ミネラル・フルボ酸を通じ、土壌改良を行い、本物の食物が収穫できる愛産物農法の普及を行うことにより、日本の食の明るい未来を応援しています。

お見舞い申し上げます。

カテゴリー: ブログ 共同研究農家 2016.04.22

この度は、サンクスアイさんの本社がある熊本が大変な被災となり、心よりお見舞い申し上げます。

余震がまだ続いているでしょうか。
ニュースを見るたび、地震がおさまることと、地域の復旧が進むことを祈るばかりです。

そして、サンクスアイの皆さん、どうかおつかれ出ませんように。

普段と違う局面に立つと、改めて、蛇口をひねると豊かに流れでる水、スイッチを押すとつく電気、冷蔵庫にある食べ物、スーパーに行くと並ぶ数々の品、畑に野菜が育つこと、そして田んぼにお米が実ること、目の前の人、そして自分が笑顔であること・・・

何でも、どんなことでも当たり前ではなくて、有り難いんだなぁと痛感します。

ありがとうは、有り難い、が語源と言われていますね。

たくさんの人と人の関係や出来事、物・・・そこに「有る」のは、普通や当然ではないこと。
有り難い、稀有なことだと感じると・・・湧いてくる気持ちが、ありがたいの言葉になったでしょうか。

多くの日本に住む人が享受できている豊かな生活は、世界的に見てとても有り難いことですし、このような大きな震災があった時に、たくさんの人がすぐに思いを集めて、みんなで良くなろうとする。本当に有難いことだと感じます。

サンクスアイさんの「稀有な日常」が早く戻りますように!顔晴って下さいね。

 

さあ、杉戸でも、田植えの準備が続いていますよ!

(おから肥料を崩しているところ)

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苗が育つ苗箱や、その苗箱を設置する苗床(なえどこ)に撒く、自家製おから発酵肥料をスタッフのおじさんが崩しているところです。

発酵の過程で熱を持ったおから同士が合わさって、かなり硬く固まってしまうのですが、

以前も書きましたが、大きな塊で使うとデリケートな芽が出たばかりの種もみに負担なため、フルイにかけて、木べらで細かく崩しています。

そこそこ気が遠くなる作業です。。。

(苗箱に種をまいている)

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黒い??

今年は苗箱に、土の代わりに籾がら燻炭を使ってみました。
写真は、苗箱に、あきたこまちの発芽した種を土と燻炭と一緒にセットしているところです。

籾がらは、空気を保つのでいい根がよく張るとのこと。
また空気を保ちつつも保水力もあるそうで、育苗期には広大な苗床に一日2、3回ホースを従えて水を与えるのですが、その水やりの回数も減らせるとのこと。

そして、苗箱の土を何割かでも燻炭に変えると土より軽いので、苗箱運びが楽になります!
毎年大量のモミガラが出るので材料は山ほどあって、良いことづくし??

じゃあ今まで何でしてなかったの?ですが、この燻炭を作ることも中々中々中々・・・に世話がかかるので、ようやくの実現なのです。

苗にどう影響が出るか実験のつもりで、今年は一部での使用です。

そして・・・

サンクスアイさんの愛感謝米の種もみも、塩水選、温湯消毒(おんとうしょうどく)が終わり、今は芽が出るまでの漬種(しんしゅ)の段階です。

(種もみ浸種)

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水が低酸素状態になって淀まないよう、毎日水を半分以上入れ替えして、お世話をしています。

今年も美味しいお米が、無事実りますように。

作業写真ばかりが続いたので、最後に畦の最近をご紹介!

(蛇イチゴの花)

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写真は蛇苺(へびいちご)の花です。薄いレモン色がかわいらしい!しばらくすると赤い実が実って華やぎます。

他にも、ミニミニ太陽が輝くかのように眩しい黄色のたんぽぽや、茎が細くて風にゆれる地縛りの花・・・と、春本番になって黄色の花が増えてきました。

暖かくなって、にぎやかで気持ちいい季節。
寒暖差にはご自愛されながら、いい新緑の季節をお迎えくださいね。

網本朝香

 

サンクスアイ株式会社
〒861-8035 熊本県熊本市東区御領6丁目1-6
TEL.096-285-3910 / FAX.096-285-3513

日本の農業を変えて、世界の食を正す。
サンクスアイは、植物性ミネラル・フルボ酸を通じ、土壌改良を行い、本物の食物が収穫できる愛産物農法の普及を行うことにより、日本の食の明るい未来を応援しています。

遊んでる・・・訳ではありません。

カテゴリー: ブログ 共同研究農家 2016.04.08

こんにちは。

桜の花も満開となり、春が美しく華やいできました。

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桜咲く、そして芽生えの季節は植物だけでなく、日本人にとっても芽生えの季節ですね。

入園、入学、新社会人の皆さま、ご家族の皆さま、お芽出とうございます!

皆さんの春が、素敵な出発となりますように!

わが家では、次女の中学校入学と、三女の入園とが重なり、それぞれの持ち物リストを親が握りしめながら、準備に目が回るこの頃なのですが、

春を迎えると、入園入学など大きな節目がなくとも、新学期と新年度、稲作もスタート・・・と、スタートすることが重なって、なんだか気ぜわしくなります。

日本にはお正月があり、一年の始まりの1月から同時に新学期新年度としても不思議ではなかったと思うのですが、

なぜ新学期が4月なんだ?と長年疑問に思っていました。

今回、このブログを書くにあたって、何年越しかの疑問に終止符を打つべく、検索して調べてみたところ・・・

明治の頃、政府が会計の新年度を春にしたことに、学校も倣ったからなのだとか。

当時の政府の収入源は農家の納税だったようで、農家が秋に収穫したお米を現金化して納税、政府がその税金を元に、予算編成をすると、お正月には間に合わず、新会計の年度始まりは4月になったからなのだそうです。

他の理由として外国との関係もあったようですが、日本はやはり、お米の影響深い国なのだなぁと感じました。

日本の主食が、例えば小麦だったとしたら、どんな歴史になっていて、何月が新学期だったのでしょうね???

新学期云々以前に、国が全く違う様相であったとしても不思議ではないと思います。

・・・びっくりの日本の姿の想像から話を春に戻すと、

さてさて、ようやく種もみの選別を始めました。

今回の種もみは第一陣に育てる、あきたこまち。
農薬・化学肥料を減らした、いわゆる減農薬栽培で育てられます。
まず、毎年恒例の塩水選。

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濃度の濃い塩水を作り、その浮力で、

重く沈む、詰まって健康な種もみか、
軽く浮く、種には適さないもみか、

選別します。

浮く「もみ」を金ザルですくって別に除けるのですが・・・
今年は新グッズ登場!

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三女の金魚すくいオモチャの「ポイ」です!

作業の周りで遊んでいた三女が、金ザルを使いたがったので、一緒にお手伝いできるよう、オモチャのポイをひっぱり出してきたのですが、

このポイ、金魚すくい用の紙製ではなく、細かいプラスチックのネットが張ってあるので、浮くもみが少なくなってくると、小回りがきいて使い勝手が良いと・・・

大??活躍??

といえるのか、単に、おじさんスタッフが子ども心を思い出し、遊んで楽しんでいたのかは・・・

さてさて。

塩水選後は、塩を真水で洗い、お湯で消毒してから、浸種(しんしゅ)と言って、芽がでるまで冷水に浸し続けます。

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コシヒカリ、特に有機のコシヒカリの塩水選は、まだ先になりますが、その時も「ポイ」活躍しているかな??

さあ、ようやく稲作本番スタートです!
網本朝香

サンクスアイ株式会社
〒861-8035 熊本県熊本市東区御領6丁目1-6
TEL.096-285-3910 / FAX.096-285-3513

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畦に訪れた春

カテゴリー: ブログ 共同研究農家 2016.03.25

こんにちは。

夕暮れの時間がずいぶん延びましたね。
こんな時間なのにまだ明るい!と、春の訪れを実感します。

春分も越えて春本番となりましたが、みなさんいかがおすごしですか?
事務所脇の倉庫では、お隣の猫が出張して昼寝中。
日影でのんびり、春のうたた寝タイムです。

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網本欣一がお世話する田んぼの畦は、ここからゴールデンウィークにかけて、宝石箱をひっくり返したかのように、鮮やかで賑やかな色彩で埋め尽くされます。

写真でご紹介するたびに、花の数や種類が増えていくことと思いますよ。お楽しみに!

もちろん、花色だけでなく緑色も柔らかく鮮やかで、三つ葉のクローバーの中に花々が咲く様子を見るたび、除草剤をまかない農業ならではの景色を見れて、有り難いかぎりだなぁと感じます。

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ざんねんながら、この畦に花々が咲き誇る景色は本当に少なくなりました。

一般的な稲作では、草や草に住む虫が敵とされるので、まだまだ背丈も小さく虫も少ないこの季節から、除草剤の散布が始まります。

風が穏やかな日々にはあちこちで除草剤散布が行われ、翌日には茶色い帯のような畦が、景色の中に横たわります。
確かに、夏には背丈ほど伸びる草を草刈機でひたすら刈って運んで・・・を無くしてくれる除草剤で、農家の暮らしは本当に楽になりました。

暑い最中に汗だらけになって、ぬかるむ田んぼの中で草取りをすることを考えると、余計に除草剤は有難いアイテムと言えるでしょう。

ただし、目に見えない微生物も含め、生きもの、植物は激減したのです。
生きものだけでなく、人間にもその薬剤の影響は、さてどうなのか、囁かれたりしています。

では、その薬剤を使う農家だけの問題なのでしょうか。

お米の市場に目をやると、お米の平均的な価格はこの何十年かで、本当に下がりました。一般市場では 4分の1 ほどに下がったでしょうか。

そうなると収入を確保できないので、手間暇をかけることがバカらしくなり、除草剤に頼ることにつながってしまう。

こんなに儲からないのにきつい仕事はないと、後継者がいなくなり、農業従事者の高齢化が進む。
高齢の農業者にとっては、除草剤はまさに必需品の悪循環。

さて、どちらがニワトリか卵か、なのです。

草取りという手間暇をかけないで済むので、コストがかからなくなり、お米の価格が下がったのでしょうか。

それとも、お米の価格が下がったので手間暇をかけられなくなったのでしょうか。

どちらにせよ、人の都合の悪循環で、この環境が犠牲になる構造から抜けるには、もう農家だけではなく、いろんな農業従事者、肥料メーカーさんや機械メーカーさん、農産物を売る人買う人・・・

みんなが足並み、かつ意識並みをそろえて、人間の誇れる知恵や技術を環境を守る方向に使うことが大事だと思っています。

これだけの技術力がある時代になった今、人の意識次第でそれが可能になった、今までは意識が環境に向かなかっただけだと思うのです。

自然を意識した方向に、尽力や技術力、投資、労力・・・を使うことで、畦の景色も美しく守られればと思います。

たかが畦とあなどるなかれ。

小さなことに見えても、畦や田んぼも地球の一部。

畦や田んぼの環境を壊さないことが、地球を壊さないモデルケースとして広がって、美しい地球にずっと住める、自分達のことや子孫のことを守ることにつながると、おおげさですが思っています。

そのための技術も情報も、あるところにはあると感じます。

ある聖人の言葉からのことわざで、求めよ、さらば与えられん、でしょうか。

美しい畦のある景色が広がることを求めます。

さてさて、話が畦から脱線したところで、田んぼ作業の近況です。

おからの発酵肥料の仕込みも始まりましたよ。

苗箱の中に入れたり、苗床に敷いたり・・・と、苗を育てる段階で使います。

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来たる田んぼシーズンに向けて、備品や肥料、田んぼの準備も大詰めです!

 

網本朝香

サンクスアイ株式会社
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田んぼシーズン、始まり始まり!!

カテゴリー: ブログ 共同研究農家 2016.03.04

こんにちは。

三寒四温、暖かい日も増えてきましたね。
田んぼの傍らでは、愛猫のマメ太がごろんごろんと寝そべって陽射しを堪能しています。

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杉戸ではここ最近、春一番ならぬ、春二番、三番・・・の暴風が訪れ、一日中吹き荒れ、何かと巻き散らして過ぎ去っていくのですが、大概その翌日は、昨日の嵐が嘘のように穏やかな陽射しが降り注ぎ、まさに寒さ暖かさ、晴天荒天を繰り返して春に向かっている今日この頃です。

皆さんはいかがおすごしですか?

田んぼでは、前回に引き続き、春の田起こし(二番起こし)の真っ最中。

毎朝スタッフが、請けおった田んぼの地図を片手に、トラクターで出かけて行きます。

同じ杉戸町内でも、それぞれの田んぼの状態は全く違って、土質も違ったり、水の出入りの条件や、日当たりが違ったりと、それぞれの田んぼに特徴があります。

何より、お任せいただいた田んぼ一枚一枚には、昔の方が精魂こめて開拓されて稲作を今日まで続けてこられた、教科書には載らない歴史があります。目に見える以上に、無形の財産という意味合いが田んぼにはあります。

持ち主の方に対しても、それぞれの田んぼの今昔ストーリーを思っても、一番適切な時期に作業をしていきたいのは山々なのですが・・・いかんせん少ない人数で沢山の田んぼを回っていると、作業の後先が出てきてしまいます。

今の季節だと、水はけが問題になってくるでしょうか。

雨が1日降ると、中にはしばらくぬかるんでしまう田んぼもあって、トラクターでの田起こしが出来なくなるどころか、無理に重いトラクターで入ると濡れた土を踏み固めてしまって田んぼを痛めることになりかねません。

そんな日は状態を見ながら水はけの良い田んぼを先に回るのですが、持ち主さんの・・・早く作業をしてくれないかなオーラに心苦しいことも時折あります。

すみませんすみませんと頭を下げながらも、ここからひたすら準備を進めて行く毎日です。
さて、杉戸の網本欣一田んぼの一角では、以前から苗床を作っていた様子をご紹介していましたが、その苗床を作る作業も進んでいます。

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柔らかい青色をした空に、トラクターの朱色が映えます。

畦では、ちらほら・・・一足早く春の野草が花を咲かせて・・・

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さあ、きたる田んぼシーズンにむけて・・・準備も大詰めです!

網本 朝香

サンクスアイ株式会社
〒861-8035 熊本県熊本市東区御領6丁目1-6
TEL.096-285-3910 / FAX.096-285-3513

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