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食の本質と生命エネルギーの高い農産物

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農産物の評価は、まだまだ見た目だけで判断されることが主流のようです。

店頭に並ぶ野菜は、サイズや色、形が整えられて、綺麗にラッピングされています。



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季節を問わず、日本全国、世界中から色んな種類の野菜が美しく飾られていますね。

 

一般消費者は、この農産物が、あたかも工業製品のように、画一化され、安定供給で生産されているように思っていますよね。

 

現状は、決して、そう甘くはありません。

天候に振り回され、畑で泥まみれになりながら、寝る時間も削り、選別されているのです。

 

現在の流通は、経済効率が最優先されており、売れる野菜が一番重要なのです。

「旬」に関係なく、見た目の美しい野菜を作り続けるために、農薬や化学肥料に頼るという方法が、農業技術の進歩であると錯覚し、「食」の本質から、かけ離れてしまったように思われます。

色や形、大きさを整えるために使用されている化学物質や化学的処置をみると、本当に私たちが食べたいと願っているものではないことに気づくでしょう!!

 

少々見た目が悪く、虫に食われていても、それが肥沃な母なる大地が育てた、安心、安全、余分なものが一切入っていない農産物を食することが、最高の幸せであること!

この「食の原点」に帰る時代を作っていかなければ、この先、益々大変なことになるでしょう!!

 

私たちの体は、何から出来ているのか?

 

水、大地のエネルギー、栄養素、ミネラルです。

人間が作った人工的、化学的なものからは、一切できていないのです!

 

微生物、ミミズ、昆虫、小動物などの生き物が、豊かに育む「土」によって、生命エネルギーが溢れる野菜が育ち、それらのエネルギーの高い野菜を食することによって、我々の生命は煌めき、元気に生かされるのです。

 

農業と農産物のあり方を、私たち一般消費者と農家の方々と一体となって、「生産」、「流通」、「消費」のサイクルを、真剣に取り組んでいくことが、日本そのものを元気にしてゆくことだと心から思います。



サンクスアイ株式会社
〒861-8035 熊本県熊本市東区御領6丁目1-6
TEL.096-285-3910 / FAX.096-285-3513

日本の農業を変えて、世界の食を正す。
サンクスアイは、植物性ミネラル・フルボ酸を通じ、土壌改良を行い、本物の食物が収穫できる愛産物農法の普及を行うことにより、日本の食の明るい未来を応援しています。

みかんの女王「せとか」

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愛媛県特産、みかんの女王「せとか」をご紹介しましょう。

 

まず手に取ってみると、きめ細やかで上品な肌ざわりが特徴です。

 

そして、真横に包丁を入れて二つに割った瞬間、驚きました!



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ギッシリと詰まった果肉から、みかん果汁がキラキラときらめき溢れ、甘酸っぱい柑橘系のドラマが一気に漂い始めたのです。

 

そしてさらに驚くことは、外皮の薄さです。



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溢れ出すほどの果汁を、このベールで内包していたのかと思うほどに外皮の厚みが想像以上に薄く繊細なのです。

 

外皮はスルスルと綺麗にむくことができました。

 

存分に鼻から抜けるみかんの香りを満喫し、いよいよ一口ほおばると…

 

なんと!なんと!

 

口の中で酸味と甘味のダブルテイストがダンスを始めたではありませんか!!!

 

甘味・・・酸味・・・甘味・・・酸味・・・甘味・・・

 

甘味と酸味の三三七拍子を舌の上で繰り返すようなこの感覚。

 

決して大げさではなく、甘酸っぱいという味覚の実体験を生まれて初めてしたという感じです。

 

視覚・嗅覚・触覚・味覚どの観点からみても、初恋以上の甘酸っぱい体験をさせてくれる「せとか」は、みかんの女王にふさわしい、日本のみかんを代表する果実だと確信いたしました。

 

こんなみかんが世の中に存在するんですね。

 

「せとか」に夢中です。



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そして、この甘味と酸味の二重奏の秘密をみかん農家の真髄を極めた谷田様から伺うと・・・

 

『生きた土作り』と、それに欠かせない『ミネラル』の存在に尽きるとのことでした。

 

このみかん作りに、サンクスアイのアースジョイ(土壌改良フルボ酸)がお役にたっているかと思うと、とても光栄であります。

 

素晴らしい果実との出会いに、心から感謝いたします。





サンクスアイ株式会社
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みかんの王様「甘平」

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サンクスアイの共同研究契約農家の谷田様。

 

ご自身で栽培された、愛媛県が産んだ果物の至宝である、みかんの王様、甘平(かんぺい)を送って下さいました。



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みかんの場合、完全無農薬栽培はとても難しく、害虫の被害に多大な損害をこうむるそうです。

しかしながら、研究と努力を重ね、今では一般のみかん農家で使用される農薬の5分の1まで抑えた、超低農薬栽培を完成されています。

 

これも、安全で安心して食べて頂きたい!との谷田様の愛情の賜物なのです。

こだわりと愛情と熱意という養分を、一杯吸収したみかんの王様、これが「甘平」なのです。



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ご覧ください!!

この堂々とした存在感!!

外皮をむいたとたん、甘い香りが、一気に、部屋中に広がり、そして、内皮をむけば、まるでオレンジ色の山脈が、甘い平和の潤いをたたえながら、キラキラと煌めいているように見えます。

 

一口、ほうばると!

もう、言葉になりません。

 

甘味成分が溢れ出す!

 

みかんのトレビの泉!

 

まさしくトレビアンジューシー!!

 

参りました!!!東京の有名百貨店では、一個800円~1000円もする超高級みかん「甘平」なのです。

 

2月、3月が旬で、谷田様の所からは10トン出荷されるそうです。

 

そして、谷田様にお聞きしました。

この美味しさの秘密は何ですか?

 

「それは、独自の漢方をブレンドした堆肥、そして、絶対に欠かせないのが、フルボ酸・植物性ミネラル。これがないと、このコクのある甘さはは引き出せない!」

 

とのことでした。

 

サンクスアイが提供しているアースジョイの存在が、これからも甘平の美味しさの鍵をにぎっていることは間違いありません。



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わがサンクスアイ、愛産物試食委員会の「サンクスアイドル」である、チームレインボーのメンバーが「甘平」を食べた時の感動のメッセージをぜひご覧ください。

 

このメッセージは谷田様への感謝の手紙として、愛産物試食委員会より谷田さんへお送りさせて頂いたものです。



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谷田様、本当にありがとうございました!!!




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「2葉令」と「4.5葉令」の決定的な違い

カテゴリー: 共同研究農家 農業について 館 幸佑 2014.02.07


前々回前回に引き続き、1月11日に開催いたしましたセミナーでの愛産物農家の網本さんの講演の様子をお届けいたします。

本日のテーマは、『「2葉令」と「4.5葉令」の決定的な違い』です。


網本さんの講演は一般では聞くことのできない内容へと深く、ディテールにわたり、聞く人の心をとらえて離しませんでした。

 

「V字型慣行稲作という農法が日本の98%を占めています!」と網本さんのお話は続きます・・・・

 

古きよき時代は水田に苗をひとつひとつ、手で植えていました。

 

しかし現在では、機械植えのおかげで効率が上がり、労力も大幅に減らすことが可能となりました。

 

 

ところが、人間の繊細な手とは違い、機械の爪で苗をつまむには苗の身長が20センチ以上なければ水田に植えることができないというデメリットが生じたのです。

 

そこで、機械の構造に合わせて、短期間で苗の成長を可能にするため、考え出されたのが化学肥料の使用でした。

 

ここで使われる「窒素化合物」という化学肥料を稲の体内に投入することにより、2倍以上のスピードで光合成が促進され、20センチまでに伸びた「2葉令」という稚苗(ちびょう)を人為的に作るのです。

 

しかし、網本さんの農法は違います!

 

化学肥料は一切使用せず、苗の身長が20センチになり、「4.5葉令」の成苗(せいびょう)に成長するまで、自然に待ち続けるのです。

 

 

とここで、

 

『「2葉令」と「4.5葉令」の決定的な違いを教えてください!』

 

と会員の方より質問が飛び出しました。

 

網本さんの回答は・・・

 

「4.5葉令」まで育った苗は、父と母からもらったエネルギーを全て使いきり、いよいよ自らの力で、土からの栄養素を吸収しようとする爆発的な根の成長を遂げます。

するとそれに比べ「2葉令」は、人為的に育てられているために根の成長がおぼついていないという現状化にあるのです。

この根の成長の違いによって、180粒の籾(もみ)をつけても倒れない、大地に深々と頭を垂れる稲へと成長していくのです。

稲の生理を熟知し「自主性」を第一に考えることが、この農法の根幹であり究極なのです。

 

自然の摂理、稲の特性を知り尽くされた説得力のある回答ですね。

 

この時、場内に感嘆の声が上がり、網本さんの講演は興奮と感動のうちに幕を閉じるのでした。



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環境保全型農業

カテゴリー: 共同研究農家 農業について 館 幸佑 2014.01.31

先週のブログ『奇跡の農法研修会<2014.1.11>』の続きです。



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網本さんの熱い思いは、会場にどんどんと広がっていきました!

 

田んぼの中に農薬や化学肥料をまく・・・

そんな当たり前の光景の中、水田をのぞいてみると、その中には「ヤゴ」「カエル」「タニシ」「ザリガニ」などの水中生物の死骸が横たわっています。

 

人間だけが食を確保出来ればいい・・・

大自然の生態系から見たとき、この「近視眼的なエゴ」は周りまわって人類は自分で自分の首を絞めることになるのです。

 

田んぼに撒かれた農薬や化学肥料はどこへ行くのか・・・

そうです!

土に残留するもの、川に流れて、やがて、海へ。

そこに生息するすべての動物たちを汚染し、死に追いやるのです!

 

そして、目に見えない一番のゆゆしき問題は「微生物が死ぬ」ということ。

微生物が死ぬと、生態系の浄化とリセットが行われなくなるということです。

 

未来を本当に見渡せる人類が「万物の霊長類」なら、このままの環境汚染を続けていくことは、田んぼの中で見た「ヤゴ」の死骸こそ、自分たち人類の姿なのだというこを知らねばならないでしょう!!!

 

自然の中の「稲の生理」を熟知し、本来の田んぼの機能を知り尽くす!

「環境保全型農業」こそが人類と地球を救う農法であると思います。

 

農業者としての自覚。

生きるという本質を支える農場、すなわち、「母なる大地を守る人」であるべきだと思うのです。

地球環境を守り、日本の美しい風景を取り戻す。

 

実りの秋に、赤とんぼが飛び交う、あの夕焼けの空を・・・





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