人間には、長い歴史の中で習得してきた一日の決まったリズムがあります。
これを概日(がいじつ)リズムといいます。
この概日リズムは一日に25時間の周期であることがわかっています。
この周期こそ、皆さんがよく耳にされる「体内時計」そのものなのです。
体内時計は、太陽の周期である24時間と1時間のずれがあるのですが、そのずれを調整しているのが「日光」すなわち、太陽の光なのです。
朝、日光を感じると、脳の視床下部は体内時計をリセットして、新しい一日の機能調整をスタートさせます。
すなわち、朝起きて日光を浴びることによって、メラトニンが減少し、セロトニンが生成され、お昼の活動へと生体機能を高めていきます。
日中の活動により、交感神経をしっかりと刺激しておくことによって、昼間、多量に作られたセロトニンは再び、夜になるとメラトニンの材料として活用されるという、体内時計のメカニズムを最大に活用することが大切なのです。
「光の明暗」こそ、質の高い睡眠をとるキーワードとなりますので、眠るときは部屋を真っ暗にして眠り、昼間はできるだけ光を感じる空間で活動することが、とても重要なポイントとなります。
部屋を暗くする度合いに比例して、メラトニンの生成される分泌量が増えるという脳のメカニズムを最大限に活用してください。
もう一度、申し上げます。
部屋を真っ暗にして寝る!
そして昼間はしっかりと光を感じて身体を動かす!
このメリハリのある「光の習慣」を自らの生活リズムにぜひ、取り入れてください。
「良き睡眠こそ、体内時計を正常に動かす魔法のカギといえるのですから!!!」
睡眠におけるQOL向上目指して、頑張りましょう!!!
そして、スッキリと目覚めた朝の水分補給時には、植物性ミネラルをプラスして、最高の1日のスタートを切りましょう!!!