ウルトラQ・O・Lに欠かせない運動編、「ウォーキング」に続き、今回は「ストレッチ」についてお話しましょう。
ストレッチとは、関節を曲げる、伸ばす、回す、ねじることにより、筋肉に刺激を与え、柔軟な筋肉を作ることを目的とした運動です。
ストレッチによる効果とは、まず体を温めることにあります。
ウォーキングと同じように体を温めることは、血行を促進し、免疫力を高めます。
また、柔軟な筋肉を作ることによって、基礎代謝量がアップし、熱エネルギーの消費拡大とともに、太りにくい体質になるというメリットがあります。
「最近どうも腕が思うように上がらなくなってきた」という方はいらっしゃいませんか?
それは慢性的な運動不足による、「冷え」の状態が肩の部分にあるという赤信号です。
そのことによってリンパの流れが悪くなり、関節に石灰性の老廃物がたまる四十肩・五十肩疾患を引き起こしやすくなります。
痛みに負けて動かさなくなると、さらに筋肉が衰えて硬くなってしまいます。
解消法として、大きく息を吐きながら、肘(ひじ)を曲げたまま肘(ひじ)の先でできるだけ大きな円を描くイメージで無理せずゆっくりと回してみるといいでしょう。
その他の効果として、ストレッチによる運動は、脳内の神経細胞が活性化され、気分を爽快にする効果を持つセロトニンが分泌され、ストレスの発散や、鬱(うつ)などの気分障害を防いでくれます。
わずか数分のストレッチを、一日の始まりや仕事の合間のリフレッシュに、そしてお風呂上りや、お休み前のリラックスタイムに、一日数回の習慣化ができれば理想的と言えるでしょう。
心も体もホットにする「ストレッチ効果」手軽な健康法として、ぜひお役立て下さいね。