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タケノコ(筍)

カテゴリー:その他のスタッフ 2015.04.03

寒さも一段落し、春を迎え、桜も満開になりましたね。
春を代表する味覚と言えば色々ありますが、私は、タケノコ(筍)が一番好きです。

そもそも、タケノコ(筍)という漢字の由来ですが、竹冠に旬と書いて筍(タケノコ)と書きますので、てっきり「竹」が「旬」だからと思っていましたが、もっと奥深い意味があるようです。

その由来とは、ご承知のようにタケノコは成長がとても早く、一旬(10日間)で竹に成長するため、そこから来たと言われているそうです。

タケノコが「旬」な時期は一旬(10日間)しかないからという事ではないようです。。。

筍①

そんなタケノコですが、実はイネ科の植物だそうです。意外ですね!

この竹の芽にあたるのがタケノコで、食べられるのはタケノコがまだ地中にあるもの(孟宗竹)か、 地表に出たばかりのもの(淡竹、真竹等)で、土壌が柔らかいほどタケノコも柔らかい物ができるそうです。
竹の寿命は百年以上で、何十年に一回か花を付けるというのはよく聞きますね。

今の時期出回るタケノコは主に孟宗竹のタケノコですが、私は6~7月頃に出回る真竹のタケノコが好きです。
真竹は日本に古くからあった竹で、孟宗竹に比べて、灰汁が強く、苦みもありますが、何と言っても「味」があります!
また、掘りたてのタケノコはお刺身(生)で食べても美味しいですし、茹でる時は灰汁抜きの必要もありません!
スーパーで販売しているのは、収穫してから時間が経っていますので、灰汁抜きしないと食べられませんが・・・。

そして、タケノコは栄養も豊富!便秘の改善や、疲労回復、ダイエットなどなど、様々な期待が持てます。

最後に、美味しいタケノコの選び方ですが、
■切り口がみずみずしく、皮につやがある。
■穂先が黄色く、皮が薄い茶色。
■見た目より重量感がある。
■根元の粒が小さくて、少ないもの。
■節目の間隔が狭い。
以上の事をポイントに選んでみてください。きっと、やわらかくて美味しいタケノコ間違いなし!

日本の四季は、私たちに様々な「恵み(いのち)」を与えてくれています。
最近では、一年中同じ農産物が店頭に並び、「旬」を感じれなくなってしまいました。
「出来る土地」で、「出来る時期」に「出来る量」だけ収穫できたものが「旬」の農産物です。
サンクスアイの「食育」「農育」は、皆さまに「旬」をお届けする「共育」です。一緒に育みましょう!
それでは、今日も「いただきます!」

サンクスアイ株式会社
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日本の農業を変えて、世界の食を正す。
サンクスアイは、植物性ミネラル・フルボ酸を通じ、土壌改良を行い、本物の食物が収穫できる愛産物農法の普及を行うことにより、日本の食の明るい未来を応援しています。

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