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クリスマスケーキ大量生産の仕組み

カテゴリー:その他のスタッフ 食育 2014.12.26

先日の1225日はクリスマスでしたね!

 

年に一度の華やかなイベントです。

子どもにサンタさんからのプレゼントを贈ったり、家族でご馳走を食べたり、街のイルミネーションを見たり…。

 

 

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皆さまはどんなクリスマスを過ごされましたか?

 

 

クリスマスと言えば…!クリスマスケーキ!!

日本中に、様々に彩られたケーキがお目見えします。

 

最近では、コンビニやスーパーでも当たり前のように見かけますね。

 

でも、一体どうやってそんな短期間に大量のケーキを作っているのか…疑問に思いませんか?

 


実は、昨日まで皆さまの前で大量に販売されていたケーキは3ヶ月前に作ったものかもしれないのです。

 

ケーキは、1年を通して12月に突出して売れます。

ケーキを作るメーカーでは、クリスマス前にケーキの注文が殺到するのです。

しかし、メーカーはクリスマス前だけ製造工場を増やしたりはできません。

スポンジを焼くオーブンや材料をしまう冷蔵庫も年中同じものを使用しているのですから、いくらパートさんを雇っても、1日に作れる数にはどうしても限界があります。

 


そこでメーカーの工場では、3ヶ月前の9月頃から作り置きをし、大量出荷に備えるのです。

作ったケーキは冷凍庫に入れられます。

いちごは冷凍保存に向かないため、ケーキの解凍後に後載せします。

 


クリームに関して言えば…

クリームには2種類あり、牛乳を原料に作る動物性の「生クリーム」と、乳脂肪を植物性油に置き換えて人工的に作る植物性の「ホイップクリーム」があります。

 

「生クリーム」の方が、コクや味わいがありますが、冷凍には向きません。

「ホイップクリーム」は、生クリームに比べて値段も3分の1程度と安く、凍結解凍しやすいため、冷凍ケーキに使用しているところが多いのです。

 


このようにして作られる冷凍ケーキ。

3ヶ月前に製造するのに賞味期限は大丈夫なの?と疑問に思いませんか?

実は、冷凍している間の凍結期間は、「賞味期限をカウントしなくてもよい」とされているのです。

つまり、冷凍庫から出して解凍した日が「製造日」で、そこから賞味期限を設定するのです。

製造された日が「製造日」と思っていらっしゃる方も意外に多いのではないでしょうか・・・。

 


口に入るものは、私たちの身体を形作るものです。

今、手にとったものは、どうやって作られたのか?

表面上の情報に踊らされず、まずは自分で「考える」ことが大切ではないでしょうか。

 

私はいつも地元の小さなケーキ屋さんの手作りケーキを美味しくいただいております。

 

 

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