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キズあり?キズなし?

カテゴリー:その他のスタッフ 食育 2014.11.28

今日は、私の大好きな野菜のひとつ、「ナス」についてご紹介いたします。

 

 

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スーパーで、キズが無いきれいなナスと、キズがあるナスが並んでいて、値段が同じだったとします。

みなさんは、どちらの「ナス」を購入されますか?

野菜は工業製品ではありませんので、栽培の過程において、キズが付いたり、形や大きさにバラつきが出たり・・・。つまり野菜それぞれの「個性」が出るものですね。

 

ほとんどの皆さまは「キズ無し」のきれいなナスを選ばれると思います。

それは決して間違いではありません!

しかし、「栄養素=体に良い」という意味では、実は「キズ有」の方が良いのです。

 

そもそもナスの紫色は、皆さまもご存知のアントシアニン色素によるもので、その主要なものは、ナス特有の「ナスニン」と呼ばれる成分です。

 

「ナス」はとてもデリケートな野菜で、風などの影響で自分の体に葉っぱが触れただけでも、キズになってしまいます。

 

すると、ナスは自分の傷を修復するために多量のアントシアニンを発生させます。

 

と言うことは・・・

そうなんです!

 

ナスは「キズ有」の方が、2倍以上のアントシアニンが含まれているという報告もあります!

 

確かに見た目は良くないですが、アントシアニン豊富!しかも、殆どの場合、「キズ有」ナスは、価格も安く販売されています。

本当は「キズ有」の方が値段が高くても良いような感じですよね!

 

なので、私はいつも「キズ有」を買うようにしています。

 

最後に、アントシアニンは水に溶けやすい性質があります。茹でるとアントシアニンが溶け出してしまいますので、アントシアニンを効率良く摂取するには、揚げ物や炒め物がオススメです。

 

さっと油で炒めて、塩コショウとお醤油で軽く味付けするだけで、立派な料理になります。

ナスと油の相性は抜群です!

 

どうでしょう? これからは「キズ有 ナス」を買ってみませんか?

 

 

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