「冷え」とはどのような事が原因で起こるのかご存知でしょうか?
人間は、主に3つ体の仕組みで体の体温を一定に保つ働きがあります。
(1)皮膚にある神経で寒さを感知
(2)神経で感知した情報を視床下部にて判断し伝達
(3)視床下部より伝達された情報により血液の流れを調整という流れで体温調節を行っております。
上記の、3つの仕組みがうまく働かない方が冷え症になってしまうのですが、下記の理由でも冷えは起こります。
(4)機構と生活環境…日本の多湿な気候が冷えの原因になったり、エアコンの一般化により一定の温度で過ごす事が多くなったため発汗や体調調節の作用が低下したことも冷えの原因になっています。
(5)体の保温不足…昔に対し、現代の衣服は体に密着し締め付けるものが増えているため、毛細血管への血液のめぐりを妨げています。
(6)栄養の偏り…インスタント食品やファストフードが多くなり、魚や野菜の摂取量が減った事で血液がドロドロになり血行の循環を妨げています。
(7)運動不足…熱を作る筋力が少なくなってしまうのも冷えのもとです。
気候に関すること以外は、日ごろの生活に少し意識を向ける事で改善する事が多いですね。
また、冷え対策としては、やはり毎日のお風呂が大切です。
お風呂で行う簡単運動で体を温める方法をご紹介しますので、ぜひチャレンジしてみてください。
≪1≫ひざを抱えて両足をおなかにつける。
≪2≫あぐらをかいて、片足を抱えて少しずつ胸に引き寄せる。
≪3≫両足をくっつけて体を前に倒す。
≪4≫足の指を広げて足首をぐるぐる回す。
いざ、運動をしようと思っていてもできない事が多いですが、水の中では体重が10分の1まで軽くなるので運動を負担なく行えます。
また、お風呂にミネラルを入れたら湯上りもポカポカで冷めにくく、お肌もつるつるになるので、ぜひストレッチの時や普段のお風呂に植物性ミネラルを入れてミネラル風呂をお楽しみください!