食糧不足で栄養失調に苦しんだ戦後の日本人の1日の摂取カロリーは、1903kcalでした。
それが現在(2010年データ)は、何と1859kcalなのです。
1971年の2287kcalをピークに日本人の摂取カロリーは減少を続けています。
皆様は、もっとカロリー摂取しているイメージをされていたのではないでしょうか。
ただ、この数字だけを見て、安心してはいけませんよ。
それは、現在のカロリー減少には、人工甘味料が大きく貢献をしている事実があるためです。
「アスパルテール」などの人工甘味料は、実は、カロリーはゼロでも肥満を招く要因になっているのです。
ボストン大学医学部のバーバラ・コーキー博士によりますと・・・
「すい臓は砂糖だけでなく人工甘味料にも同じく反応し、大量のインスリンを出すことがわかりました。それによって、余分な脂肪が蓄積され、太るしくみが発見されたのです」と述べています。
更に、現在、動物性たんぱく質や脂質の摂取量が増え欧米食に近くなり肥満になりやすくなってしまっており、五大栄養素の中でも脂質・炭水化物(糖質)が多くなっております。
人口甘味料は、一見身体に良さそうなイメージがありますが、肥満を防止し、本当に健康になりたいのであれば、あまりオススメできません。
健康な食事は、やはり日本食。
少々の砂糖、少々の塩、そして味わいの深さを引き立てる出汁で作られた日本食が健康に良いのです。
出汁には、豊富なミネラルやアミノ酸が含まれています。
ぜひ、出汁を活用した料理を毎日の食生活に取り入れ、健康管理に努めましょう!