まだまだ寒い日が続きますが、本日は一足早く春の野菜「菜の花」についてお届けさせていただきます。

菜の花はアブラナ科の野菜で、花や茎、葉を食べることができ、程よい苦味を楽しむことができます。
菜の花は地中海沿岸が原産地です。ヨーロッパ各国~中国を経て、日本には弥生時代に伝わったそうです。
日本の菜の花は、弥生時代に渡来した日本在来種と呼ばれるものと、西洋種に分かれます。
日本在来種は、江戸時代には照明用の油として用いられ、主流種として広く栽培されていましたが、明治時代に入ると西洋種の種が渡来し、現在の食用として用いられる主流種となっております。
菜の花は春の野菜の中でも特に栄養価の高い緑黄色野菜で、βカロチン(ビタミンA)やビタミンB1・B2、ビタミンC、鉄、カルシウム、カリウム、食物繊維などの豊富な栄養素をバランスよく含んでいます。
カルシウムや鉄の含有量は野菜の中ではトップクラスと言われており、カルシウムはほうれん草の3倍、ビタミンCはほうれん草の2倍、鉄分はニラの4倍の量を含んでいます。
花蕾(からい)、茎にはタンパク質、ミネラルが豊富で、便秘の解消、疲労回復に効果があると言われており、βカロチン(ビタミンA)やビタミンCは免疫力を高め、がん予防やかぜの予防に効果が期待でき、更にはお肌を美しくする効果もあります。
さらに、体内の塩分バランスを保つカリウムも豊富で、高血圧の予防や治療中の方の食事に大変向いてます。
また、春野菜独特の苦みに含まれる「アルカロイド」には、ストレス解消効果や疲労回復効果があると言われています。
この「アルカロイド」には、腎臓や肝臓を活性化し、新陳代謝を高めることにより、デトックス効果があることでも知られています。
また、アク(シュウ酸)はホウレンソウの20分の1以下ということと、ビタミンCは水溶性なので、お料理の際には茹で過ぎに注意です。
野菜の中でも、トップクラスの栄養・ミネラルが入っている菜の花ですが、土壌のミネラルが不足した現代の菜の花は、本来の栄養は失われています。
そこで、元々栄養価が高い菜の花にパーフェクトミネラルアイを更にプラスした健康レシピをご紹介させていただきます!
★ 材料 ★
・菜の花 1束(100g)
・長ネギ(白い部分) 10cm
・ごま油 小さじ1
・塩 少々
・パーフェクトミネラルアイ 適量
☆ レシピ ☆
①沸騰したお湯に塩とパーフェクトミネラルアイを入れ菜の花を茹でます。
※菜の花のビタミンは水溶性なので、茹で過ぎに注意です。また、色合いを保つために、水にはさらさずザルに上げてうちわなどで扇いで冷まします。
②水を切り、食べやすい大きさに切ります。
③長ネギをみじん切りにします。
※長ネギの辛さが苦手な方はお水に少しさらすと辛みが和らぎます。
④ボウルに菜の花と長ネギを入れ、ごま油・塩・パーフェクトミネラルアイを適量加え和えて完成です。
旬の菜の花とパーフェクトミネラルアイで一足先に春の味わいをお試しください。