本日は、「高血圧予防には、ご飯食」と題してお届け致します。
高血圧の治療の基本は、生活習慣の是正と、薬物療法の2つに分けることができます。
まず生活習慣の是正が必要となりますが、その中でも食事療法を通しての減量は非常に大事です。
ここで、ある研究の結果を示します。健常な男子10人を対象として、栄養素の配分をほぼ同じように調整したごはん食、パン食を食べてもらい、その前後で血圧や、いろいろなホルモンの値を測定してみました。
その結果、血圧に関連するホルモンや血圧自身には差がありませんでしたが、食欲中枢に作用して食欲を抑えるホルモンであるレプチンは、食事前と比べてごはん食のほうが、パン食に比べ、明らかに減少率が少ないことを認めました。
また、別の調査でもパン食に比べごはん食のほうが、総コレステロールの低下、体重の減少もみられました。
その結果、充分に高血圧対策に繋がっていくことがわかりました。
日頃から、良質なお米を食べることが大切ですよね。
「愛・感謝米」をしっかり食べて、健康生活を送っていきたいものです。