早いもので、あっという間に8月も終わり、9月になりましたね。
一日、一日を大切に過ごしていきたいものです。
さて、本日は、海外での食育事情ということで、アメリカの「家族の日」についてご紹介致します。
アメリカでは、毎年9月の最終月曜日を「家族の日」としています。
『親子で夕食を一緒にする日』だそうです。
国立依存症センター(CASA)が10年以上の時間をかけて調査したところ、家族と食卓をともにしている子どもはアルコール中毒、重度の喫煙、ドラッグなどの依存症になりにくい、ということが分かりました。
このことから、CASAみずから「家族の日」を提唱し、いまでは全米で「家族の日」キャンペーンが行われるようになりました。
CASAの「家族の日」ホームページ
このホームページの中には、
「ふだんは別々に食事をしているけど、この日だけは子どもと一緒に食事をしよう。でも、食卓で子どもとどんな話をしたらいいのか、よく分からない」
という親のために
「会話のネタ集」
が、わざわざ用意されています。
(例)
家の中でいちばん気持のいい場所ってどこ?
もし家族旅行の音楽係をするとしたら、どんな曲を選ぶ?
友達を選ぶときって、どうやって選んでる?
いちばん好きな遊園地ってどこ?
いちばん好きな匂いは?
どんな動物を選んでもいいとしたら、ペットは何がいい?
いまどきのアメリカの親には、こういうものが必要な人がいるのですね。
家族との食事は、「食育」という意味でもとても大切です。
親が「食」、そして健康について、子供たちに伝えることができる時間ですので、出来る限り、一緒に食事を摂るようにしたいですね。