フルボ酸は「美容業界」でも注目されています。
フルボ酸は、アミノ酸、有機酸、ビタミン、生理活性物質、ミネラルを含み、カルボキシル基などの官能基をもっており、抗菌性、抗酸化性なども備えていることから、例えば、シャンプーにフルボ酸を加えると、以下のような働きを出すことができます。
①泡立ちが多くなる。
理由…カルボキシル基が親水基として強化されるため。
②フケ、カユミを減少させる。
理由…抗菌性で毛髪と頭皮が殺菌作用されるため。
③毛髪の損傷などを減らす。
理由…アルカリ性のシャンプーを弱酸性あるいは中性にするため。
④シャンプーのpHを調節できる。
弱酸性のシャンプーにすれば、アルカリ性の中和をしなくてよいため、リンスの節約が出来、pHに無理を強いなくてすむため。
⑤アトピー皮膚炎の治療に役立つ。
理由…アトピー皮膚炎の90%で黄色ブドウ球菌が検出されています。黄色ブドウ球菌によるものは抗菌性で治療できます。
⑥皮膚の老化を防ぐ。
理由…抗酸化性があるので、皮膚の老化防止になるため。
⑦頭皮の活性化栄養を補う。
理由…フルボ酸は、必ずミネラルを保持しています。さらに、アミノ酸、有機酸、ビタミン、生理活性物質を蓄えているため。
⑧頭皮の保湿性維持に役立つ。
理由…皮膚の角質層は、アミノ酸、ミネラル、有機酸、糖質がバランスよく含まれていて、適度な水分を保持しています。フルボ酸は、これらの成分補給をするため。
いかがでしょうか。
健やかな髪を維持するためには、フルボ酸はかかせないですね。