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世界中で食糧価格高騰

カテゴリー:その他のスタッフ 2011.05.13

このところ、食糧価格高騰のニュースを目にする機会が多い。
政府は、輸入した小麦の政府売り渡し価格を4月から5銘柄平均で18%上げると決めました。
実は、去年の6月から75%も上昇しています。
2008年4月に30%引き上げて以来の大幅な価格引き上げとなります。
なお、政府、売り渡し価格は年2~3回改定されています。
今回の値上げは、昨年9月~今月に米国産と豪州産の小麦を買い付けた平均価格をもとに算定したもので、昨夏からのロシアの干ばつや昨年末のオーストラリアの洪水などによる世界的な小麦価格の高騰が反映されました。
食品メーカーや外食チェーンが原料価格を転嫁することで、パンや麺類、菓子などの値上ってしまいます。
農水省は新興国の経済発展などで、小麦やコメなど穀物の需給(ひっぱく)が続き、2020年には物価変動の影響を入れない名目で穀物価格は3割上がるとみています。
また、牛の餌として与えているトウモロコシはバイオエタノールの原料などとして需要が拡大し、世界的に価格が高騰しています。
世界銀行の調べでは、世界のトウモロコシ価格は去年6月から73%上がっていて、今後、日本でも牛肉などの価格に影響もでるでしょう。
小麦やトウモロコシの他にも、コーヒー、食用油、にんにく・・・
様々な食品が値上がりしています。
天災などの影響もあるかもしれませんが、後進国の需要向上も大きな理由です。
また、投機の対象とされていることも要因でしょう。
今後、食糧は世界中で奪い合いが進むでしょう。
日本は、食糧を輸入に頼っていますが、自然栽培を活性させ、安心して暮らせるようにしたいものですね。
農家の方も家庭菜園をされていらっしゃる方も、天災などの影響を受けづらい、自然栽培をしませんか?

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