側頭部にある「こめかみ」。
こめかみの「こめ」って何だかご存知ですが?
実は「米」なのです。
こめかみは、米を噛むと動くことからこめかみと呼ばれています。
しかし、米以外のものを食べても動きますよね?
では、なぜ「パンかみ」「そばかみ」「にくかみ」という名前ではいけなかったのでしょうか?
食べ物の中でも「米」を取り上げて「米噛み」とされた由来は、日本人の主食が古代から「米」であったことや、古くは固いままの生米を食べていたため、よく噛まなければならず、その部分がよく動くからだといわれています。
食べているときに、こめかみを触ってみてください。
動いているのが確認できると想います。
次に、こめかみを強く押してみてください(痛くない程度に)。
脈がとれますよね。これは、動脈が通っているからなのです。
たくさん咀嚼をすると、頭(脳)の血流、頭皮の血流が良くなりますよ。
脳に伝わる運動の刺激ですが、手から25%、足から25%が伝わっているため、老化防止には、よく手を使ったり、歩いたりすることが大切だといわれているのはそのためです。
では、残りの50%の刺激はどこから来るのでしょうか。
なんと、口からなのです。この事実からも咀嚼の大切さが分りますね。
たくさんのお米を甘みを感じるまで咀嚼すれば、健康、そしてボケ防止になりますよ!