昨日、「世界の子供がSOS!THE☆仕事人バンク~マチャアキJAPAN」というTV番組を見ました。
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~番組紹介(番組HPより)~
世界には飢えや貧困、災害、紛争などで苦難を強いられている子供たちが数多く存在する。幼いころから生きるための重要な労働力としてやむを得ず働かなくてはならず、勉強したくてもできない、自分の時間が持てない、という子供たちも少なくない。
そんな子供たちからのSOSをキャッチし、救いの手を差し伸べるのが『マチャアキJAPAN』!
今では活躍の場が少なくなっている”古きよき日本の伝統技術”。それらを継承する職人=”仕事人”たちを現地に派遣し、日本が誇る匠の技で子供たちの苦しい状況を改善するべく尽力する。
しかも現地にあるものだけで作業を進め、現地の人々に「技」を伝授。そしてその技術が現地に根付き、この先もずっと同じ境遇の子供たちが救われていくのを目指す。
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昨日は、アフリカのウガンダ。
井戸も水道もないため、毎日何度も遠い道のりを歩き、子供たちがポリタンクを抱え、池の水を汲みに行っていました。しかも池の水は虫の死骸が浮いていますし、汚い水でした。
しかし、水がないため、この水を飲まなければなりません。
日本人は誰も飲めないような水でした。
そこで派遣されたのが、伝統井戸工法「上総掘り」の名人です。
何日もかけて、地中深くまで掘り、見事井戸を完成させました。完成し透明の水が出てきたときは、とっても嬉しそうでした。
次に紹介されたのが、学校給食です。多くの子供たちが給食を持ってくることができず、何も食べることができませんでした。
そこに派遣されたのが、日本伝統の左官です。
150人の子供たちの給食を作る立派なかまどを作りました。野菜は、農家の方から分けていただき、見事150人分の給食を作っていました。
日本の技術は素晴らしい!
サンクスアイには、アフリカ・ウガンダのような発展途上の地域に伝えるような技術はありませんが、自然栽培の技術を磨き、世界の食糧危機を改善させていきたいと思います。
物やお金の提供は、使ってしまえば終わってしまいますが、技術を伝えることができれば、その後、自分たちの力で発展させていくことができます。
つまり、技術を伝えることが真のボランティアであると思います。