犯罪心理学者の福島章氏(上智大学名誉教授)による50人の犯罪者の精神鑑定において、脳をMRIで精査した結果、驚くべき事実が分かりました。
なんと、犯罪者には「脳の左右非対称」などの奇形が多くみられたそうです。
福島教授によると、50人の犯罪者の脳検診で、これら非対称などの脳奇形は・・・
(1)犯罪者の14%
(2)殺人犯の54%
(3)連続殺人犯の87%
に観察されたという。
窃盗、傷害などから殺人、連続殺人と凶悪になるにつれ、脳奇形発現率も増加しています。
【脳の奇形は化学物質による脳発達の阻害によって起る】
1995年11月、イタリアのシシリー島にて18名の学者が、緊急宣言を行いました(シシリー宣言)。
「環境の中に日常的に存在する化学物質による影響は、生殖系だけではなく、行動的、および身体的異常、さらには精神にも及ぶ。これは、知的能力および社会的適応性の低下、環境の要求に対する反応性の障害となってあらわれる可能性がある」。
さらに、「環境ホルモンは、脳の発達を阻害する。神経行動に異常を起こす。衝動的な暴力・自殺を引き起こす。奇妙な行動を引き起こす。多動症を引き起こす。IQが低下する。人類は50年間の間に5ポイントIQが低下した。人類の生殖能力と脳が侵されたら滅ぶしかない」
化学物質が溢れる世の中で、いったい私たちはどのように生活すれば良いのでしょうか?
( 引用 : 「 新 知ってはいけない!? 船瀬俊介著 徳間書店 )