本日も、昨日、一昨日に引き続き肥毒検査のご報告です。
2010年3月27日(土)に埼玉県春日部市の網本さんの農地(田んぼ)を訪ねました。
前日まで雨が降っていたのですが、当日は良い天気でした。
網本さんは、10年ほど前から究極の米作りを実践されていらっしゃいます。すでに素晴らしいお米を作られていらっしゃるのですが、より良いお米を作りたい!という想いから今回は共同研究をいただくことになりました。
肥毒検査の前にも色々と一般栽培(慣行農法)の米作りがいかに自然に逆らった栽培方法なのかというお話など大変勉強になるお話を伺いました。
上の写真は、苗を作る場所です。
こちらが、自然栽培の共同研究を行っていただく、田んぼです。一昨年までは、一般栽培、昨年からは有機農法を行っていた場所です。
では、肥毒検査の結果をご紹介いたします。
昨日まで雨が降っていたこと、さらに昨年有機農法を行ったこと(有機農法を行うと肥毒が層にならず、バラバラに散ってしまうことがあります)が原因なのか、温度の変化から肥毒層を見つけることはできませんでした。
ただ、20cm付近の層が硬かったため、その付近に肥毒があると思われます。
稲は、秋に収穫する際、一般栽培では全体的に茶色く枯れてきた頃に収穫されます。これは一般的な光景ですね。
しかし、元気な元気な稲は収穫期になっても、幹の部分は青々としており、穂の先から枯れて茶色くなってくるそうです。
この田んぼの稲は秋にどうなっているでしょうか。楽しみです。