病院は安心して利用したい!
入院中も安心して眠りたい。
しかし、その望みを叶えることはできないかもしれません。
実は、耐震性がある病院の割合は56.2%にとどまることが5日、厚生労働省の調査で分かりました。強い地震で倒壊の恐れがある施設が164カ所もあったのです。
厚生労働省によりますと、全国の病院8611カ所のうち、
すべての建物に耐震性があるのは4837カ所(56.2%)。
一部建物で強度不足2595カ所(30.1%)、
すべての建物で強度不足98カ所(1.1%)でした。
つまり、約30%の病院は、地震の際、安心できないということになります。
強度不足が見つかった病院のうち、164カ所は震度6強程度の揺れで倒壊する危険性があるとのことです。
調査は都道府県を通じ、8799カ所を対象に実施。
( 引用 : 2010年1月5日 時事通信社 )