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骨粗しょう症と廃用症候群

カテゴリー:ミネラルについて 2010.09.11

 

加齢に伴い、増える疾患に骨粗しょう症という骨密度が低下をし、骨がもろくなる疾患があります。

 

骨は、カルシウムを中心としたミネラルやタンパク質で構成されていますが、骨粗しょう症になると、骨の内側である海綿骨は、スカスカの状態になっています。

 

そうすると、足を支えている大腿骨骨頭(骨盤と骨のつなぎ目)が転んだ衝撃にて骨折をしてしまうことがあります。

 

大腿骨骨頭を骨折した場合には、人工骨を埋め込む大きな手術が必要となります。

 

この手術を高齢者が行う場合には大きなリスクを伴います。

 

高齢者の場合、手術が成功したとしても、術後、病院のベッドに長期間寝ていることを強いられます。そうしているうちに「廃用症候群(はいようしょうこうぐん)」を起こし、寝たきりになってしまうことがとても多いのです。

 

廃用症候群とは、使われなくなった身体部分の機能が低下し、それが徐々に全身に及んでいく症状のことです。

 

筋力が低下して立てなくなる他、認知症、うつ、床ずれ、心肺機能の低下などの諸症状が出てきます。

 

こうなってしまうと、人工骨をつける手術はたとえ成功したとしても、社会復帰が出来なくなってしまうのです。

 

転倒して大腿骨を骨折した高齢者は、手術をきっかけに相当な割合で、廃用症候群を発症してしまいます。

 

 

廃用症候群、骨粗しょう症にならないためにも、良質なミネラルやタンパク質の補給を行い、そして適度な運動を行うなど、早めの対策をとりましょう!

 

 

( 引用 : 「長寿遺伝子をオンにする生き方」 白澤卓二著 )

 

 

 

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