BLOG

ブログ

神聖なるお米を!!!

カテゴリー:食育 館 幸佑 2014.09.19

皆さん!!!

美味しい『お米』を召し上がっていますか?

 

古来より神聖かつ、命の源、力の源として考えられてきた、私たち日本人の主食である『米』は、不思議な力が宿る神秘的な作物であり、神事には欠かすことのできない特別な存在、神様へのお供え物として、大切に扱われてきました。

 

例えば現在、国民の祝日になっている「勤労感謝の日」である11月23日には、秋に収穫された穀物『初穂』を備えて神様を祭る「新嘗祭(にいなめさい)」として、今に引き継がれ、天皇が行う大切な祭儀となっています。

 

「稲(イネ)」の名前の由来は「命の根(イノチノネ)」だと言われています。

そうです!その神聖な命や力が「籠め(コメ)」られている「米(コメ)」を私たちは食しているのです。

 

それらは漢字にも表されており、元気の「気」という文字は元々「氣」と書き、「米」の字が使われていたのです。いかに『お米』を神聖なパワーフードとして、ありがたく戴いていたかが容易に想像できますね。

 

現代社会では、コンビニエンスストアやスーパーなどで手軽におにぎりが買えますが、戦後の食糧難の時代に白米飯を「銀シャリ」と呼んだように、ひと昔前まではお母さんの握るおにぎりこそが、唯一無二の力の源泉だったように思います。

 

そして今も昔も、祝い事や景気付けに欠かせない、餅や酒も『お米』からできています。

私がよく頂く「力うどん」も、『お米』で作られた餅によってスタミナが得られるという、お米の力がしっかりと表現されている日本らしいネーミングだと思います。

 

とにかく、お米作りにはたくさんの日数と手間がかかります。

「米」という字が「八十八」と書けるように、お米が食べられるようになるまでに88回の手間がかかるという意味があり、また「八十八」の神様が宿るとも言われています。

 

苦労をして育てられた神聖なる『新米』が間もなくお目見えするこの季節。

ごはん茶碗を両手で包み、一粒一粒の『お米』に感謝の気持ちを籠めて言いましょう。

 

「頂きます!!!」と・・・

 

感謝を籠めた一膳は、より一層美味しさを感じることでしょう!!!

サンクスアイ株式会社
〒861-8035 熊本県熊本市東区御領6丁目1-6
TEL.096-285-3910 / FAX.096-285-3513

日本の農業を変えて、世界の食を正す。
サンクスアイは、植物性ミネラル・フルボ酸を通じ、土壌改良を行い、本物の食物が収穫できる愛産物農法の普及を行うことにより、日本の食の明るい未来を応援しています。

カテゴリー

月別記事一覧