新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
さあ、2016年ですね!
埼玉県杉戸町はすっきり青空が広がって暖かい陽射しが注いでいますよ。
みなさんは、どんなお正月をお過ごしでしたか?
私達家族は毎年のごとく、実家の京都に暮れから里帰りをしてきましたよ。
やはり暮れは、お楽しみの・・・全フロア丸ごとお正月食材で華やぐスーパーをめぐる!
娘たちが、並んでいる金時人参を見て、人参の色が濃くない?と聞いてきました。
里芋ではなく八つ頭(やつがしら)、
見たこともない慈姑(くわい)、
子ども達の人生で何度食べたことがあるかな・・・の百合根(ゆりね)、
大根の育ち途中じゃないんだ!の日野菜(ひのな)・・・
もともと関東と関西ではスーパーのラインナップが違うこと、特に日野菜は滋賀県生まれで関東ではほとんど見ないですし、それに加えてのお正月仕様。
普段とは違う食材を見ることが出来て、視覚からは非日常を満喫!更には、お雑煮に入った八つ頭の、里芋とは違うねっとり感に感動!五感でお正月を迎えてきましたよ。
・・・一方、そんな「毎年恒例」とは違って、なんて暖かいお正月・・・でしたね!
初詣の近所の神社まで歩くとコートの下は暑いくらいでした。
以前、秋の畦の写真をご紹介した時には、これから景色は茶色く・・・なんて書きましたが・・・
まだ茶色くなってない!
クローバーの葉先が赤茶色く、少しは冬仕様の色になっていますが、真冬とは思えぬ畦の色です。
今年は全国規模で近年稀に見る暖かさとのこと。
本来は、成虫が冬の寒さで死んで、卵で越冬、春ようやく卵から孵り幼虫になって・・・というプロセスを経て初夏に成虫になってまた卵を産むのですが、
こう暖かいと、成虫のまま越冬出来てしまい、春からすぐに活動を始めたりして、
つまりは前年度の秋の世代が、普段より多く繁殖活動をできることになり、大発生しやすくなってしまいます。
一度大発生すると、天敵の数が追いつかずに虫たちの勢力図、バランスが変わったりします。
大きな目で見れば、それも自然がバランスをとる途中の姿ですが、農家にとってはその年の収量が左右されたりと、なかなかに難しい問題です。
こういう時、人間は祈るしかありませんね。
冬が冬らしく、キリッとした寒さがやってきますように。
さて、1月3日、初夕陽が杉戸を包みました。
一年が始まったことを実感しましたよ!
皆さんの2016年が幸せ一杯の、素敵な年になりますように。
また今年も、サンクスアイさんの愛感謝米が育つ田んぼの様子をお届けさせていただきます。
皆さんとお米との橋渡しをさせていただきますので、よければお付き合い下さいね。
網本朝香
あけましておめでとうございます。
カテゴリー:共同研究農家 2016.01.08