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葉先のつぶつぶ

カテゴリー:共同研究農家 2015.08.14

こんにちは。

立秋を迎えて、暑さはピークを過ぎた感がありますが、それでもまだまだ暑いですね~。

夏、内陸の埼玉のお天気と言えば、熊谷の気温が有名ですが、やはり同じ埼玉県下、サンクスアイさんの愛感謝米が育つ春日部も暑い!

ピーク時は、口を開くと一言目に「暑い~」とつい出てきます。

ですが、春日部杉戸などの田園地帯では、夕方になると涼しい風が吹きわたり、夜になるとクーラーがいらない日も多くあります。

よほどでなければ熱帯夜にならず、夜のお散歩なら羽織るものがいることも。

これは、実は田んぼがもたらす意外な側面で、都会から流れてくる暑い風が田んぼの水や稲でクールダウンして気温が下がり、夜も過ごしやすくなります。

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早朝、稲につぶつぶ水滴がついています!

写真の日は曇り空でしたが、晴れると朝日を浴びて一粒一粒がきらきらと、田んぼ全体が煌めいています!

元気な稲は、吸い上げた水を葉で放出しているのですが、夕方から朝にかけては冷えて水滴になり、葉先につきます。この水滴が涼しくなる要因の一つ。

コンクリートは熱持ちが良く、夜になっても熱いままですが、人間など生きものは、汗を出して体温を下げて一定に保っていますね。
稲や植物もこうやって吸った水を放出して温度を下げています。

その冷えた植物の周りを通る風は冷えてゆき、辺り一帯の気温も下がります。

日中ひそやかな蛙も、涼しくなる夕暮れと共に合唱!私達人間も一息つくことが出来ます。

そろそろ酷かった暑さもひと段落して、穂も出て来る頃でしょうか。

次回には穂が出揃っている様子がお届けできると思います。

まだまだ暑いですが、夏後半を元気にお過ごし下さいね。



網本朝香

サンクスアイ株式会社
〒861-8035 熊本県熊本市東区御領6丁目1-6
TEL.096-285-3910 / FAX.096-285-3513

日本の農業を変えて、世界の食を正す。
サンクスアイは、植物性ミネラル・フルボ酸を通じ、土壌改良を行い、本物の食物が収穫できる愛産物農法の普及を行うことにより、日本の食の明るい未来を応援しています。

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