こんにちは。暑いですねー!
もうそろそろ梅雨があけますね!
そうなると埼玉では35℃超え、いよいよ子ども達が待ちに待った夏休みです!
サンクスアイさんの愛感謝米が育つ埼玉県春日部の田んぼも、順調に育っていますよ!
少し前、7月8日の写真です。
スタッフが水管理の際撮ってきてくれました。
水面が黄緑色ですね。これは浮草(うきくさ)です。
水面をかなりおおっていますね!
浮草や藻が繁殖すると遮光効果になって、泥の表面に生えた草が光合成できなくなり、草が生えにくくなります。
愛感謝米の田んぼも、今年はずいぶん生えていないようです。
浮草や藻は、特に藻のアオミドロは、米ぬかの養分が好きだとのこと。
まいておくと自然と繁茂してくると稲葉先生に教わりました。
自然と抑草できる道も沢山あるんですね!
稲も米ぬかは好きなので、一石二鳥、一糠で稲、藻、浮き草、その他沢山です。
前々回、田植え後にまいていたベージュのものが米ぬかです。
今年は量を増やしてみたところ、他の田んぼでも藻がずいぶん生えて抑草につながっているようです。
この浮草や藻達は、枯れると微生物が分解して肥料分となり、自然の追肥にもなるそうで、無理なく無駄なくシンプルに、と良くできています。
除草剤で全てを枯らしてしまうことはできますが、そうすると、どうしたら草が抑えられるか、工夫や研究をしたり、できなければ先生に教わろうとすることもないのかもしれません。
工夫や意欲、知恵が廃れて、画一的な農業になってしまうことは、とてももったいないことだと思います。
さて、先週、生きもの先生、植物先生にお願いして、田んぼの生きもの&植物調査をしました!
先生がナビをして下さったので、普段は気に留めないような雑草や小さな生きもの達の世界がのぞけましたよ!
前回の写真のアジア糸トンボのヤゴです。
お尻から三本生えているのはエラ、これで呼吸をするんだそうです!
何とも不思議な感覚です。
糸アメンボです。細い!幅1ミリ程度です。
草の上に乗っていますが、見えるかな・・・。よほど目を凝らさないと見つけられません。
よくつかまえたなぁ。
こちらもアメンボの仲間ですが、こちらは小さい!体調2~3ミリぐらいでしょうか。
名前は教わったのですが忘れてしまいました。
2種類とも、水たまりなどによくいるアメンボの仲間ですが、あのアメンボはかなり大型。
このような小さな種類は、やはり環境に左右されてしまうわけで、小さな生きものがたくさんいるのは有機田んぼの特徴です。
長く続いた梅雨はうっとうしく感じましたが、、
雨がちで気温が上がらなかったことが幸いして、たくさんの生きものに出会えました!
網本朝香
順調に育っていますよ!
カテゴリー:共同研究農家 2015.07.17