梅雨空が続きますね。
みなさんいかがおすごしですか。
前回の記事の少し後に、
サンクスアイさんの愛感謝米が育つ田んぼ・・・埼玉も入梅しまし
雨が降らない日も、カラッと晴れないのが梅雨ですね。
特に今年はどんよりとして、今のところ梅雨らしい梅雨です。
さて、遅くなりましたが、愛感謝米が育つ、埼玉県は春日部市、金
晴れていれば空の広い、大きな田んぼですよ!
苗は、稲葉先生提唱の成苗稲作の体系で、ポット苗箱で成苗(4.
サンクスアイさんのミネラル、アースジョイが、苗箱35枚につき
ベージュの粉っぽく見えるものは、米ぬかを発酵した肥料で、田植
まだ、植えたてで傾いたりしていますが、苗は成苗まで大きく育っ
おや、よく見ると・・・葉っぱの上が切れていますね。
今年の育苗期間の気候は順調で、苗はぐんぐん大きくなり、
その一方で、作業上の都合として、お世話させていただく田んぼが
田植えをする際に苗が田植え機に引っかかってしまうようになった
つまりは散髪の後です。
そんなことをして大丈夫かしら、ですが、大丈夫なんだそうですよ
稲は、葉先から伸びていくのではなく、根元から押し出すように成
また、この葉齢になっていると、葉先が切られても光合成量は十分
問題ないそうです。
もちろん手間もかかるし、そのサイズまでに植えられたらやらなく
猫の手も借りたい・・・。
ちなみにですが、苗の散髪といえば、
埼玉は日本一、夏の日照量が少なく、稲作期間に曇天が続く地だそ
(冬場は見事な快晴なんですがね)
曇り空だと植物は、もやしのように縦に縦に背丈を伸ばしてしまう
そのため、自身が光合成するエネルギーを背丈、つまり葉っぱ・・
このワラ育ての対策として、もっと大きくなった頃、田んぼの中で
機械植えのための散髪とは意味が違いますが、すごいことを思いつ
農作業において、昔から、経験的に良かれとされて実践されていた
感性と経験の蓄積は時代を超えて大切にしていきたいものです。
ところで、こんな綺麗な若草色の葉っぱを散髪と聞くと、思わずか
今回の散髪はせざるを得なかったわけですが、全体の流れや、稲が
その植物にとって最終的に子孫繁栄になって、こちらも意味があっ
どうぞ、かわいそう・・・でなく、微笑ましく見守って下さいね!
・・・ちょっと見た目がアレですが(笑)
さあ、梅雨の雨をぐんぐん吸って、健やかに育ちますように!
網本朝香
田植えが終わりましたよ!
カテゴリー:共同研究農家 2015.06.19