こんにちは。
北の方で雪が降ったとのニュースを見るたび、冬だなぁと思う一方、
まだギリギリ日中は薄手のコートで過ごせる埼玉です。
みなさんの地域ではいかがでしょうか?
先週、11月半ばに、外に干してあった社長の欣ちゃんの洗濯物に、秋茜(あきあかね)・・・かな?
赤トンボがとまっていました。

赤トンボの種類、判別は私には大変難しく、明言を避けますが、
もし秋茜だと、赤トンボの括りの中で、一番有名な赤トンボでしょうか。
?一番有名な赤トンボ?
・・・そう、赤トンボとは、広くは、秋になると赤くなるトンボの事だそうで、
一番有名で、全国的に分布している「秋茜」や
眉が縦で困り顔の「眉立茜(マユタテアカネ)」
羽の先が茶色い「熨斗目(のしめ)トンボ」
ほとんど赤くならないですが、主に九州分布の「薄羽黄とんぼ」
その他、専門的すぎるので割愛させていただきますが、
広くは、それらも赤トンボと括るのだそうです。
あの有名な童謡を聞いて思い浮かぶトンボが、人によって違うと思うとびっくりなのですが、
通常は秋茜を赤トンボと言うそうです。
さてさて、珍しいなぁと思いながら赤トンボの写真を何枚か撮りました。
この赤トンボが秋茜だったとしたら、
秋茜は体が小柄なので、一回り大きな熨斗目トンボに比べて、飛べる時間が長いそうで、
止まってもすぐに飛び立ち、このように落ち着いて写真を撮らせてくれるのは、なかなか珍しいのです。
それは、恐らく11月半ばで、寒くなって動きが鈍い・・・
或いは、もうすぐ寿命なのかもしれません。
晩秋たまたま撮った写真一枚に、
生きものの寿命と、季節が次に進むことが撮し込まれているんだなぁと、しんみりでした。
写真は1週間ほど前のもの、今はまったくトンボを見なくなりました。
今回は、小さい秋ならぬ、冬の訪れ見つけた・・・でした。
網本朝香