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奇跡のマンゴーを育てる沖縄スピリッツ「てぃあんだー」

カテゴリー:共同研究農家 農業について 館 幸佑 2013.12.20

 

沖縄は12月でも気温20℃を超えます。

そして間もなく、マンゴーの花が咲きはじめます。

あたたかいのは、気温だけではありません。

そう、人の心もあたたかいのです。



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サンクスアイ農法ファーミングリテラシーで、マンゴー作りに命をかけておられる大城さんの情熱は、前回に記述しましたように、マンゴーを育てる環境づくりに反映されていました。

マンゴーにクラシック音楽を聴かせたり、ときにはビートルズや歌謡曲まで・・・

また、果実の糖度を上げるための日当たりの確保に工夫がされていたり、土づくりのこだわりとして、枯れ木や枯れ葉を土にまいたり、土壌の浄化と活性のためにアースジョイが使用されたり、マンゴーにそそぐ愛情に限りがありません。

 

どうしてそこまでこだわるのでしょうか・・・

それは、大城さんそのひとを育んできた「沖縄スピリッツ」が、あることが判明しました。

その「沖縄スピリッツ」というのが、「てぃあんだー」という言葉に集約されます。

てぃあんだーの「てぃ」は「手」を意味しています。

「あんだー」は「油」、すなわち手油をつけ、ものに触れて作り上げる。

言い換えれば、「心を込めてつくる」ということなのです。

 

また、初めて会った人には、「いちゃりばちょうでー」と言います。

これは、出逢えば兄弟であるという意味!!

そう、人は出逢えば兄弟として、心の絆を結ぶということなのです。

 

人に対しても、物に対しても、ポジティブなものの考え方をしています。

人間も、一人一人個性が違うように、マンゴーもひとつひとつ個性が違います。

そして、生命力が違います。

同じ環境であっても、育ち方が違うということなのです。

だからひとつひとつのマンゴーに、心を込めて語りかけます。

決して、このことを怠りません。

マンゴーに宿る心と向き合って会話します。

「てぃあんだー」という沖縄スピリッツ、これこそが、どこにもまねのできない、奇跡のマンゴーの美味しさの秘密なのです。

 

私は、音楽の世界でビートルズのリンゴスターが、世界中の人々を感動させたように、果物の世界で、沖縄のマンゴーが世界に発信する日も近いと思っています。

『マンゴースター』の誕生です。

 

 

 

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