以前にも少しだけ書いたのですが、現在世界の食料は非常に深刻化しています。
穀物は、現在1年前の30%ほどは高騰しています。
震災での被害が引き金になって、食糧があっという間に無くなりました。
買いたくても買えない状況があったのを、身を持って感じたことだと思います。
世界情勢を見てみると、この状態は近いうちに恒常化することも考えられます。
つまり、お金があっても買えないということがあるのです。
日本では、政府が大きな変動を避けるために、重要なものには緩衝を入れます。
そのおかげで、安定した生活が遅れているのかもしれませんが、かわりに世界の実態が判らなくされているのかもしれません。
もはや危機感を持っていない人は、いないのではないかと思いきや、全く関心のない人が多く驚く現状です。
世界情勢は、今後食料の高値安定に向かうことと思います。
中国に続き、インド、アフリカへと経済が流れていくにつれ、多くの人口を持つ地域では消費活動が激しくなり、食料事情も変化していきます。
経済の力関係が変わっていく中、日本は買い負けることが多くなり、食糧が輸入しずらくなっていくのではないかと考えています。
生活サイクルを考えて、備える必要があると思います。
一般的には、農業は肥料農薬も入りずらくなってくることから、現在の慣行農業もつらくなってくるだろうし、日本の技術による野菜工場などに、シフトせざるを得ないかもしれません。
そうなればコストも上がっていきます。
日本にとって大変な時代が待ち受けているのかもしれないという事を、私たちは理解し対応を考えておかねばなりません。
≪サンクスアイより≫
食について紹介した、こんな映画がございました。
自然栽培の普及、愛産物の普及により、安心安全な食品を誰もが食べられるようにしていきたいと思います。