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ちょっと休憩話

カテゴリー:共同研究農家 2010.11.18

 

農業は休む暇がありません。
その変わりいつでも休めます。
しかしちょっと気を緩めると適期を逃してしまったりします。
天候との駆け引きを余儀なくされますので、ノンビリするということは無いですね。

人が休もうが何しようが、彼らは生きるために頑張っています。
人から見れば生産物でも、そこには生きているという命の現場があるのです。
そこには到底理解できないほどの活動があり
その一部を見て管理していると思いこむ農業者があります。

自分でやってみて感じることは、「わからないことだらけ」です。
科学的に見ていかなければ、観察だけではわからない。
たくさんの技術の積み重ねが今になっていますが
それを解っている人はあまりいないでしょう。

自然農に向かった先人たちは、継承した理論と技術に自分の実践からの情報を重ね合わせ
さらに技術を向上させてきたと思います。
しかしながら、頭に置いておく知識の幅があまりに多く
なかなか繋がっていかないと思われます。

農大の学生によると、専門知識は関連との並びが解らず理解しにくいらしいです。
総合的に見る方法を取らなければ、大事な順番がわからない。
農の現場に要求される一番大事な部分です。

何故、農?

そこから考えることが大事なのですが
そういうことを考えることが無いに等しいのではないでしょうか?

食は体を作る事。

食は心を満たす事。

それはそれは大事な事であるはずなのに
間違っている人が多くなっていないでしょうか?

何かがおかしいからいろんな病気とかアレルギーとかが出てきているのかもしれません。

このまま突っ込んで行くと、生きるということ
命とは何か?というところにまで行き着きそうです。

そこまで考えなくても
せめて自分が生きているのは
食べるという事で成り立っているということを考えてみましょう。

植物は自分で糧を作れますが、動物はその植物が作ったものを
食することで生きていけるのです。

その大事な事をたまには考えてみましょう。

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