お米は好きな状態で食べるのが一番いいです。
玄米であろうと白米であろうと
自分が好む食べ方がいいのです。
好きだからこそ食べられるんですね。
そこにちょっとした知恵を入れる程度がいいのではないですかね。
最近ではモチ系の米がたくさん出てきていますが
これは胃に負担を掛けるのだそうです。
だからたくさん食べられない。
昔はモチ系ではなくうるち米系でしたのでたくさん食べられたそうです。
その差はアミロースという成分の量により決まるらしいです。
日本で一番好まれているコシヒカリは15%程度
アミロースが少なくなり、無くなってしまうとモチ米になります。
私の自然栽培でのヒノヒカリは18~19%
通常のものは15~16%です。
粘るものが美味しいと思われているから
モチ米に近いものが生み出されています。
ミルキークゥィーンという品種は12%くらいだったかな?
旭1号は21%くらいですかね。
このくらいになると普通の米はパサつく感じになるようです。
しかし旭1号はそうはならないんですよね。
だからこそ美味いんでしょう。
ちなみにミルキークウィーンはγ線をあてて突然変異を起こさせて作られた品種です。
遺伝子が壊れたところから修復する過程で違ったものが生まれてきたんですね。
こうゆうことではその後の生態系にどんな影響が起きてくるのかはわかっていません。
恐いですね・・・・
お米は
精米すると酸化が早くなるので、出来るだけ早く食べていただきたいですね。
自然栽培では酸化しにくいものになりますが
条件がそろえば酸化するし、カビも来るかもしれません。
何も考えずに保管するのはもったいないです。
コンビニ弁当が腐らないのは防腐剤がたくさん入っているからなんです。
できれば食べる直前に精米して炊いた方がいいですよね。
精米の仕方はあまり皮を取りすぎない事。
皮のすぐ下にいいところが集まっています。
真っ白にするのはいいところを捨てているようなものです。
やってはいけないこと
発芽させないこと。
発芽玄米がもてはやされていますが、
いいところの事しか言われていません。
発芽するとそれを助けるための成分が出るみたいですが
自分を守るためのホルモンを出しているそうです。
これは生殖機能に害があるそうなのでやらないでください。
発芽しはじめたものを鳥は絶対に食べないと聞いたことがあります。
いいことを謳っているところには反することが無いのかどうかを考える必要があります。
食べるという行為は自分の体を作ることであり
心を満たしてくれることです。
考えすぎるのは良くないですけど
今の時代は危険と隣り合わせです。
多少は考えたがいいのではないかと思います。
自然栽培だと大丈夫でしょうけど
過信するのもどうかと思いますよ。
要はバランスだと思っています。
そういうところまでを考えての米作りは悩む事も多いですが、
たくさんの賛同いただく人にためにずっとやっていきます。