自然と言葉は簡単ですが、その自然は人間の知らない世界が広がっています。
大きくは宇宙から小さくは原子の世界まで。
その全ての影響を受けながら、ほんの少しの性質を利用させてもらいながら人間は生きています。
そこには人間が必要とするとかしないとかの話ではなくて
整然と流れていくルールがあるようです。
そこのほんの一部を使わせてもらって生きていくのが生物なのでしょう。
地球ができてから46億年の時間が流れていると言われています。
その時間を一日、24時間にあててみると
現在の人間の祖先ホモ・サピエンスが登場するのは23時間と57分
地球の歴史上では人間はわずか3分の活躍でしかないのです。
そのわずかな時間に驚異的な進歩をとげた人間が自然を解れということ自体無理なのかもしれません。
どこかで聞いた、地球を守ろうという言葉がむなしくなりますね。
人間の勝手な奢りとは関係なく、地球は、自然は動いています。
自然は人の思い通りになるものではないのです。
自然はそこにあるルールに従って動いているのです。
その動きを少しでも知ることによって便利な生活をすることが出来ているのですね。
自然のルールとはどういうものなのか?
少しそこを考えることで楽に暮らせるのかもしれませんね。
自然栽培とはそのルールを少しでも知ることで農産物の生産をすることが出来るということでしょう。
人の手が入ることですでに自然とは言えないのですが
自然の流れに少しでも近づきたいという願望からの勝手な思いですね。
それでも自然栽培はなかなか凄いぞと思えるのは
人間の本能に近いからだと思います。
本来自然が与えてくれたもので生物は生きていけたのでしょうけど
知恵を持った人間は便利なものを追いかけて楽になりたいと思ってきた。
それが行きすぎて違う方向にいってしまったのが現在ではないかと思います。
本来の方向に戻らなければという本能が自然栽培を注目することになったのかなと思ったりしてます。
そんな思いから自然を見ることの必要を感じます。
自然とは何なんだろう?
自然のルールとは何か?
そういうことを考えて自然栽培に向かうのです。