端境期の中でもどうにか野菜を作りたいと
ハウスにていくつかやっています。
当然肥料も農薬も使いません。
今までこのハウスには肥毒の塊が出来てしまって
そのままではどうにも駄目な状況でした。
何故肥毒の塊が出来たかというと
ハウスの中の隔離されたところでは自然と循環が違うからです。
自然の循環では空から雨が降ったり、太陽の光で水分が空気中に抜けたり等
ちゃんとした流れが出来ています。
ハウスでは雨は降らないし抜けた水分はビニールで止められ落ちてきます。
そこに偏りが出来て土に中で肥毒を形成するのです。
そこで必要でない時はビニールをはずし、自然の循環に戻してやります。
その作業と、今回は肥毒の解消方法のテストをやってみました。
いや~ビックリです。
すぐにはわからなかったのですけど
良く見ると綺麗な野菜たちが育ってきています。
あきらかに今までと違う姿を見せています。
おそらく写真では見分けがつかないし
現物を見ても解らないと思います。
そこまでの状況の比較が出来ないと解らないのです。
おお~~!!」と感嘆する状況が起きています。
現場を見ていないとわからないこの感動。
見た瞬間にこれはいけると思いました。
やっている本人はわかるのですが、これだけでは説明に不足なので
今後もサンプルをとり、多くのデーターをもとに説明できるようにしていきたいと考えています。
どんなにいいものでも、使い方を間違えれば結果が出ません。
どうすればいい結果を出せるのかの押さえが必要です。
その作業手順のマニュアルを作らなくていけない。
いや~楽しみです。
自然栽培と肥毒の解消方法の組み立てが出来れば
革命ですね。
この日本から害のある肥料と、農薬を排除できるかもしれないのです。
農産物を作るのには、農産物に与えるものは必要ないのです。
土を作る事さえ考えれば良かったのです。
土を作るには有機物が必要です。
だからそれを肥料と勘違いされる人もいるのですが
土を作るために必要なものと、作物に与えるという感覚では全く違います。
自然栽培の奥義がそこに隠されているのです。