毎日散歩に行きます。
犬と一緒に歩いて周りの観察をするのです。
私が住む菊池ではあちこちで菜の花がたくさん咲いています。
もう種を残そうとしている状態なのですが
花も元気に見えます。
この菜の花の葉を良く見てみると
種を残す準備をしているので養分がそちらに向かい
葉自体は弱ってきています。
だけど、どう見ても虫食いなどはありません。
ここは菊池川の堤防ですので、誰も何かをしているわけでもなく
肥料も農薬も関係ありません。
それなのにこんなに誇って咲く花、綺麗な葉が見て取れます。
他の草もそうなんです。
どれも虫食いの葉はなかなか見ることができないのです。
これはどうしてなんでしょう?
いったん人が作るという行為になると
虫がきて葉が食われ、穴のあいた野菜になってしまうとは・・・
自然と、生産するという過程での違いは何なのでしょう?
そこが自然栽培の入口なのです。
自然の流れを生産に取り入れて作物に育ってもらう。
これこそが自然栽培なのです。
自然の流れを再現して栽培に繋げる技術
放置しては時間のかかる自然の流れを
ちょっとの手伝いで栽培にできるのです。
そこに肥料も農薬も必要ありません。
みごとにバランスされた自然の食材が出来てくるのです。