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農業について

2014年12月 5日

いよいよ冬です

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |

こんにちは。寒くなりましたね!

 

愛感謝米の田んぼがある埼玉県でも、いよいよ冬となりました。

 

うちの田んぼも、11月は緑だった蘖(ひこばえ)が寒さにあたって茶色く枯れてきました。

 

 

AI20141205.jpg

 

 

畦の野草も、種をつけて枯れたりと、

これからどんどん田んぼは茶色くなっていきます。

 

そう、しばらく・・・

早春、枯れ草の下から小さな緑の新芽をだすまで・・・は、

写真を撮っても撮っても、変わらず茶色いという日々が続きます。

 

うーん。

 

ということで、冬の間は、生きものや雑草特集をしていこうと思います。

 

 

AI2014120502.jpg

 

 

畦のコセンダン草の種です。

 

元々、北アメリカからやってきた外来種だそうで、明治時代に確認されたとか。

時を経て、平地の空き地や畦など、日本全国に増えたようです。

 

 

増えた理由は、この種の先の「フック」!

 

 

Ai2014120503.jpg

 

 

とにかく引っかかるのです!

 

服に!猫に!靴下に!

 

自転車で、車を避けようと畦際を走ろうものなら、

靴下にいっぱい種がくっついちゃった、なんて事があります。

 

もちろん洗濯機では落ちないので、手でぶちぶちと落とす羽目になるのですが、

 

 

賢いのは、夏の間は背丈は、30センチに届くかどうかなのですが、

秋、花をつけ種になりだすと、くっつくぞと言わんばかりに、茎がぐんぐん伸びるのです!

 

最初は出る杭(くい)頭を打たれないよう、平均的な背丈に抑えて、草刈に逢わないように身を潜め、

種をつけると遠方に広げようと背丈を伸ばす・・・。

 

そうして、動いている人間や動物に、ばっちりフック!

 

引っ付かれた私や動物などが嫌がりそうな、「ちょっとチクチク感」満載で、

 

しかも、しばらぁくしてから気づく程度のチクチク感、

気づいた「ちょっと離れた先」で、猫にいにゃ~んと種を落とすよう毛繕いをさせたりして、

 

無事、落とされた先で子孫繁栄を成し遂げるわけです。

 

種の構造からして、フックは移動に徹し、種部分に影響がないような形になっていたりと、

 

生きる事、子孫を残す事へのすごい執念を感じます。

 

 

この執念は、他の植物にも往々にして見られ、

タンポポも、花が終わり種になると、風をつかまえようと、

急に茎が伸び、綿毛を風に乗せようとします。

 

また、移動手段の綿毛と、発芽の為の部分と、二部構造になっているのも似ています。

 

・・・いやいや、やっぱり綿毛とか可愛いもんじゃなく、

もっと凄まじい執念を私が感じるのは、やっぱり

 

フック!

 

だからですかね。

 

 

ちなみに、タンポポにしても、外来種の西洋タンポポの方が、

ザリガニだとアメリカザリガニの方が・・・と、

何にしても、外来種の方が、大型で種の数も多く、強い印象があります。

 

このコセンダン草も、日本の生態系が被害を受けかねないことから、

要注意外来生物に指定されているそうなので、

 

日本固有の草がすみかを失わないよう、

靴下に種がくっついた際は、チクチク感をガマンして、

自宅に帰ってからゴミ箱に捨てるようにしていますよ。

 

 

明治に船でアメリカ、ヨーロッパと視察に海を渡った岩倉使節団・・・

西洋は、人も、生きものも、全部強いとの印象を受けたとのことですが、

 

その頃に、靴下なのか足袋なのかにくっついてきただろう?コセンダン草、

100年を経て、やっぱり舶来ものは強かった!と証明されているのでしょうか。

 

 

網本朝香

豊かさの先に、食べられる喜びを
サンクスアイは、植物性ミネラル・フルボ酸を通じ、土壌改良を行い、
本物の食物が収穫できる愛産物農法の普及を行うことにより、
日本の食の明るい未来を応援しています。
サンクスアイ株式会社
サンクスアイ 株式会社
〒861-8035 熊本県熊本市東区御領6丁目1-6
TEL:096-285-3910 FAX:096-285-3513

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2014年11月 7日

蘖(ひこばえ)から

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |

11月ですね!

 

朝晩は息が白く見える日もあって、ずいぶん冷え込んできたなぁと感じますが、

日中は汗ばむ陽気だったりで、寒暖の差が激しい埼玉です。

 

皆さんはいかがおすごしですか?

 

秋も深まり、茜色に包まれた田んぼは一仕事終えて、休んでいるかのように見えます。

 

 

20141107.jpg

 

 

が、土の中・・・微生物の世界では、

ワラや根っこなどの残渣(ざんさ)を分解したりと、まだまだ活発に動いています。

 

という理由は蘖(ひこばえ)!

 

難しい字ですね。

 

本来は木の切り株から生える新しい枝の事だそう。

切り株を親、新しい枝を孫(彦、ひこ)と見立てているのだとか。

稲の切り株から、もう一度生える稲にも使う言葉だそうです。

 

さて、この蘖が生えているという事から、

土の中の根っこや、その周りの微生物は、まだまだ活動をして動いているんだなぁと押し量れます。

 

寒さ到来が遅く、いつまでも暖かい年は、蘖はどんどん伸び、

田植え後かと見紛うほど青々として、穂までつける年もあります。

 

 

2014110702.jpg

 

 

写真は二年前、2012116日撮影。蘖伸びてますね!!

青々として、ぱっと見は初夏に見える程です。

中身はスカスカですが、短い穂まで出て、収穫できそうな勢いです。

 

対して下は今年2014116日の写真です。

 

 

2014110703.jpg

 

 

秋の田んぼだと一目でわかりますね。

 

 

蘖の様子から、今年は少なくとも一昨年よりは、寒さが若干早くにやってきたと言えるでしょうか。

 

 

これが、うちの田んぼだけの状況であれば、蘖を伸ばす体力も残っていない程、肥料分が足りなかったとも測れますが、

周りの田んぼも差ほど変わらず、どうやら気候の話のようです。

 

これから寒さが厳しくなると、葉や根っこも寒さに耐えられず、

また、微生物の活動も密やかになり、蘖はこれ以上伸びずに枯れていきます。

 

そうすると、本格的に寒さがやってきた・・・土の中まで冷えてきた、

田んぼも、農作業も、稲作人の気持ちも一休み一息、となります。

 

 

大袈裟ですが、季節をただ過ごすだけでなく、

少し注意して立ち止まってみると、自然が色んな事を現していることに気づかされます。

 

自然、地球の事に、より敏感な生きもの達の様子から、私達人間は知らされる事も多いはずです。

 

四季があり、美しい国土の国に生まれ育った、有り難い瞬間なのでしょうね!

 

 

これから紅葉の美しい晩秋、樹々の鮮やかな色合いに、春から夏、秋の日々が刻まれています。

忙しい中ですが、時には立ち止まって見たいものですね!

 

 

網本朝香

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2014年10月24日

教わりました

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |

こんにちは。

 

埼玉県では、このところずっと雨が降り、田んぼも洗濯物もなかなか乾かない毎日です。

 

皆さんはいかがおすごしですか?

 

稲刈りが終わると、お礼肥・・・一年のお礼を込めて肥料をまき、固まった田んぼを耕します。

長かった栽培期間が終わり、一息です。

 

・・・と言いたいところなのですが、この長雨で田んぼに入れず、お礼肥や耕すこともまだ先になりそうです。

 

 

AI20141024.jpg

 

 

さて先日、社長の欣一が、お米の袋詰めの行程での講習を受けに、栃木に行ってきました。

稲作の先生にも久しぶりにお会いしてきました。

私達に成苗稲作の体系を教えて下さった稲葉先生です。

数年ぶりになってしまったので、私も娘を連れて同行してきましたよ。

 

お元気に海外も飛び回ってらっしゃって、ご活躍何よりでした!

 

講習を受け終わって雑談の中で、

事務所の南側の田んぼに、今年は随分草が生えてしまったので、原因について質問したところ、

即答で、田植え直前の「代掻き」に問題があるのでは?とアドバイス下さいました。

 

 

代掻き・・・田んぼに水を入れ、トラクターで耕し泥を均(なら)す作業で、

慣行栽培では、田植えがしやすいように準備として、「田植え直前に一回」が通常ですが、

 

先生の成苗稲作の体系では、

泥を均すだけでなく、「草を抑える意味がある代掻きを田植え前に数回」との事なのです。

 

慣行栽培とは代掻きの目的も変わってくるので、そのやり方が特徴的なのですが、

 

どうやら私達の2、3回目の代掻きの仕方がまずいのでは、と教えて下さいました。

 

また、杉戸あたりの田んぼの特徴でもあるのですが、ねっとり粘土質な田んぼの場合、

 

土の中の酸素が少なくなりやすいので、稲の根っこが酸欠を起こさないよう、

耕し方や肥料にも工夫が必要だとのアドバイスも下さいました。

 

さすがは先生、即答でした。

 

研究に研究を重ねられ、

全国、または海外の津々浦々の田んぼをみてこられたこと、それだけでなく、

この原因があると、この結果になる・・・

理路整然と、稲と田んぼや草、生きものの関係が、

順序立てて、体系だって、先生の中にはあるのだろうなぁと、改めて感服!!

 

さぁ、教えて下さったので、後は情熱をもって実行するのみ、来年は抑草できるはず???

こうご期待!!ですね!

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2014年10月10日

草>稲

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |

こんにちは。

 

朝晩がずいぶん涼しくなりましたね。

 

皆さんは、108日の皆既月食をご覧になりましたか?

 

愛感謝米の田んぼがある埼玉県では、

夕風に雲が払われて透き通った夜空に、薄く地球の影が映り込んだ、見事な満月が見れましたよ!

 

大昔では月が欠けると、不吉の予兆とされたそうですが、

先人達が宇宙の事、天体の事を研究され、世に広まったので、珍しい天体の出来事として私達は楽しめますね!

明るい知に不安が照らされ、不吉な出来事だと捉えなくなったのでしょうか。

 

 

さてさて、田んぼの話です。

 

今年、草が稲より栄えた部分があると前回書きました。

その部分を刈りました!

稲刈り最中の写真です。

 

 

AI20141010.jpg 

 

やはり下草が生い茂っています。稲がひょろひょろですね。

 

 

AI2014101002.jpg

 

 

切り株をみると、分けつ(茎が増える事)した茎が45本です。

(通常は一株あたり1525本になります。)

 

草が生えた事自体ではなく、収量が少なくなった事が問題、

つまり、草が生えても収量が確保されれば問題ではないと捉えていますが・・・

 

これは、

★稲が弱かったから草が生えたのか

★草が生えたから稲が弱くなったのか

★はたまた両方か

 

・・・どちらが鶏か玉子か、ですね!

 

 

網本朝香

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2014年9月26日

収穫!

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |

こんにちは!

 

お待たせしました!

 

埼玉県春日部市にある、サンクスアイさんの愛感謝米の収穫が無事終わりました!

台風16号がもたらす雨になる前、お天気のうちに刈れて良かったです!

 

 

AI20140925.jpg

 

 

AI2014092502.jpgのサムネール画像

 

 

稲穂の様子です。

明るい黄金色になりました!前号にも書きましたが、葉はまだ緑色が残っていますね。

 

事務所がある杉戸では、サンクスアイさんから撮影隊がいらっしゃって、稲刈りの撮影も行われました。

撮影風景です!

 

 

AI2014092503.jpg

 

 

今年は、埼玉では、夏の後半が割と涼しく、稲が夏バテや夏やせをしなかったようで、粒の状態は丸く太っているようです。

 

加えて、今年もサンクスアイさんが、ミネラル(アースジョイ)を使っての稲作共同研究の提案を下さったので、

田植え前の田んぼに撒かせていただいたのですが、

この効果で、粒が大きくなる結果がみられたようで、ダブルで芽出度しめでたしでした!

 

・・・ところが粒は良かったようですが、草との兼ね合いと肥料不足の関係か、

植え付け本数(田植え時に、苗をどのぐらいの密度で植えるか)と、お天気との関係か・・・

 

収量が思った程多くなかったという問題も出ました。

稲刈りが落ちついたら今年の考察を行い、来年への課題を検討します。

 

 

さて、今回の生きもの紹介!

毎年、秋にしか撮れない、とっておき!の写真がこちら!↓

 

 

AI2014092504.jpg

 

 

白鷺(しらさぎ)達です。

一緒に有機稲作をしている近所の農家さんの田んぼの稲刈りに集まってきました。

 

春日部、杉戸町のある埼玉東南部は、一面広い田んぼが広がる地域、

そのどこからやってくるのか、三々五々と空の端から集まってきます。

 

なぜこの白鷺の群れが、秋のとっておきかと言うと・・・

 

本来白鷺は警戒心が強く、近くに人間が寄ると、人影と気配にすぐ飛び立ってしまい、なかなか写真に撮れないのですが、

稲刈り機=コンバインがバックをする「ピーッピーッピーッ」という音が、白鷺達には「ごはんですよ~」に聞こえるようで、

コンバインに乗っている人間は、「コンバインと一体」と思っているのか、一向に警戒しない様子、

その美しい姿を間近で、しかも昼間は単体で活動するのですが、辺り中から集まるので、群れの写真が撮れるのです。

 

なので、秋、収穫期だけのとっておき写真になるわけです。

 

なぜコンバイン音=ごはんですよ~になるかですが、

白鷺は、田んぼを住処にするイナゴやバッタ、カエル達が好物。

稲刈で突然住処が丸裸にされ、慌て驚くところを狙っているのです。

 

イナゴやカエル達にしてみれば、寝込みを襲われたようなもの、

慌ててワラの下に潜り込む前を狙って大量捕獲、ごはんですよ~となるのです。

 

白鷺達にしてみれば、親鳥に若鳥がついて行って、それを代々繰り返し・・・と、口伝のような、

遺伝子に組み込まれたような、音に基づく習慣になっているのでしょうか。

 

 

こちらは、ワラの下に素早く隠れようとするトウキョウダルマガエル。

食べられないよう逃げます。

 

 

AI2014092505.jpg

 

 

まだまだ稲刈り真っ最中、もう少し秋が深まる頃まで体力勝負な日々が続きます。

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2014年9月12日

収穫はもうしばらくお預け・・・。

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |

こんにちは。

 

前回、「次回は収穫のお知らせが出来るかも・・・」なんて書きましたが、サンクスアイさんの愛感謝米が育つ、埼玉県春日部市の田んぼ周辺では、しばらく曇り空や雨がちなお天気が続き、思ったより熟すのがゆっくりで、稲刈りはまだ少し先のようです。

 

 

AI2014091201.JPG

 

 

しかしよく雨が降る年ですね・・・。

事務所がある杉戸町の田んぼでも、重くなってきた穂が雨に濡れて、さらに頭を垂れています。

 

さて、「熟すのがゆっくり」と書きましたが、稲にも熟すってあるの?

 

あるんです。正確には登熟(とうじゅく)といいます。

 

実である稲穂が充分に実り、味ものったことを指します。

そういうと黄金色の田んぼ・・・なんて連想しますね。

 

ただ、成苗稲作では、葉や茎が最後まで丈夫で枯れず、実りの景色も、生きている色・・・黄金色より緑を帯びた色が特徴です。

 

考えてみれば、トマトでも茄子でも、葉や茎が青く瑞々しい状態でも実が熟れますしね。

 

最後まで葉が生きていることで、栄養や旨味が、刈られるぎりぎりまで穂に送られ続けるのだとか。

 

一般的な栽培では、穂が熟す云々カンヌン前に、葉や茎は枯れて黄色くなるので、もしかしたら、今まで熟した色だと思っていた黄金色は、あと少し栄養がほしかった色だと言い換えられるかもしれません。

 

その違いは、色味だけでなく、音にも反映されます。

 

稲刈りは、コンバインが稲の根元から刈り取っていくのですが、成苗稲作の田んぼでは、生木を刈るかの様にバリバリと音を立てていて、一般的な栽培とは一味(一音?)違います。

 

もちろん、葉が青く生きていても、トマトの実が赤くなるように、穂は黄金色に登熟していきます!

 

 

AI2014091202.jpg

 

 

上は92日、下は99日、一週間でも穂の色が違いますね。

毎年何枚もの田んぼを見る欣一社長、それでも実りは待ち遠しい!!

 

 

AI2014091203.jpg

 

 

これからは晴れの日が続くようで、そうなると日に日に黄色味を帯びていきます。

朝と夕で違うほどです。

 

さすがに次回は収穫のお知らせが届けられると思うのですが・・・。

今度こそ、待て次回!

 

 

網本朝香

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2014年8月29日

収穫間近!

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |

 

雨がちだった今年の夏休み、お盆休みも雨だったり涼しかったりで、サンクスアイ農場のある、埼玉県春日部市でも雨曇りがちな夏の終わりです。

 

皆さんいかがおすごしですか?

  

周りの田んぼは、早くも稲刈り真っ盛り!年々収穫が早くなっているようです。

 

網本欣一がさせていただいている、サンクスアイさんの農場の収穫は・・・9月半ばあたりになるでしょうか。

楽しみですね!


さて、前回稲の花をご紹介しましたが、花は散り、穂らしく、少しずつカーブにを描くようになってきました!

 

 

AI2014082901.JPG

 

 

実るほど頭を垂れる稲穂かな・・・のとおり、稲の花が結実して、実が詰まってくると、重さで垂れてきます。

 

同じ品種でも、育ち方によって軽い重いとあるのですが、習った成苗稲作の特徴は、何と言っても大きな穂。

 

ところで、垂れるほど大きな穂を実らせるには、「穂首=穂の根元にある、茎との境目の節」が丈夫でないと、穂の重みに耐えられないそうです。

 

 

AI2014082902.JPG

 

 

指先がさしている節が穂首です。


では、この「穂首」がどうしたら丈夫になるかというと、「茎が太く育つ」と丈夫になるそうです。

 

 

 

 

 

では、「茎」がどうしたら太く育つかというと、「根がたくさんでて、地中深く張る」と、太く丈夫な茎が育つそうです。

 

何事も土台から・・・とは昔からよく言われていることですが、稲の場合も、実る穂の一目には見えない根っこのところ・・・土台や基礎が肝心になるのは、全てに共通するところなのでしょうか。

 

では・・・その、「根」がどうしたら地中深く張るかというと、稲葉先生は、ご指導くださる成苗稲作の体系の中で「苗八割」といって、苗が本来の育ち方をして、すくすく丈夫に育てば、根が張り、茎が太く育ち、大穂を実らせる。

 

苗で八割稲作が決まるようなものだと、苗の大事さをおっしゃっています。

 

「土台が大事」

 

「幼いころの育ち方が大きく影響する」


・・・私は子育て最中なので、どうしても子育てと稲育てが似ているとなぁと見てしまいます。

 

人間にも稲にも、自然全てに流れる、理のようなことがあるように感じるのは大げさでしょうかね?

 

さて、稲の根っこの話から膨らみましたが、次回には、ちょうど収穫の様子をお届けできるかもしれませんね。

 

夏休みも終わり、ちょっぴり・・・いや、かなり名残おしいですが、収穫の秋はすぐそこです。



 網本朝香

 

 

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2014年8月22日

真っ赤な大根

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |


サンクスアイより農育、食育の専門機関として、ファーミングリテラシー協会が設立。

その最初のセミナーが、三重県の津市、リージョンプラザで開催されました。

新規のお客さまも多数参加され、毎回、会員の方々が増えていることを実感しています。

 

さて、現在、日本の農業事情はといいますと、65才以上の年配の方々が30パーセントを占めています。

若い次世代の方々にとって魅力ある、農業のフォルムの構築こそ、日本の農業の未来の展望に関わる重要なポイントとなっています。

そんな中で、「自給自足」といかないまでも、自家農園から始められて、13年間できるだけ農薬を使用せず、安心、安全で自らが食べることができる、農作物の生産にこだわり続けられている、木村氏による、丹精こめられた、ユニークな作品をご紹介いたします。



AI2014082201.JPG


 

その代表的な農作物が、セイロン瓜です。

以前にも、紹介させていただきましたが、原産国のスリランカにおいては、病院食のメインともなる、低カロリー、高ミネラルのヘルシー食品です。

 

現在は鈴鹿市が、中心となって、ヘルシーフード、セイロン瓜を日本全国に発進されており、新聞などでも、掲載されています。

その生産にいち早くとりくまれ、セイロン瓜の今や達人でもいらっしゃいます。

 

細かく切って炒めると、ゴーヤのような食感ですが、くせもなく美味しくいただけます。

種類は、二種類あって、蛇のように細長いタイプと日本の瓜のような短いタイプです。



AI2014082202.JPG


 

そして、もうひとつが、「砂糖大根」と呼ばれる、変わり種。

20分かけて、皮のまま煮込みます。

すると皮は、スルッとむけます。



AI2014082203.JPG



そして、包丁できると、ほら、驚くばかりの真っ赤っか程好い甘さが、くせになること間違いなし。

鉄分を多く含むのが特徴です。



AI2014082204.JPG


 

木村氏はこれらの丹精を込めた作品を、100円という手間賃だけの価格でセミナーに参加される皆様のためにいつもご持参下さいます。

安心で安全なものを食してもらいたいというお気持ちが伝わり、もちろんあっという間になくなってしまいます。



AI2014082205.JPG


 

こうした農育の実践が、また、ファーミングリテラシー協会の活動の理念が、参加される皆様ひとりひとりに伝わるものとして、心から感謝いたしております。

 

そしてもちろん!!!

これら、木村氏の自家こだわり農園の土作りに一役かっているのが、フルボ酸植物性ミネラルなのであります。

私たちはこれからも、農業維新のサムライ、木村氏の小さなサンクスアイランドを全力で応援して参りたいたいと思います。

 

 

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2014年8月15日

稲の花!

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |

 


台風一過・・・といいたい所ですが、サンクスアイさんの愛感謝米の農場のある春日部は、一過する雨風があまりなく、雨が1日パラパラと降っただけでした。

 

今年のお盆は台風の影響で少し涼しいようですが、皆さんいかがお過ごしですか。


8月上旬に、稲が穂を出しました!


2014081501.jpg



周りに白く付いている粉のようなものが、稲の花です。

見えている白い花は雄しべ、
緑色のもみの中に雌しべがあり、
数日で受粉して結実し、役目を果たした花は枯れていきます。

穂は、ほぼ一斉に茎を割って出てくるので、

つまり、稲の花が風に揺れている田んぼの景色も、一夏のうちたった数日しか見れないのです。

私はこの稲の花が大好きです。
何の派手さもなく、自己主張もないですが、大きな一粒を結ぶ小さな花々です。


2014081502.jpg



中干しした田んぼには水が再び入り、
再び繁茂した浮き草が水面に揺れるのを見ていると、
暑さをしばし忘れます。



2014081503.jpg



今週の生きもの紹介は、麦わらとんぼ。
茶色ですが、白青いシオカラとんぼのメスです。

夏の夕方、稲の葉の周りをひゅい~ひゅいと飛んでいます。


2014081504.jpg

 

 

そして・・・たそがれの草亀。
背中に何を醸し出しているのでしょうかねぇ。


2014081505.jpg




夏は日中暑いので、田んぼ周りの生きものも朝夕に活動するようです。
人間もこの暑さ、日中はできれば動きたくないですね。

さて、早稲米の栽培が多い杉戸では、お盆休みが終わったらすぐに稲刈りが始まります。
英気を養って稲刈りシーズンに備えます。

皆さんも残暑厳しい折ですが、ご自愛下さり、収穫の秋をお迎え下さいね。


網本朝香



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2014年7月25日

中干しが始まりました

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |

 

サンクスアイさんの、愛感謝米の農場がある埼玉県では、梅雨が明けました!

 

本格的な夏到来!毎日暑いですね!

 

網本欣一が管理する田んぼでは、中干し(なかぼし)が始まりました。

 

お隣り春日部市にある、愛感謝米の田んぼでも、もちろん始まりましたよ。

 

中干しとは、田んぼの水を一度切って、地面を乾かす事です。

 

下の写真は杉戸町の網本欣一の田んぼの様子、まだ始まって数日ですが、水が引いて地表が見えています。

 

 

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中干しの目的は・・・

 

植物は、太陽++肥料がそろうと、成長しますが、稲の場合、収穫(穂、実)が目的なので、

 

茎や葉が伸びる=茎や葉に栄養が使われ過ぎないよう、水を一度切って、背丈の成長をどこかで止めること、

 

根が水を求めて土中深くに伸び、張りめぐるので、これからの台風のシーズンにも倒れない、根っこがしっかりした株に成長させること、

 

また、農作業上は、地面が一度固くなるので、稲刈りの際にコンバインが入りやすくなるそうです。

 

穂が出る30日ほど前から始めて、約1週間~10日間程でしょうか、地表が軽く地割れするまで、慣行栽培、有機栽培かかわらず、行うことが多いようです。

 

ただこれはあくまで目安、稲の生育調査をして行う事が一番!という事で、欣一社長が生育調査をしていました。

 

下の写真は、稲の茎を根元から切ったものと、その断面です。

 

 

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中は空洞なんですね~!

 

一番下の断面の写真で、根元から3~4センチほど上に節があるのが分かりますか?

 

根元からこの節までの長さが短く=腰が低いと、倒伏に強いそうで、水を入れっぱなしにしておくと、この節までの長さも長くなり、結果、上背があり、ひょろっとした形に育ってしまうので倒れやすくなるとの事です。

 

 

さて、中干しの間、生きものはどうしているの?

 

水が無くなるわけですから、水が必要な昆虫などは残念ながら住めなくなってしまいます。

(飛べる昆虫などは、飛んで行ってしまいますし、水に生きるもの達は水を用水に落とす際一緒に流れていきます。ドジョウなどは地中に潜るようです。)

 

 

ところで、近年トンボが少なくなっているそうですが、中干しのタイミングが関係しているそうで・・・。

 

トンボは幼虫のヤゴの頃、田んぼなどの、流れの緩やかな水の中で育ちます。

 

近年、新米を値段の高い早い時期に出荷したい・・・と新米商戦を見た稲作や、台風での倒伏を避けるため、早めに収穫したい・・・と、どんどん田植えが早くなり、したがって中干しも早くなる傾向が関東ではあるようです。

 

早い時期に中干しをする事で、トンボの幼虫のヤゴが、トンボに孵れず死んでしまい、 トンボの数が減っている一因になっているのでは、と言われています。

 

ただ、稲葉先生にお会いし、成苗稲作の体系を教わって、稲が本来育つペースに、できるだけ合わせて農作業するようにしてみると・・・

 

ヤゴが羽化する頃に、ちょうど中干しになり、ヤゴはトンボになれるのです。

 

きっと、日本では、太古の昔から稲作が広い範囲で行われていて、川の急流ではなく、作られた用水や、田んぼ等の溜め水で生きる・・・トンボをはじめとする、生きもの達がいて、彼らは稲の農作業に合わせて進化してきたのではないかと思うのです。

 

 

つまり、稲の成長のペースと、田んぼをすみかにする生きものの成長のペースは、きっとリンクしているのではないかと感じるようになりました。

 

逆に言うと、現代の日本で、人間が本来の稲のペースから外れて農作業をしていることが、生きもの世界のバランスも崩してしまっているのかもしれません。

 

田んぼをすみかにする生きものが生きやすい=稲が生きやすい

 

日本の自然の中の稲作では、切っても切れない・・・生きもの、稲、人の関係があるのかもしれません。

 

全部を大事になんて、なかなか出来ませんが、切り離せないとわかるだけで、何をするかが変わってくるのでは・・・と、稲の葉のまわりを飛ぶトンボを見ながら思うのです。

 

今回の生きもの紹介は、毎年羽化し、いのちを謳歌する糸トンボ。

 

いのちを有機田んぼでつないでいます。

 

 

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網本朝香



 

豊かさの先に、食べられる喜びを
サンクスアイは、植物性ミネラル・フルボ酸を通じ、土壌改良を行い、
本物の食物が収穫できる愛産物農法の普及を行うことにより、
日本の食の明るい未来を応援しています。
サンクスアイ株式会社
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2014年7月11日

すくすく育っています!

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |


梅雨空の七夕になりましたね。

 

今年はしっかりと降っていて、毎日蒸しますが、いかがお過ごしですか。

 

田植えも無事終わり、苗はすくすくと大きくなっています!

 

 

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上の写真は、627日の、埼玉県杉戸、うちの事務所の東側の田んぼです。

 

一株を見ても・・・立派になってきました!

 

やはり627日の写真です。

 

 

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10日ほどたち・・・七夕の日の写真です。

 

 

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毎日見ていると、少しずつの変化なので分かりにくいのですが、緑率がぐんとアップしていますね!

 

植物が日々成長していることがわかります。

 

田植えをした時は、一株は3粒の種もみが発芽し、茎は1粒から1本、つまり一株あたり3本だったのですが、七夕になった今や、一株が1520本ほどに茎が増えています。

 

つまり、一粒が56本の茎に増えているわけです。まだまだこれから増えますよ!

 

 

さて・・・今回の生きもの紹介!

 

東側の田んぼは・・・今年も野生の夏留鴨(カルガモ)の餌場になっています。

 

 

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夏留鳥(カルガモ)です。

 

カルガモといえば、時々ニュースになる、皇居のお堀で子育てをする、あの茶色い鴨で、渡り鳥ではなく、夏も日本に留まるので夏留鴨(カルガモ)というそう。

 

毎年数にばらつきがあるものの、田植え後しばらくすると、どこからかともなくやってきて、草の若芽や昆虫などを食べ、2週間ほど滞在し、またどこかへ飛んでいくのです。

 

何年か前は、数家族の鴨が子育てをし、大人数(大鴨数?)で、田んぼ中の草を食べつくしたこともありました。

 

その年は、びっくりするほど草が生えなくて、鴨様ありがとう!!といった覚えがあります。

 

今年は、多いときは10羽ちょっと確認しましたが、うちの田んぼには、夜に来るルートにしているようで、主に夜、ぐえっぐえっという鳴き声が聞こえます。

 

大きなお尻をフリフリ・・・とにかくかわいい!!

 

実は、カルガモは、稲作農家ににとっては害鳥の類といわれています。

 

着水がへたくそ??で、2メートルほど苗をなぎ倒して着水するのです。

 

また、草の若芽が好きなので、慣行栽培の稚苗はカルガモの餌にもなりかねません。

 

ところが、成苗稲作になると、苗はもう大きく硬くなるまで育っているので、食べられることもありませんし、大きなお尻で着水しても、根っこがしっかり張っているので、苗がなぎたおされることもありません。

 

それどころか、稲作に困るコナギの若芽を餌にしているので、我々としては大助かりなのです。

 

彼らとしてみれば、自分たちのご飯を夢中で食べているだけなのですがね。

 

 

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写真は、その数年前、たくさん田んぼにいた時の写真です。

 

暑い夏、畔にすっくりと立った親の鴨が一羽いて、どうしたのかと思えば、自分の影に雛を2羽入れ、涼ませていたこともありました。

 

常にカップルで行動し、田んぼに連れ立ってくるときも、飛び立つときも、大概2羽ずつで行動するのです。

 

雛を連れて、田んぼから田んぼを移動するときも、うしろを振り返り、雛がついてきているか何度も確認するのです。

 

なんだか、お互いを大事にする姿に、いつもほっこり和みます。

 

有機稲作の田んぼならではの、生きものと創る風景は、その命の営みも映しこまれていて、ああ、ただお米を育てているだけではないんだ!と嬉しくなります!

 

 

網本朝香

 



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2014年6月27日

愛感謝米"田植え終了!"

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |

 

こんにちは!

 

埼玉では、梅雨らしい梅雨・・・曇り空や、雨がちな日が続きますが、みなさんいかがおすごしですか?

 

埼玉県春日部市にある、サンクスアイさんの愛感謝米の農場の田植えは、6月中旬に無事終わりました!

 

まずは田植えまでの、網本欣一の農作業を埼玉県杉戸町の自宅近所の田んぼの様子もまじえてになりますが、ご紹介しましょう。

 

 

前回で、草いっぱいの杉戸町の田んぼの様子をご紹介しましたが・・・

 

春日部市にある、愛感謝米の農場も・・・やはり草いっぱい!!

 

 

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この農場は、一面田んぼが広がる田園地帯にあり、空も広ければ、田んぼ一枚も広く、その広い田んぼにびっしりと草が生えているので、なんだか一面・・・緑!です!

 

 

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生えに生えた草を泥に練り込み、田植えをする準備の代掻き(しろかき)をしています。

トラクターが通った後と、これから通る所の差がすごいですね。

 

 

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浮いているのは、泥に練り込まれなかった、コナギの芽と根っこです。

 

小さいですが、黒い点のようなものが、種、もしくは発芽した後の種の皮です。

この浮いた芽をそのままにしておくと、再着泥して復活したりするほど丈夫なのも、コナギが強害草と言われるゆえんでしょうかね。

 

 

今回の生きものもご紹介!

 

 

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代掻きをしているトラクターに巣をはっていた黄金蜘蛛(こがねぐも)です。

 

見事な虎カラーをしていますね!

私は関西出身なので、もちろん愛着??がありますよ。

 

メスだけが、この虎カラー、まだ若いようで、胴体が1センチ程ですが、大人になると、メスだと胴体が2センチ越えになる大型の蜘蛛で、生きもの先生が教えて下さった所によると、大食いのため、餌になる虫が沢山いないと生きれないそう。

 

昔は当たり前にいたのですが、今は、特に都市部周辺では減ってしまったのだとか。

それだけ虫が・・・つまりは虫が住める場所が少なくなったのでしょう。

 

 

余談ですが、黄金蜘蛛のメス同士が戦う大会(闘蜘蛛大会??)が鹿児島であるそうで、プロティンを餌に入れて育成している方もいるそうで・・・。

 

数年前まで、うちの庭の、毎年同じ所に、とても大きな巣を張る、庭の主のような大きな黄金蜘蛛がいました。

(調べると1年が寿命だそうですが、庭の主は同じところに二年いたのです。稀に長生きするのがいるのかな?)

 

先生が、わざわざプロティンを餌にしなくても、大会で勝てそうなくらい立派だと、感心されていた覚えがあります。

寿命だったのか見なくなってしまいましたが、おそらく子孫を残したのでしょう、一昨年くらい前から、田んぼの畦などに沢山の黄金蜘蛛を見るようになりました。

 

この小さな黄金蜘蛛も、あの主の子孫なのかな。

 

こうやって生きるもの達は、いのちを継いでいくんだなぁ。

 

風に揺れる虎カラーを見て、久しぶりに会えたような、なんだか懐かしい気持ちになりました。



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さて、杉戸の田んぼでは、成苗まで育った大きな苗を、機械植えしています。

 

その田植え作業を・・・

志通信のブログでも紹介されていたドキュメント制作のために、制作会社の方が撮影中です。

真ん中でうちのスタッフも見学中、貴重な体験をさせていただきました。

 

出来上がるドキュメントには、田植えシーンのみが流れるのかなと思い、

撮影風景は私から披露させていただくことにしました()


 

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6月中旬、愛感謝米の田んぼも田植え終了!

6月23日に、杉戸にある、苗を育てていた苗床にも田植えをして、長かった田植えシーズンがひと段落です。

 

杉戸では、梅雨の合間の晴れの日、風にそよぐ苗を夕焼けが包み込んでいました。

 

 

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隣近所の町、春日部の愛感謝米の農場も、同じ夕焼けに染まっている事でしょう。


今年も稲達が、健やかに育ちますように。



網本朝香

 

 

 

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無農薬でお米を作る 安心安全な農法、その実践者、農業維新のサムライとも言うべき、サンクスアイの農育の専門家、網本さんを訪ねてきました。

 

今回お邪魔した目的は、今まで何度もセミナーで語ってまいりました、あの夢を実現させるためです。

 

その夢とは、春から秋までお米がいかにして無農薬で、化学肥料なしで作られるのか?

 

そのお米作りの物語、網本さんのヒューマンドキュメントムービーの制作です。

 

6月10日の撮影初日、記念すべきクランクインは、 梅雨時にもかかわらず青空が広がる晴天に恵まれました。

 

「しろかき」や、「田植え」のシーンもバッチリとカメラにおさめることに成功!

 

セミナーではお伝えできない、網本さんの肉声と映像、感慨深いインタビューも涙ものです!!

 

お米作りに関わった、この十数年を振り返り、無農薬、化学肥料なしで、米づくりに情熱をかけてこられた 物語の裏話なども登場いたします。

 

今年一年かけて、製作に取り掛かります!!

 

ご期待下さいね!!

 


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2014年6月13日

田んぼに草が生えました!

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |


こんにちは。

 

愛感謝米の農場(埼玉県春日部市)では、晴れると夏のように暑い日になり、一足早く夏気分!です。

 

みなさん、いかがお過ごしですか?

 

さて、田んぼは・・・

 


AI20140613草生やし中南側.jpg

 


緑です!田植えをしたのか?と見まごうほど緑ですが・・・全て草です。

 

下の代掻き直後の写真と比べると、ずいぶん生えましたね。

 

 

AI20140613代掻き後.jpg

 

 

前にも多少触れましたが、田んぼに水を張ったら代掻きをし、通常は、その後田植えなのですが、植えずにしばらく水を張りっぱなしにします。

 

そうすると、ヒエ、コナギ、ホタルイなどの、いわゆる強害草といわれる、稲作に困る草が芽を出し、写真のように緑いっぱいの状態になります。

 

田植え前に、二度目の代掻きをして、この生えた草を泥に練り込むと、草は種をつける前に練り込まれる事になるので、土中の種の数が減り、抑草になるそうです。

 

強害草・・・ずいぶん強そうで迷惑そうな名前ですが、ヒエやコナギ、ホタルイがそう言われるゆえんは、稲より成長速度が早く、稲を越して立派な株に育つからでしょう。

 

また虫にも強く、田んぼの肥料食い・・・大食いで、種を大量につける子だくさん、文句なしに丈夫なのです。

食べられれば言うことなしですね()

 

ちなみに、雑穀として食べる稗(ひえ)とは種類が違い、食べられない犬稗(いぬびえ)だそうです。

 

 

AI20140613草南側.jpg


 

AI20140613コナギ幼少期.jpg

 

 

写真は、強害草の中でもトップ争い間違いなし!の、コナギです。

 

今はまだ幼く、とんがった葉っぱですが、大きくなると、ハート型の艶のあるきれいな葉っぱになり、紫色の花を咲かせます。

 

とにかく肥料分を食らうので、コナギが繁茂すると稲が全く育たなくなります。

 

 

一般的な稲作では、まだまだ小さい稚苗を植え、強害草の成長速度に負けるので、除草剤を使い、害のない草も枯らして米の収量を確保します。

 

教わった成苗稲作では、強害草が追いつけない大きさ=成苗まで、露地で丈夫に育て、田んぼでは、二度(~三度)の代掻きで抑草する事で、出来るだけ生きもの世界と、収量が確保された稲作との共存が両立できるような体系となっています。

 

 

薬剤を使わないので、田植え後、藻や草がどんどん生えてきます。

 

また、抑草の対象の強害草・・・ヒエやコナギ、ホタルイも生えてきます。

 

ですが、稲が成苗まで育っているので、草は追いつけず、数が少ないか、小さくしか育たず、田んぼの主役は稲になります。

 

要はそこが大事なのです。草を枯らす事が目的ではなく、お米を必要量収穫できれば、草も生えていていいと思っています。

 

 

有機栽培の、恐らく一番のネックが、草との兼ね合い。

 

除草剤で枯らしてしまうのは簡単なのですが、除草剤は強く、稲作に害を及ばさない草や藻、また昆虫など生きものも激減してしまいます。

 

また近年、除草剤に耐性のある強害草も出てきているようで、薬の種類を変えたり強くしたり、それでも生えてきたりと、いたちごっこになってきているようです。

 

では薬剤を使わず草を一網打尽にしようと、紙マルチという方法もあるそうです。

 

紙を田んぼ一面に敷き、その上から苗を植えると、土の中の種は発芽しても紙に阻まれ、光合成や呼吸が出来ないため、抑草になるという農法だそうですが、紙の下は、生きものにとっても光がなく、呼吸が出来ないわけで、生きものの数の激減、多様性も失われてしまう問題があるそうです。

 

私達人間だけが安全であればいいのか。

 

無農薬の食べ物が食べられれば、他の生きものが激減してもいいのか・・・

 

という問題に突き当たります。

 

 

有機農業の中でも、生きもの世界との両立を目指す場合、大変な手間がかかります。

 

その手間を惜しまない事で、稲も立派に育ち、同時に植物や生きものの住処が広がるなら、出来るだけの事がしたいと思う、毎日、朝から晩まで、暑い日も雨天でも作業をしている旦那様は、生きもの達が好きなのですね。同時に稲作も好きなのです。

 

 

世には色んな「方法」があります。

 

農業だと○○農法、子育てにも教育法、勉強にも○○法・・・。

 

でも、「好き」「大事にしたい」が一番の理由で、根底の原動力だからこそ、次に、多々ある方法が生きてくるのだと痛感します。

 

売れるための農法、恰好だけの教育法、勉強法・・・だと、かける手間が面倒になりがちです。それが自然と結果に出てしまいます。

 

大好きで大事にしたいから、手間暇を惜しまなくなるのでしょうね!

 

 

これから、梅雨が始まり気温も高くなると、沢山の生きものや草が、生命を謳歌しだします。

 

それはそれは賑やかになりますよ!

 

 

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2014年5月23日

ずいぶん大きく!

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |


こんにちは。

いかがお過ごしですか?

 

苗床に水を張ると、5月の強い日差しの中でも苗が涼しそうです!

 

 

20140519苗床.jpg

 

 

写真では分かりにくいですが、苗箱ひたひたに水が張ってあります。

防鳥ネットの中は・・・。

 

 

20140519コシヒカリ.jpg


 

20140519コシヒカリアップ.jpg

 

 

苗もずいぶん大きくなりました!

ただ今、3枚葉が出ている頃合いです。

 

 

実は、お天気が安定している割に、今年の苗はずいぶん成長が遅いような気がしていたのですが、どうやら日没後、夜の気温が低いようなのです。

 

成長が遅い分、最初の一葉目がでる所が低く、組織も丈夫に育ちます。

 

昼も夜も暑くて背丈が伸びるよりも、倒伏に強く、台風の時期に違ってきます。

 

 

ただ、もしかしたら、5月の低温は冷夏になりやすいとアドバイス下さる方もいて、さあ、今年はどんな一年になるでしょうね。

 

成苗は生きる力が強く、冷夏、高温にも順応して育つそうで、特に冷害には強いそうです。

 

稲本来の力が発揮され育つと本能も健全で、「生きよう」とする力があり、梅雨が長引く年は、梅雨明けまで穂を出さなかったり・・・と、見ていて本当に生きている!!という感じがあり、力強さを感じます。

 

 

本来の姿で育つと、逆境にも順応して生き抜いていける所など、稲には人間とも共通する所がたくさんあるように感じます。



一方、田んぼは、と言えば...

 

 

20140519南側.jpg

 

 

水を張っていると、草がずいぶん生えてきました!

写真ではまだわかりづらいですね・・・。

 

あと10日もすれば、草でびっくりするほど緑色を帯びた田んぼになっていますよ!

 

 

さて、今週の生きもの達!

 

 

雨蛙休憩.jpg

 

 

暑い日中は・・・かわず飛び込み・・・脱力休憩中。

昼夜の気温差が激しいですが、皆さんもお体ご自愛くださいね。





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2014年5月16日

道後高原ファーム・サンクスアイ農場

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |



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トンネルを抜けると、そこは、美しい田園風景・・・

目の前に広がる、新緑の山々が奏でる、緑の風のシンフォニーに、思わず感嘆の声をあげました!

四国の軽井沢と呼ばれる、「久万高原(くまこうげん)」はまさしく、美しい日本のふるさとの代名詞のようです。



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山頂から溢れ出す山の水!

天然のミネラル水、これが、煌めく清流となりメロディーを作る。

サンクスアイのアースジョイが投入される。

さらに、こだわりのミネラルのひとつ、ブラックシリカに、この水を通過させてゆく。

棚田が極上の水の宝庫となる。

棚田に、水をひく用水路も、家族総動員で作ったというから、さらに、驚きではありませんか!!

 

5月10日・・・田植祭

この地域で作られるお米は、全国でも高級米として名を馳せているのです。

その名も「清流米」。

その名にピッタリのネーミングに「う~ん、納得!!」



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谷田さんファミリーが棚田に繰り出す。

長男の憲也(のりや)さんが、田植え機に乗り込み、15センチに育苗された苗を手際よく植えてゆきます。

妹の幸希(ゆき)さんが苗を運び、準備を手際よく整えてゆきます。



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私、館もお手伝い!

見る見るうちに、腕が日焼けしてゆく。

普段、都会で暮らしているので、こうした大自然とのふれあいに、身も心も喜んでいるのを実感、本当に癒されますねぇ。

 

そして、この田植祭に、地元でも、有名な農業ガール「愛の葉(えのは)ガールズ」が駆けつけてくれました。

なんとこのユニットは、NHKにも出演するエンターテイナーで、地元でご家族が農家を営む中学生の編成チーム、「農業の素晴らしさ」を歌って踊って伝える「愛の伝道師」だったのです。

いやあ、素晴らしい!!

彼女たちの情熱に負けないように、サンクスアイも頑張りますといいましたら・・・・



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な、な、な、なんと、谷田さんファミリーが、棚田の一番いいところの一画に「サンクスアイ農場」と白い看板に書いて、立てて下さり、サンクスアイの会員様の専用の農場として確保しますと仰って下さいました。

 

やっぱりサンクスアイはついてます!強運ですね!

秋を待たずして、大きな実り「清流米のサンクスアイ農場」の誕生の瞬間でした。

今年もいい年になりそうです。

いやあ、なってます!!

 

 

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2014年5月 9日

育苗始まりました!

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |

 

田んぼに水が入って水鏡のように空を映し、杉戸では空が二倍!の季節になりました!

 

青空も、曇空も・・・夕焼けも二倍で、私の大好きな季節です。

 

皆さんはいかがお過ごしですか?

 

 

空が2倍.jpg

 

 

さてさて、愛感謝米の育苗ですが、写真は苗床の様子です。

 

 

苗床.jpg

 

 

左の2列は早く播種した別の品種ですが、中央から右はコシヒカリで、この中の一部が愛感謝米の苗になります。

 

青いネットは、防鳥のため・・・前回も書いた、主にスズメ除けです。

 

・・・スズメだけではなく、鳩に雉(きじ)も狙っています。

 

そして、雉を追い払うつもりの、愛猫マメ太の足跡も何気に迷惑で()

 

つまりは諸々の生きもの除けです。

 

ネットの中は・・・

 

 

コシヒカリ1葉.jpg

 

 

かわいい芽が土の中から出てきました!

 

2.5葉・・・二枚半、葉が出るまでは、種もみの栄養を使って育つそうで、さしずめ理科の教科書でみた、鮭の赤ちゃんが、お腹のイクラの養分で育っているような状態でしょうか。

 

 

稲は、非常に規則正しく成長をする植物だそうで、お天気が良ければ5日で一枚葉を出すのだそうです。

 

同時に、低温や高温などの非常事態にも、かなり幅広く順応する植物でもあるそうで、(低温だと、自身の保護のため、葉をなかなか出さなかったりします。)規則正しく、且つ、臨機応変に、順応しながら子だくさん(種=お米をたくさん実らせる)に育つ・・・という、

稲は人類が授かった、奇跡の植物ですね。

 

 

一方、田んぼには水を入れ、代掻き(しろかき)をしました。

 

 

代掻き後.jpg

 

 

慣行栽培では、一度の代掻きで田植えですが、教わった成苗稲作では、このまま置いて、稲作に困る草が発芽するまで待ち、もう一度代掻きをするので、代掻きの回数が多いことになります。

 

田んぼはシードバンク、種の銀行と言われるほど無数に雑草の種があるそうで、土の表面の草の種が発芽してから、もう一度代掻きをして芽のうちに泥に練り込めば、種の数が減って抑草効果が期待できるそうなのです。

 

除草剤を使わない知恵ですね!

 

 

水が入ると、土深くで眠っていたドジョウが動き出します!

 

(ドジョウは秋に田んぼの水が乾いても、湿り気のある土深くに潜り込み、保湿膜で体を包み、冬越し・・・というか、乾期越しができるそうなのです!すごい!自身を保湿するために、保湿成分・・・コラーゲンたっぷりな魚だそうですよ。)

 

さらにドジョウを狙った鷺(さぎ)達などが、一日中夢中でハンティングするようになります。

 

欣一社長が瞬間を撮りました!くちばしにくわえています・・・。

 

 

シラサギ.JPG

 

 

見ていると、相当数のドジョウやカエルを食べているようで、農薬、除草剤を使わない田んぼは、生きものパラダイスに戻ることがわかります。

 

地球上の生きものが、人間の効率生産に追いやられている現代。

 

少しでも、生きものにとって住みやすい環境が保てるような、そんな農業が広がることは、同じ生きもの、生きる者としての願いです。

 

余談ですが、このような田んぼのドジョウは、昨今の養殖輸入ドジョウより、本当に美味しいそうで・・・

 

(取引先のおばあちゃんが、ペットボトルでビクを作ってまで頼んでこられたそうで、 欣一社長が、バケツに泳いだまま届けた事があります。本当に美味しい、昔食べたドジョウの味だった!と感動して下さったとのこと。

どぜうと言えば、東京は浅草、行商しに行けるでしょうか・・・??)

 

家の裏の林には、きじのカップルに、どうやら狸も住んでいるようなので、リアル昔話もできそうですが、ドジョウ鍋、きじ鍋、狸汁・・・と、鍋つながり、おいしいつながりでもあります?!

 

 


豊かさの先に、食べられる喜びを
サンクスアイは、植物性ミネラル・フルボ酸を通じ、土壌改良を行い、
本物の食物が収穫できる愛産物農法の普及を行うことにより、
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2014年4月25日

お芽出た!!

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |


 

 

コシヒカリ種もみ発芽.jpg

 

 

見えますか・・・?

 

 

 

ぽちっとかわいい芽が出ています!

 

前回に浸水した、コシヒカリの種もみが発芽しました!

 

胚芽のところから、白くとんがって出ているのが芽です。

 

 

 

さて、杉戸(埼玉県)では春本番になりました!

 

樹や草の若芽がまぶしいほど鮮やかです!いかがおすごしですか?

 

田んぼの作業も立て込んできましたよ!

 

 

 

苗箱にセット.jpg

 

 

 

上の写真は・・・

 

苗箱の各穴に、発芽した種もみ、土、肥料を入れています。

 

一穴に2~3粒入っていて、この中で大きく育ちます。

 

 

 

近所で一緒に成苗稲作にチャレンジしている農家さんの親戚の方々が手伝いに来て下さっています。

 

昔から田作業は、近所親戚・・・と、総出だったそうですが、

 

私達・・・よそ者新参者の作業にも来てくださって、ありがたい限りです。

 

 

 

下の写真は、苗箱を苗床に並べる作業です。

 

並べて水を与えると、一連の種まき作業が(播種...はしゅ、といいます)終わりです。

 

最初の一週間程(芽が顔を出すまで)保温、保水にシートをかぶせますが、

 

シートを外してからは露地で、自然環境の中での育苗です。

 

 

 

コシヒカリ播種.jpg

 

 

 

苗床にはオカラ肥料が敷いてあり、並べ終わった後、畔で仕切った苗床に水を入れ、プール状態にすれば・・・

 

水やりをしなくても(苗箱の底にはスリットが入っているので)水や肥料の養分を必要なだけ吸収することができるそうです。

 

 

慣行栽培での、ハウスの中での苗の水やりは本当に大変。

 

暑い日には、一日3回は必要になります。蒸し風呂の中にいるようなもの・・・

 

近所のおばあちゃんが汗だくになっているのをたまに見かけます。

 

 

教わった、この「露地栽培+プールでの育苗」のやり方は、苗床を作ったり下準備は大変なのですが、苗が自然な形で、外気温の中で育つことができる事と、さらに水やりの作業がなく、楽である事も良い点です。

 

ハウスと違って・・・スズメとの攻防戦が繰り広げられますがね。

 

 

発芽したやわらかい種もみは、おいしいよう!

 

最初にかけるシートを外してからは、防鳥のために網をかけるのですが、上手に隙間から入って、種もみをつついて、食べ放題バイキング状態になっていることもたまにあります。

 

我が家の番猫が見張ってくれたりもしますが、基本猫は気まぐれ、スズメはかしこくすきを狙っています。

 

スズメに限らず、たくさんの障害?を乗り越え・・・約40日、葉が4枚半になるまで育てば、愛感謝米が育つ田んぼにデビュー、田植えです!

 

 

こんな小さい種が、土と水と風と太陽と・・・人と肥料と、虫や鳥や番猫と・・・に包まれながら、大きな稲株に育って、何粒もの実りに頭を垂れます!

 

人も苗も、たくさん包んでもらいながら、大きくなるんですね!

 

 

 

網本朝香



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埼玉は杉戸町で、農薬、除草剤を使わない稲作を営んでいる網本欣一・・・・・の嫁の、網本朝香です。

 

今年も、サンクスアイ様の「愛感謝米」が育つ田んぼのお世話を夫の網本欣一がさせていただきます。

よろしくお願いします。

 

さらに今年は、私、嫁の朝香が、愛感謝米の稲達の様子をここで紹介させていただくことになりました。

 

以前書かせていただいたことと重複するかもしれませんが、前回から時間があいたので、簡単に私達の紹介から始めさせていただきます。

 

 

夫の網本欣一は、農家の生まれではありません。

 

幼少より玄米食で育った夫は、体に最高にいい玄米を世に届けたいと志すようになり、杉戸町の方にご縁があったことをきっかけに、13年前に脱サラというものをして、稲作農業の世界に飛び込みました。

 

 

最初はわけもわからずに、買ってきた、化成肥料で育った苗を田んぼに植え、農薬、除草剤、化成肥料は使いたくありませんでしたから、そのままでいると・・・

早々に、田んぼは草だらけ、稲は何処?な有様となりました。

 

暑い夏、人力で草取りをしても追いつかず、それはそれは草ぼうぼうの経験を情熱と根性だけで数年繰り返しました。

 

5年ほど繰り返したでしょうか、友人がテレビで有機稲作農家の番組をやっていると教えてくれ、たどって、栃木の稲葉光國先生(稲の葉が光る国、本名です!)とのご縁をいただきました。

 

2年かけ、稲葉先生に、有機稲作の根本や、基礎から応用まで教わり、実践も早や8年経ち、今年で9年目となりました。

 

先生に教わり、実践していくうちに、自分達が稲作を知らずに闇雲な事をしていたということ、

 

本来の稲作は、

 

「稲が本来の姿や100%の力を発揮できるためのお手伝い=稲作農業」

 

なのだと気づかせていただきました。

今も、常に立ち還る原点となっています。

 

 

先生にまず、稲がどんな条件の時にどう育っていくかを教わりました。

 

稲が本来の力を発揮して育つ姿、

 

その姿に対し、

現代農業において、ハウスで温度をかけ時間短縮な育苗をしたり、

機械の作業効率のため、苗を田植え機のサイズに合わせて育てる・・・といった、

 

人の都合に稲をあわせ、

稲本来の姿からかけ離れてしまった慣行栽培の姿も知らされました。

 

 

また、私達がそうだったのですが、

 

「有機稲作」と一言で括ってしまうと、単純に農薬、除草剤、化成肥料など、化学合成されたものを使わないだけ、と思ってしまいがちですし、世の中には、有機稲作をするためにと、○○農法などの方法論多くあり、方法に先走ってしまうことも多々あります。

 

けれども、

 

その根底に、稲が本来の力を発揮できて、草に抑えられずに育つ勢いがあったり、病気に患わないでいれるから・・・こその有機稲作です。

 

稲が本来の力を発揮するために、する作業や技術が「農業」であり、そういった基本あってこその応用が、○○農法なのだと、私達はとらえるようになりました。

 

 

ここでは、教わり、実践している稲作の行程や、田んぼの生きもの達にまつわる話を紹介させていただきます。

 

一年間、よろしくお願いします!!

 

 

さてさて、長い前置きになりましたが、春本番、日中は暖かくなりましたね!

 

明日は長女の中学校の入学式、桜も何とか花びらが樹にあるかな?といった杉戸町の陽気です。

 

桜と言えば、一年スタートの花・・・それは関東の稲作においてもそうだと感じます。

 

桜の花が咲くころに、種もみの準備を始めるとちょうどいいようです。

 

もちろん、サンクスアイさんの愛感謝米の種もみも、準備が始まりましたよ!

 

稲葉先生からお嫁に来た、農薬、除草剤、化学肥料を使わずに育った、コシヒカリの種もみです!

 

 

写真は・・・

 

 

①塩水選(えんすいせん)・・・塩水の浮力で、

 

浮く種もみ=軽くて、未成熟、種もみに適さない

沈む種もみ=重くて、充分に成長、種もみにする

 

沈む種もみの選別作業です。(浮いた分を除けています。)



AI2014041101.jpg



塩水を濃くすればするほど、浮力がますので、より厳しい選別になります。

少々もったいない気がしますが、薬剤を使わない育苗では、

ここで厳しく、重い種もみを選んでおくことが大事なんだそうです。

 

 

②温湯(おんとう)消毒・・・薬剤を使わず、お湯で殺菌消毒をします。



AI2014041102.jpg



薬剤を使わなくてもお湯で十分殺菌できるそうです。

 

 

③浸種(しんしゅ)・・・芽が出るように、水に浸けます。



AI2014041103.jpg



慣行栽培では、時間短縮で早く芽を出すために、ぬるま湯で3日間程で芽出しをするそうですが、

 

冷水でじっくり時間をかけることで、固く丈夫な細胞をつくる基礎ができるそうです。

 

材木の話で、熱帯産の早く育つ木よりも、寒い冬がある地の木のほうが建材に適しているのは、寒い冬は成長が遅く、固く締まるから丈夫であるのと同じですね。

 

組織が固く丈夫に育てば、茎や葉を虫に食われる虫害が防げて、殺虫剤を使用せずにすみます。

また、風に倒れる倒伏なども防げます。

 

関東の水温に限界があるので、杉戸では10日ほどで芽が出ますが、昔、雪のある地方では、水に雪を入れて2週間ほどかけて芽出しをしたそうです。

 

 

また、慣行栽培では、

☆浸種の際の水温が30℃→

☆浸種の後行われるハウスの育苗で、ハウス内の温度が25℃→

☆田植え時(4月下旬)の気温15℃

 

・・・と、行程が進むごとに温度が下がっていきます。

 

 

先生が教えて下さった育苗では、

 

☆浸種の水温10℃→

☆露地での育苗期間(4月下旬~5月下旬)の気温15~20℃→

☆田植え時(5月下旬~6月上旬)の気温20~23℃→夏へ

(※杉戸の場合)

 

行程が進むごとに温度は上がります。

 

 

多くの植物は本来、自然な姿として、寒い冬→暖かくなる春夏にかけて育つのが当たり前なので、慣行栽培では逆行してしまっています。

植物が調子を崩し、弱くなり、薬剤が必要となるのも当たり前かもしれません。

 

先に触れた、浸種の水温を低くするための下りですが、寒い地方であればあるほど、育苗スタートの浸種の水に(浸種後も気温が低いですから)雪でも入れて低温にする必要があったわけでしょう。

 

昔の人は、多くの事を感覚を通してわかっていたのでしょうね。

 

 

先生の稲作は、昔の人が感覚で「わかっていた」当たり前のことを現代でもする、

もちろん現代なので機械の手も借りて・・・

 

つまり温故知新というのが近いかもしれません。

 

 

・・・と言うわけで、今日から浸種し続け、10日程で芽が出ます。

 

ぽちっと可愛い芽が出た種もみの写真を、次回にお届けできると思います。

春は農作業もたくさん。盛りだくさんになってしまいますが、お付き合いくださいね。

 

ではまた。




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2014年3月28日

愛媛県にもあったお米の無農薬栽培

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |


夏目漱石の坊ちゃんで有名な、愛媛県にやってまいりましたぞなもし!

 

サンクスアイの会員でいらっしゃる谷田日出三さんが所有される「道後高原ファーム」が目の前に広がっています。

 

みかん農園の広さが5丁、お米を作る面積が2丁、栗を作る面積が1丁、総面積がなんと!東京ドーム33個分だというから驚きです。

 

驚くのは広さだけではなく、なんと!無農薬で作る愛産物農法を完成しておられたのです。

 

愛産物農法を支える3つのこだわりをご紹介しましょう。



2014.3.28.1.JPG



田んぼ一面に咲き誇る黄色い菜の花、とてもきれいでしょう。

春の光を映し出す美しさに思わず歓声をあげてしまいました。

実はこの菜の花を掘削機で粉砕し、田んぼの土とよく混ぜるのです。

そのことにより菜の花が土の中で発酵、過剰なリンが吸収され、酸素がよく混ざりほっこりとした柔らかな土に仕上がるのです。



2014.3.28.2.JPG


 

田んぼに使用する水は、大谷川から流れてくる山の水そのままではなく、北海道から取り寄せた黒シリカに通して田んぼに引き込んでいるそうです。

黒シリカを通した水は、お米の甘味を引き出し、害虫を寄せ付けにくくしてくれるそうです。

このように土と水にこだわることによって、稲が育つための最高の環境が整備されるということです。



2014.3.28.3.JPG


 

そして最後に、サンクスアイが農家の方々に無償で提供しているアースジョイを農地に散布されています。

アースジョイを使用している稲と、使用していない稲の違いは歴然です。

なぜなら、稲の栄養の吸収率と吸収スピードに大きな違いがあり、美味しく生命力にあふれたお米づくりにはかかせない存在だからです。

 

これらの3つの条件を満たした土壌で育てられた、安心で安全なお米を、サンクスアイを通して、多くの方々にご提供させて頂けるようにつとめて参りますので、是非とも楽しみにお待ちください。




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2014年3月21日

食の本質と生命エネルギーの高い農産物

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |



2014.3.21.2.JPG


農産物の評価は、まだまだ見た目だけで判断されることが主流のようです。

店頭に並ぶ野菜は、サイズや色、形が整えられて、綺麗にラッピングされています。



2014.3.21.1.JPG



季節を問わず、日本全国、世界中から色んな種類の野菜が美しく飾られていますね。

 

一般消費者は、この農産物が、あたかも工業製品のように、画一化され、安定供給で生産されているように思っていますよね。

 

現状は、決して、そう甘くはありません。

天候に振り回され、畑で泥まみれになりながら、寝る時間も削り、選別されているのです。

 

現在の流通は、経済効率が最優先されており、売れる野菜が一番重要なのです。

「旬」に関係なく、見た目の美しい野菜を作り続けるために、農薬や化学肥料に頼るという方法が、農業技術の進歩であると錯覚し、「食」の本質から、かけ離れてしまったように思われます。

色や形、大きさを整えるために使用されている化学物質や化学的処置をみると、本当に私たちが食べたいと願っているものではないことに気づくでしょう!!

 

少々見た目が悪く、虫に食われていても、それが肥沃な母なる大地が育てた、安心、安全、余分なものが一切入っていない農産物を食することが、最高の幸せであること!

この「食の原点」に帰る時代を作っていかなければ、この先、益々大変なことになるでしょう!!

 

私たちの体は、何から出来ているのか?

 

水、大地のエネルギー、栄養素、ミネラルです。

人間が作った人工的、化学的なものからは、一切できていないのです!

 

微生物、ミミズ、昆虫、小動物などの生き物が、豊かに育む「土」によって、生命エネルギーが溢れる野菜が育ち、それらのエネルギーの高い野菜を食することによって、我々の生命は煌めき、元気に生かされるのです。

 

農業と農産物のあり方を、私たち一般消費者と農家の方々と一体となって、「生産」、「流通」、「消費」のサイクルを、真剣に取り組んでいくことが、日本そのものを元気にしてゆくことだと心から思います。



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2014年3月14日

みかんの女王「せとか」

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |



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愛媛県特産、みかんの女王「せとか」をご紹介しましょう。

 

まず手に取ってみると、きめ細やかで上品な肌ざわりが特徴です。

 

そして、真横に包丁を入れて二つに割った瞬間、驚きました!



2014.3.14.2.JPG


 

ギッシリと詰まった果肉から、みかん果汁がキラキラときらめき溢れ、甘酸っぱい柑橘系のドラマが一気に漂い始めたのです。

 

そしてさらに驚くことは、外皮の薄さです。



2014.3.14.3.JPG


 

溢れ出すほどの果汁を、このベールで内包していたのかと思うほどに外皮の厚みが想像以上に薄く繊細なのです。

 

外皮はスルスルと綺麗にむくことができました。

 

存分に鼻から抜けるみかんの香りを満喫し、いよいよ一口ほおばると...

 

なんと!なんと!

 

口の中で酸味と甘味のダブルテイストがダンスを始めたではありませんか!!!

 

甘味・・・酸味・・・甘味・・・酸味・・・甘味・・・

 

甘味と酸味の三三七拍子を舌の上で繰り返すようなこの感覚。

 

決して大げさではなく、甘酸っぱいという味覚の実体験を生まれて初めてしたという感じです。

 

視覚・嗅覚・触覚・味覚どの観点からみても、初恋以上の甘酸っぱい体験をさせてくれる「せとか」は、みかんの女王にふさわしい、日本のみかんを代表する果実だと確信いたしました。

 

こんなみかんが世の中に存在するんですね。

 

「せとか」に夢中です。



2014.3.14.jpg


 

そして、この甘味と酸味の二重奏の秘密をみかん農家の真髄を極めた谷田様から伺うと・・・

 

『生きた土作り』と、それに欠かせない『ミネラル』の存在に尽きるとのことでした。

 

このみかん作りに、サンクスアイのアースジョイ(土壌改良フルボ酸)がお役にたっているかと思うと、とても光栄であります。

 

素晴らしい果実との出会いに、心から感謝いたします。





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2014年3月 7日

みかんの王様「甘平」

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |



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サンクスアイの共同研究契約農家の谷田様。

 

ご自身で栽培された、愛媛県が産んだ果物の至宝である、みかんの王様、甘平(かんぺい)を送って下さいました。



2014.3.7.2.JPG


 

みかんの場合、完全無農薬栽培はとても難しく、害虫の被害に多大な損害をこうむるそうです。

しかしながら、研究と努力を重ね、今では一般のみかん農家で使用される農薬の5分の1まで抑えた、超低農薬栽培を完成されています。

 

これも、安全で安心して食べて頂きたい!との谷田様の愛情の賜物なのです。

こだわりと愛情と熱意という養分を、一杯吸収したみかんの王様、これが「甘平」なのです。



2014.3.7.3.JPG


 

ご覧ください!!

この堂々とした存在感!!

外皮をむいたとたん、甘い香りが、一気に、部屋中に広がり、そして、内皮をむけば、まるでオレンジ色の山脈が、甘い平和の潤いをたたえながら、キラキラと煌めいているように見えます。

 

一口、ほうばると!

もう、言葉になりません。

 

甘味成分が溢れ出す!

 

みかんのトレビの泉!

 

まさしくトレビアンジューシー!!

 

参りました!!!東京の有名百貨店では、一個800円~1000円もする超高級みかん「甘平」なのです。

 

2月、3月が旬で、谷田様の所からは10トン出荷されるそうです。

 

そして、谷田様にお聞きしました。

この美味しさの秘密は何ですか?

 

「それは、独自の漢方をブレンドした堆肥、そして、絶対に欠かせないのが、フルボ酸・植物性ミネラル。これがないと、このコクのある甘さはは引き出せない!」

 

とのことでした。

 

サンクスアイが提供しているアースジョイの存在が、これからも甘平の美味しさの鍵をにぎっていることは間違いありません。



2014.3.7.4.JPG


 

わがサンクスアイ、愛産物試食委員会の「サンクスアイドル」である、チームレインボーのメンバーが「甘平」を食べた時の感動のメッセージをぜひご覧ください。

 

このメッセージは谷田様への感謝の手紙として、愛産物試食委員会より谷田さんへお送りさせて頂いたものです。



2014.3.7.5.png


 

谷田様、本当にありがとうございました!!!





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2014年2月 7日

「2葉令」と「4.5葉令」の決定的な違い

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |


前々回前回に引き続き、1月11日に開催いたしましたセミナーでの愛産物農家の網本さんの講演の様子をお届けいたします。

本日のテーマは、『「2葉令」と「4.5葉令」の決定的な違い』です。


網本さんの講演は一般では聞くことのできない内容へと深く、ディテールにわたり、聞く人の心をとらえて離しませんでした。

 

「V字型慣行稲作という農法が日本の98%を占めています!」と網本さんのお話は続きます・・・・

 

古きよき時代は水田に苗をひとつひとつ、手で植えていました。

 

しかし現在では、機械植えのおかげで効率が上がり、労力も大幅に減らすことが可能となりました。

 

 

ところが、人間の繊細な手とは違い、機械の爪で苗をつまむには苗の身長が20センチ以上なければ水田に植えることができないというデメリットが生じたのです。

 

そこで、機械の構造に合わせて、短期間で苗の成長を可能にするため、考え出されたのが化学肥料の使用でした。

 

ここで使われる「窒素化合物」という化学肥料を稲の体内に投入することにより、2倍以上のスピードで光合成が促進され、20センチまでに伸びた「2葉令」という稚苗(ちびょう)を人為的に作るのです。

 

しかし、網本さんの農法は違います!

 

化学肥料は一切使用せず、苗の身長が20センチになり、「4.5葉令」の成苗(せいびょう)に成長するまで、自然に待ち続けるのです。

 

 

とここで、

 

『「2葉令」と「4.5葉令」の決定的な違いを教えてください!』

 

と会員の方より質問が飛び出しました。

 

網本さんの回答は・・・

 

「4.5葉令」まで育った苗は、父と母からもらったエネルギーを全て使いきり、いよいよ自らの力で、土からの栄養素を吸収しようとする爆発的な根の成長を遂げます。

するとそれに比べ「2葉令」は、人為的に育てられているために根の成長がおぼついていないという現状化にあるのです。

この根の成長の違いによって、180粒の籾(もみ)をつけても倒れない、大地に深々と頭を垂れる稲へと成長していくのです。

稲の生理を熟知し「自主性」を第一に考えることが、この農法の根幹であり究極なのです。

 

自然の摂理、稲の特性を知り尽くされた説得力のある回答ですね。

 

この時、場内に感嘆の声が上がり、網本さんの講演は興奮と感動のうちに幕を閉じるのでした。



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2014年1月31日

環境保全型農業

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |


先週のブログ『奇跡の農法研修会<2014.1.11>』の続きです。



2014.31 ai.JPG



網本さんの熱い思いは、会場にどんどんと広がっていきました!

 

田んぼの中に農薬や化学肥料をまく・・・

そんな当たり前の光景の中、水田をのぞいてみると、その中には「ヤゴ」「カエル」「タニシ」「ザリガニ」などの水中生物の死骸が横たわっています。

 

人間だけが食を確保出来ればいい・・・

大自然の生態系から見たとき、この「近視眼的なエゴ」は周りまわって人類は自分で自分の首を絞めることになるのです。

 

田んぼに撒かれた農薬や化学肥料はどこへ行くのか・・・

そうです!

土に残留するもの、川に流れて、やがて、海へ。

そこに生息するすべての動物たちを汚染し、死に追いやるのです!

 

そして、目に見えない一番のゆゆしき問題は「微生物が死ぬ」ということ。

微生物が死ぬと、生態系の浄化とリセットが行われなくなるということです。

 

未来を本当に見渡せる人類が「万物の霊長類」なら、このままの環境汚染を続けていくことは、田んぼの中で見た「ヤゴ」の死骸こそ、自分たち人類の姿なのだというこを知らねばならないでしょう!!!

 

自然の中の「稲の生理」を熟知し、本来の田んぼの機能を知り尽くす!

「環境保全型農業」こそが人類と地球を救う農法であると思います。

 

農業者としての自覚。

生きるという本質を支える農場、すなわち、「母なる大地を守る人」であるべきだと思うのです。

地球環境を守り、日本の美しい風景を取り戻す。

 

実りの秋に、赤とんぼが飛び交う、あの夕焼けの空を・・・





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2014年1月24日

奇跡の農法研修会<2014.1.11>

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |


サンクスアイの「志セミナー」を全国各地で行う度に、セミナーに参加される皆さんの農育への関心が高まっています。

 

それは、昨年の秋に収穫された無化学肥料・無農薬の「愛感謝米」が発売と同時にすぐに完売に至りましたことをみても如実に物語っていると思います。

 

また、かねてより、プロの農家の方々の要望もあり、化学肥料を使用せず無農薬で作る、奇跡のお米づくりを実践される共同研究農家の網本さんに逢いたいと、その気持ちに応える形で、2014年1月11日に、網本さんによる「奇跡の農法研修会」が実現いたしました。



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日本の農業は、農薬や化学肥料を使用せずには、お米は作ることは出来ないというV字慣行稲作のマニュアルが主流だそうです。

 

網本さんは純粋に、この農薬や化学肥料を使用しないで、本当にお米づくりは出来ないのかと有志が集まり、十数年前に始められたそうです。

 

最初の数年は、害虫にもやられ、天候にも左右され散々な目にあいながら、試練の年月を過ごされたそうです。

 

V字慣行稲作なら、普通に見込めるお米の収穫量の半分にも満たない・・・

 

そうしたことから、有志がひとり減り、ふたり減りと気付けば網本さんひとりが残ったそうです。

 

こうした厳しい状況の中で、「必ずできる!」との信念を持ち続け辿り着いたのが、大自然の摂理に背かず「稲の自主性」にポイントをしぼった苗八部作という農法に辿り着いたのです。

 

通常の農家さんは、二葉(によう)をもって田植えを行うのですが、網本さんは1ヶ月ほど遅らせても4.5葉の育苗まで待つそうです。

 

.5葉は二葉とは違い、根の張り方もたくましく育っており、これからどんな自然環境にも耐えうる自主性を持ち、生命力が溢れる苗なのだそうです。

 

このことが、農薬や化学肥料を使用しなくても済む「奇跡の農法」の基本となる理念だということを熱く語っておられました。

 

言葉では、簡単ですが並み大抵のことではなかったと思います。

安心で安全な農作物を作るという当たり前のことが、いまの時代において一番難しいことであり、一番重要なことであると改めて痛感しました。

 

参加された農家の方々の真剣な眼差しは、これからの日本の農業を変えてゆく「農業維新」の夜明け前を感じました。

 

次回は、研修会で話された内容を具体的にご紹介したいと思います。

 

御期待下さいね!!




豊かさの先に、食べられる喜びを
サンクスアイは、植物性ミネラル・フルボ酸を通じ、土壌改良を行い、
本物の食物が収穫できる愛産物農法の普及を行うことにより、
日本の食の明るい未来を応援しています。
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2014年1月17日

「愛感謝米」完売御礼!

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |



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無農薬・無化学肥料で栽培された「愛感謝米」は、予想を遥かに上回る大好評を得まして、2013年収穫分の新規お申込み受付を終了させていただきました。

ご注文いただきました皆様、本当にありがとうございました!!!

 

なお、定期購入にてお申し込みをされていらっしゃる会員様のお米は、在庫を確保しておりますので、ご安心ください。

 

ご注文が間に合わなかった皆様、大変申し訳ございませんでした。

 

秋に収穫をいたしました後、2014年分のお申込み受付を開始させていただきますので、秋まで楽しみにお待ちいただければと存じます。

 

 

本日は、愛感謝米の完売にちなみまして、お米の語源について、ご紹介させていただきます。

 

早速ですが、「こめ(米)」という言葉の語源については様々な説があるのをご存知でしょうか?

 

 

その1:「込める・籠める」という意味から

 

古来よりお米は日本人にとって非常に大切な穀物でした。

そのため様々な儀式や祭礼に使われていたこと分かっています。

つまりお米とは何か神聖なもの・神秘的な力が「こめられた」存在であり、そこから転じて「こめ」と呼ばれるようになったという説。

 

 

その2:「小さな実」という意味から

 

お米とはそもそも稲の実であるわけですが、その「小さな実」を指す「こみ(小実)」「こめ(小目」)」という言葉から転じて「こめ」になったという説。

 

 

2つの説を合わせると「神秘的な力が込められた小さな実、食べる宝石」というところでしょうか?

 

また、「米」という字は分解すると「八」と「十」と「八」に分けることができます。

つまりは「八十八」。

このことからお米づくりのためには八十八もの手順や手間がかかると言われてきました。

 

こうした「米」という言葉には、米づくりの大変さも表現されているという説を加味すると益々食べる宝石としてお米が煌めいてきませんか?

農耕機械の進歩などによって昔と比べると農家の負担は大きく減ったとは言え、まだまだ大変な作業も多くいろいろな苦労を伴います。

様々な工夫や手間があって、日本人は美味しいお米を食べられることに有難い気持ちで一杯になりますね。



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沖縄は12月でも気温20℃を超えます。

そして間もなく、マンゴーの花が咲きはじめます。

あたたかいのは、気温だけではありません。

そう、人の心もあたたかいのです。



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サンクスアイ農法ファーミングリテラシーで、マンゴー作りに命をかけておられる大城さんの情熱は、前回に記述しましたように、マンゴーを育てる環境づくりに反映されていました。

マンゴーにクラシック音楽を聴かせたり、ときにはビートルズや歌謡曲まで・・・

また、果実の糖度を上げるための日当たりの確保に工夫がされていたり、土づくりのこだわりとして、枯れ木や枯れ葉を土にまいたり、土壌の浄化と活性のためにアースジョイが使用されたり、マンゴーにそそぐ愛情に限りがありません。

 

どうしてそこまでこだわるのでしょうか・・・

それは、大城さんそのひとを育んできた「沖縄スピリッツ」が、あることが判明しました。

その「沖縄スピリッツ」というのが、「てぃあんだー」という言葉に集約されます。

てぃあんだーの「てぃ」は「手」を意味しています。

「あんだー」は「油」、すなわち手油をつけ、ものに触れて作り上げる。

言い換えれば、「心を込めてつくる」ということなのです。

 

また、初めて会った人には、「いちゃりばちょうでー」と言います。

これは、出逢えば兄弟であるという意味!!

そう、人は出逢えば兄弟として、心の絆を結ぶということなのです。

 

人に対しても、物に対しても、ポジティブなものの考え方をしています。

人間も、一人一人個性が違うように、マンゴーもひとつひとつ個性が違います。

そして、生命力が違います。

同じ環境であっても、育ち方が違うということなのです。

だからひとつひとつのマンゴーに、心を込めて語りかけます。

決して、このことを怠りません。

マンゴーに宿る心と向き合って会話します。

「てぃあんだー」という沖縄スピリッツ、これこそが、どこにもまねのできない、奇跡のマンゴーの美味しさの秘密なのです。

 

私は、音楽の世界でビートルズのリンゴスターが、世界中の人々を感動させたように、果物の世界で、沖縄のマンゴーが世界に発信する日も近いと思っています。

『マンゴースター』の誕生です。

 

 

 

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2013年12月13日

奇跡のマンゴー

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |

 
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「沖縄マンゴー」地元では25年という歴史を持つ、有名なマンゴー作りの名人である今は亡きお兄さんから譲り受けた大城さん。

サンクスアイ農法ファーミングリテラシーに挑戦し、今年も大きな成果をあげて頂きました。

 

大城さんのマンゴーの農園に入ると、89本の立派なマンゴーの木の壮観さに驚きます。

なんと!毎年4000個のマンゴーがこの農園から生まれているのです。

 

今回は、どこにも負けない美味しいマンゴー作りの四つの秘訣をご紹介しましょう!!

 

 

1、美しい音楽を聞かせる。



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音楽専門家の指導のもと、クラシック『バッハ』の曲が植物の生育に良い影響を与えるとのことで、こだわりのスピーカーから心地よいを流している。

私が訪れたときには、ザ、タイガースの「花の首飾り」が流れていた。(笑い)

 

2、木の高さが高くならない様に工夫している。



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紐を使って枝葉が上に伸びないように括り付け、果実を枝葉の上に実らせることによって、陽射しがまんべんなく果実に当たるようにしている。

そして、このことが収穫時の効率性をあげるというプロの技なのである!


 

3、土作りにこだわる!



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いままでは、非常識といわれてきた枯れ葉や枯れ木を土にまくというやり方を実践し、他の農園のお手本となっている。

裏山から刈り取った「ススキ」を手作りのチョッパーで5センチから10センチに切ったものを農園の土全体にまく。

森のような柔らかな土壌をつくり、土壌微生物の楽園にすることで、木々たちの生命力をパワーアップさせる!!



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4、サンクスアイの土壌浄化活性剤アースジョイの使用


除草剤や農薬さえも無毒化させながら、農作物そのものの生命力を高め、食品としての安全性高める!!


 

以上の四つのこだわりが大城さんのマンゴーへの愛情表現であると確信しました!!


来年の夏、大城さんのマンゴーが今から待ち遠しい・・・


次回は大城さんの人物像にスポットをあててご紹介したいと思います。

 

 

 

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キラキラと黄金に煌めくお米、一粒一粒がコンバインから溢れ出し、トラックの荷台いっぱいに秋の実りが収穫されてゆく光景・・・「新米の誕生日!」

 

9月10日...この日がサンクスアイ愛産物農法の刈り取りの日でした!

 

この日を迎えるまでの半年間に思いをはせる・・・

4月の上旬から、田植えの5月下旬まで、三度にわたって行われた「しろかき」。

通常の農家さんの三倍の労力。

 

この三度のしろかきによって、水中生物の生態系の環境を作りだし、米の最大のライバルである「ひえ」の粉砕、そして土壌に酸素がよくこなれるようにと・・・田んぼの整備を怠らない!

これが、美味しいお米作りへの土台なのです。



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また、この間に、同時進行される、別の田んぼでの「育苗」

しかも、「苗八部作」というこだわりの苗作り「4、5葉」へとしっかり育つまで待つ!

そこには、「稲の自主性」すなわち、「環境適応能力を開花させる農法」によって、お米自体の持つ生命エネルギーを最大限に引き出している「パワフルライス」であることが、他を凌駕する最大の魅力なのである!

一般の農家では、5月の上旬に始まる田植えにデビューする苗は「2葉」であり、窒素化合物を使用し、人為的に成長させられているので弱々しい感じがします。



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さらに、20回に及ぶ農薬の使用により、根の成長は、サンクスアイの愛産物農法で育った稲と比べてみると違いが一目瞭然です。

 

不可能だと言われてきた、無農薬で化学肥料を一切使わない米作り!

それを、可能にした奇跡の農法「サンクスアイのファーミングリテラシー」によって誕生してきた「新米」はどこにも負けない「愛感謝米」という名の「お米の宝石」なのです!!

 

生まれたての愛感謝米!「新米のパワーエナジー」を是非ご賞味ください!!!




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ファーミングリテラシー実りの秋、稲の刈り入れの日。

 

9月10日、埼玉県春日部駅に到着!

 

4月の上旬から始まった「芽出し」、「育苗(いくびょう)」、「出穂(しゅっすい)」で、「稲」はすくすくと成長をし、いよいよ「刈り入れ」の日を迎えることとなり、お米づくりのスペシャリストの網本様のご案内のもと、サンクスアイ農場へやって参りました。



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見上げれば絶好の秋日和に恵まれ、青空と白い綿菓子のような雲が出迎えてくれました。

 

皆様には今年の4月から5月にかけて、「視察体験レポート」で愛産物農法の素晴らしき実態と、感動のエピソード1~4をお伝えして参りました。

 

いっさい化学肥料と農薬を使わない愛産物農法!!!

 

それをを可能にするひとつの柱として欠かせない、サンクスアイ独自の農地改革肥料『アースジョイ』の働きの素晴らしさに、網本様も感嘆のお声をあげていらっしゃいました。

 

たわわに実った稲穂の束を私は抱きしめながら、大自然の母なる大地の愛と、不可能といわれた完全無農薬、完全無化学肥料で作る「ファーミングリテラシー」の素晴らしさを身体全体で実感できた心温まる一日でした。

 

すくすく成長を遂げた「稲」の刈り入れの日がどのように決定されるのか、プロの農育アドバイザーの観点やお米の出来栄えや感触などについて、今まで知らなかった興味深いエピソードをお伺いすることができました。

 

そして、その「ファーミングリテラシー」の素晴らしさを、間もなく発刊される『志通信』で写真付きで詳しくご紹介させて頂けることになり非常にワクワクしています。

 

間もなく、精米されたお米が『愛感謝米』となって、皆様の食卓に10月より出荷できる運びとなりますので、楽しみにお待ちください!!!

 

※お申込み方法などは、後日、改めてご案内させていただきます。

 

『愛感謝米』は、即!完売必至の人気商品ですので、お申込みはお早目にお願いいたします。

 

なお、志ブログでご紹介させて頂いたサンクスアイ愛産物農法「視察体験レポート」エピソード1~4と、次回の『志通信』をご覧になると、より一層の味わいをお感じ頂けることと存じます。



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夏の強い日差しをふせいでくれる「緑のカーテン」と言えば、どんな植物をイメージされるでしょうか?

 

私は夏休みの思い出と共に、朝顔とゴーヤが思いつきましたが、皆さんはいかがですか?

 

さて今回は、一風変わった緑のカーテン「雲南百薬(うんなんひゃくやく)」をご紹介しましょう。



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名張市にお住いの河村徳幸さんにお話を伺って参りました。

 

この「雲南百薬」とはツルムラサキ科に属した植物で、日本名はアカザカズラといいます。

大変栄養価の高い「健康野菜」として、今とても注目を集めています。



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「雲南百薬」の栄養価の高さは含有成分を見れば一目瞭然です。

 

☆筋肉の収縮を正常にしたり、イライラを抑える効能を持つマグネシウムがレタスの8倍

 

☆骨や歯を形成し免疫機能を活性する効能を持つカルシウムはピーマンの6倍

 

☆たんぱく質の合成・分解に関与し、活性酸素の増加を抑制、免疫力を高める効能を持つ亜鉛はニラの2.5倍

 

☆鉄分の吸収を活性化し、コレステロールや糖の代謝を促す効能を持つ銅はキャベツの8倍

 

そのほか、新陳代謝を促し、赤血球を生成する「葉酸」や皮膚や粘膜を正常に保ち悪玉コレステロールの酸化を防いでくれる「ビタミンA」などを多く含み、糖尿病や、血糖値の高い方におススメの「健康野菜」として、注目が集まっています。

 

もちろん生のままサラダにしたり、おひたしにしてぽん酢で食べても美味しく頂けます。

野菜天ぷらとして食べる「雲南百薬」の食感はたまりません。

もちっとした食感、その美味しさに思わず舌つづみです。

 

河村さんは、今年も他の方へ販売できるほどの収穫に恵まれました。

もちろん、この栽培にあたって欠かせないのが、パーフェクトミネラルAI。

 

ここでも無農薬で、化学肥料を使わない栽培法として、パーフェクトミネラルAI(フルボ酸植物性ミネラル)がお役に立っています。

 

河村さんは笑顔でおっしゃいます。

『雲南百薬は別名、オカワカメと呼ばれるくらい、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。暑さ対策と健康維持の一石二鳥のスーパー「健康野菜」に出会いました』と・・・

 

日本各地でこうした「健康野菜」がどんどん栽培され、安全で安心して食べられる日本の野菜づくりにも貢献できるように、頑張っていきたいと思います!!!




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サンクスアイの愛産物農法の中でも「珍しい」野菜を栽培しておられる、三重県津市にお住まいの木村正道(きむらまさみち)さんの農園へ行って参りました。



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その珍しい野菜とは!?

 

三重県の特産物になる勢いで、いま大注目の「セイロン瓜」です!!!



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くねくねと細長い果実で、なんと1メートル以上に生長をします。

 

その形状がへびの形に似ていることことから、ヘビウリという名を持っています。

 

そしてこの「セイロン瓜」驚きなのが、実のおもむきとは違い、雪の結晶のように白くてかわいらしい花を咲かせることです。



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夏から秋にかけて実の収穫が可能で、今が旬のようです。

 

そもそも、ヘビウリ(英名:Snakegourd)とは、インド原産のウリ科カラスウリ属の蔓性植物で、日本には明治時代末期に渡来したといわれています。

 

しかし日本では、野菜の成分表を紹介した書籍にも掲載がなく、野菜として認識されてこなかったのが現状です。

 

その一方、南・東南アジア諸国においては一般的な野菜であり、非常によく食べられています。

 

その理由は、低カロリーなうえにミネラルが豊富で、「健康野菜」としても人気が高いからです。

 

スリランカでは、病院食としても積極的に使われているそうです。

 

この「セイロン瓜」は、ゴーヤのような苦みやクセがなく、食感も良いため、生でサラダとしても食べられるほか、チャーハン、スープ、カレー、肉詰め、巻き寿司、漬け物としても美味しく頂ける、まさに万能な「健康野菜」なのです。

 

もちろんこの「セイロン瓜」を育てるにあたっても、木村さんは無農薬にこだわり、サンクスアイのフルボ酸植物性ミネラルを希釈し、土壌や実に散布するなど、サンクスアイの愛産物農法を実践されていました。

 

「農育」において、安全な農作物を作る志のもと、サンクスアイは、一人でも多くの農家の皆さんと手を取り合って日本の農業を変える企業努力を続けていきたいと思っております。




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2013年7月11日

愛産物の完熟マンゴーが届きました!

Posted time: 06:00 | Author : 農業について |


沖縄県の共同研究農家様、大城様より農業用ミネラルで栽培いただきましたもぎたてのマンゴーを送っていただきました。



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愛情を込め、丁寧に育てられる大城様のマンゴーは、共同研究2年目の今年、見た目、味ともに最高の品質の果実となりました。

 

頂きましたマンゴーは、早速スタッフでいただきました。

とてもみずみずしく、甘み、香りが深く最高のマンゴーでした!



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今年は、猛暑の影響もあり、例年よりも収穫が早まってしまったことがあり、すでに出荷も終盤となっております。

 

在庫が限られておりますが、ご購入をご希望の会員様は、1kg(2~3個)5,000円(送料込)にて在庫が確保できた場合に販売をさせていただきます。

 

ご購入をご希望の会員様は、当社までご連絡ください。




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2013年7月 5日

サンクスアイ農育の啓蒙活動!!

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |


皆さん!もうご覧になりましたか?

 

感動の映画!そうタイトルは「奇跡のリンゴ」です。



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この写真は、「奇跡のリンゴ」のパンフレットの表紙です。



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キラキラとしたリンゴが目の中に飛び込んでくるでしょう?

 

映画は想像以上で、何度も何度も涙がこぼれ落ちました。

 

映画のストーリーは、青森県弘前を舞台に展開します。

 

リンゴ農家の木村さんが、十数回にも及ぶ農薬の散布によって、奥さんの身体がむしばまれ、苦しむ姿に耐え切れず、神の領域と言われる、"絶対不可能"の無農薬によるリンゴ栽培に挑戦するお話です。

 

主人公が想像を絶する苦闘と絶望の果てに、常識をくつがえすある真実の発見、それは何だったのか・・・

 

内容はぜひ映画館で鑑賞して頂き、涙のベール越しに確認して頂ければと思います。

 

この映画のテーマは、リンゴという果物ですが、私たちサンクスアイが取り組んでいる無農薬で作るお米づくり、愛産物農法「ファーミングリテラシー」と同じ志を持った人物に出会えた奇跡に感動し、心からの拍手を送りながら映画館を後にしました。

 

リンゴは紀元前まえから生息し、古代ギリシャ・ローマのヨーロッパからアメリカへ、そして日本へと伝わってから、わずか150年ほどの年月しかたっていません。

 

この間、品種改良をすすめながら、見違えるほど多彩で美味しい果実へと進化をとげました。

 

その背景には、農薬を使わなければならないという現実があったのも事実です。

 

サンクスアイは考えます。

これからの、人類への課題があるとすれば、母なる大地が育てたリンゴという原種と、人間の英智(品種改良)によって到達した美味しいリンゴ、そして、リンゴだけに限らず、すべての農作物を、安全で安心して食べることのできる「自然回帰の農法」の探究ではないでしょうか。

すなわち、農薬や化学肥料を一切使わない愛産物農法「ファーミングリテラシー」の普及活動こそ、時代が最も必要する英智だと!

 

一人でも多くの日本の農家の皆さんに、愛産物農法「ファーミングリテラシー」に取り組んでいただける環境作りこそ、「農育における啓蒙活動」として、これからもサンクスアイは「日本の農業を変えるプロジェクトX」に邁進して参りたいと思っております。

 

これからもどうぞよろしくお願いいたします。




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皆様、お待たせいたしました!

 

このブログを通じてお伝えして参りました、サンクスアイの愛産物農法(ファーミングリテラシー)を、6・7月号の志通信に掲載する運びとなりました。

タイトルは

 

「日本の農業を変える!!サンクスアイのプロジェクトⅩ!!」です。

 

「Ⅹ」に込める思いは、文字どうり、「交わる」という「融合」を意味しています。

 

さらには、「未来の未知数」と「無限の可能性」への挑戦!!をイメージした壮大なプロジェクトなのです。

 

「融合」という運命の交差点は、日本の農業を真剣に変えようと取り組んでいるサンクスアイの「志」と・・・

網本氏が実践される「奇跡の農法」との出会い!!によってこの物語は始まりました。

 

そして、

 

「無限の可能性」への挑戦とは、完全無農薬、無化学肥料の「網本メソッド」ともいうべき奇跡の農法を基盤にし、サンクスアイの目指す、日本の自給自足率(現在39%)を向上させながら、食料危機の回避にむける社会貢献と安心・安全・大自然の恵みと呼べる「愛産物」を提供させて頂くこと!!

 

そのためには、「農地改革」が避けて通れないのです!!

 

化学肥料で汚染された土、「肥毒」を浄化しなくてはなりません・・・・

 

農作物本来の持つ生命力と栄養価を最大限に高めなくてはなりません・・・・

 

このふたつの作用を、同時に可能にしてくれるのが、サンクスアイが提唱している母なる大地の愛が生み出した、フルボ酸植物性ミネラル!!!という奇跡の物質なのです。

 

これらのすべてを集大成した農法・・・・

これが

サンクスアイの愛産物農法「ファーミングリテラシー」なのです!!!

 

志通信を手にしてご覧くださいね!

感動をお届けします!!!



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『美味しいものが、身体にとっていいものであるかどうかは、全く別問題である!』

 

いくら良いお米の「種」を使っても、身体に良い作り方をしなければ意味がない。

 

「安心・安全・大自然の恵み」とは、謳(うた)えない。

 

今回の視察体験レポートで、このことがはっきりと浮き彫りになりました。

 

日本のお米づくりのスペシャリスト網本さんから、さまざまなことを教えて頂き、真剣に取り組まれているその姿勢から、私自身も「食」に対する概念が変わりました。



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空腹感を満たしてくれるならば・・・

 

美味しければ・・・

 

どんな作られ方をしていようといいんじゃない?

 

作られ方なんて考えたこともない・・・

 

という「食」への軽薄な観念こそが、私たちの命を危険にさらしている誤りなのです。

 

健康寿命(Q・O・L)が、日々の「食」によって決まることは、平成17年に制定された食育基本法をみても明らかです。

 

さらに追い討ちをかけるように、TPPが始まります。

 

粗悪で、極めて危険性の高い安価な食べ物が世界中から日本に押し寄せてくる。

 

たった一人の国民の命を、真剣に守ってくれる体制は完全に崩壊しています。

 

自分の命や健康は、自分で守らなければなりません!!!

 

こうした事実の真相に、真剣に目を向ける、智恵と勇気が必要です。

 

皆さんはご存知でしょうか?

 

1年間で、体内に入ってくる有害な物質は、4kgとも言われています。

 

だからこそ!みなさまには年齢を重ねると共に、身体に大切なものを食べて頂けるように、それと同時に、身体に不必要で有害なものを排泄できるように、その両方の効果が期待できる、フルボ酸・植物性ミネラルの存在価値と重要性をお伝えしながら、安心・安全・大自然の恵みを心からお届けしたいのです!!!

 

農育と食育の分野で、私たちサンクスアイ株式会社がなくてはならない存在として、皆様の豊かな人生に貢献できるよう、これからも全身全霊で邁進して参りたいと考えます!




豊かさの先に、食べられる喜びを
サンクスアイは、植物性ミネラル・フルボ酸を通じ、土壌改良を行い、
本物の食物が収穫できる愛産物農法の普及を行うことにより、
日本の食の明るい未来を応援しています。
サンクスアイ株式会社
サンクスアイ 株式会社
〒861-8035 熊本県熊本市東区御領6丁目1-6
TEL:096-285-3910 FAX:096-285-3513

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驚くべきお米づくりの実態!!

 

今回は、私たち一般人が知らない「農薬」について触れていこうと思います。

 

「稲の芽出しから始まり、生苗(いくびょう)の期間を経て、稲を刈り取るまでに農薬を何回くらい撒かれると思いますか?」

 

という質問に、皆様ならどのくらいの回数を予想されるでしょうか?

 

私は、3回から4回くらいだと考えました。

 

そして、サンクスアイ愛産物農法のアドバイザーである網本さんにたずねてみたところ、耳を疑うような数字が返ってきました・・・

 

「20回です。」

 

「えぇ~!!!本当です!?」私は思わず大きな声で叫んでしまいました。

 

予想をはるかに超えた20回という衝撃の回数・・・ショックとしか言いようがありません。

 

なぜこんなにも「農薬」が使われるのか・・・

 

それは、自然の理に反して「化学肥料(窒素化合物)」を「生苗」の段階から使用し、光合成を促進させ、時間をかけずに育った「苗」のひ弱さに問題があるからです。

 

無理やりに成長させられた「苗」本体は、見た目は背丈も伸び大人のように見えますが、中身はというと、「菌」や「害虫」に対抗する免疫力がない、全く赤ちゃんのようなものです。

 

だから、「稲」が刈り取られるその日まで「農薬」を撒き続け、「害虫」から身を守らざるを得ないのです。

 

化学肥料で育った「苗」は絶対に、「農薬」なしでは秋の実りを迎えることは不可能という現実・・・

 

つまり、「化学肥料」と「農薬」が、1セットになった稲作、これが現在の主流である、「一般農法」なのです。

 

しかし一方では・・・

 

「農薬」は自然環境を破壊するということで、「減農薬」を勧めている「環境保全農業」という考え方も存在します。

 

今現在使っている「農薬」の使用回数を半分に減らし、その環境下で収穫された米には、「特別栽培農作物」という称号が与えられるそうです。

 

しかしここにも、笑えない裏話が存在します。

 

「一般農法」では、有機リン系の「農薬」を20回ほど撒いていました。

そしてそれを、「減農薬」に向け、半分の回数以下の9回にしたとします。

 

その9回に使用される「農薬」はというと、前とは比較にならない強力な毒性を持つ、ネオニコチノイドと呼ばれるもので、ニコチン基と青酸(青酸カリの主成分)との合成化合物であり、神経系を破壊していきます。

 

その威力は、大型の「害虫」ゴキブリなどを瞬時に殺傷できる殺虫剤そのものなのです。

 

これを、「稲」の根の部分から浸透圧を使って無理やり体内に吸収させるため、毒性の強い成分は「稲」の細胞レベルで残効性を持ちながら留まります。

 

その結果「稲」は、悲鳴をあげるかのように根の成長を止めます。

 

「米が泣いている・・・」

 

と網本さんは言う。

 

こんな育てられ方をしているお米の一生を思い、私の頬にはいつの間にか熱い涙が伝っていました。

 

何かが間違っている・・・

 

このままではいけない!!

 

日本の食と農業を守らなければならない!!

 

誰かがやらなければ・・・

 

サンクスアイの志しはここにあるのです。

 

本当に安全で安心できる、大自然のエネルギーだけでお米を作ることができる、サンクスアイのファーミングリテラシー愛産物農法こそが、これからの日本の未来を切り拓いていくことを信じながら・・・

私たちはこれからも全力投球で頑張って参ります!!!

 

笑っているお米を届けたい!!

 

純粋に・・・心からそう思っています。

 

そして、昨年収穫をいたしました『愛感謝米』は皆様の深きご理解のもと、<完売>を致しました。

 

ありがとうございました。

 

本年度の秋の実りもぜひ楽しみにお待ちください。

 



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埼玉県のサンクスアイ農場を初めて訪問させて頂いた時のあの感激は、いまだに忘れることはできません。

 

サンクスアイ農場以外の周りの田んぼのあぜ道・・・

 

そこには、枯れ果てた野草が倒れていました。

 

しゃがみ込んで、その野草を触ろうとした時、サンクスアイ農場の管理をして下さっている網本さんが、「触っちゃダメだよ。農薬がかかっているから!」と言われ、思わず手を引っ込めました。。

 

そして、サンクスアイ農場に目をやると、一回目の「しろかき」をきれいに終えた水田に、カルガモの親子・仲間たちが水の中のエサを求めて集まっていました。

 

その田んぼを囲むあぜ道には、野草とは呼べないような美しい色とりどりの草花が風に揺れている風景がありました。

 

まさしくそれは、自然の調和の取れたあるべき姿そのものでした。

 

そして時期が来れば、害虫が発生しない環境を整えるため、その野草を刈り取り、稲の肥料とするそうです。

もちろんこの時にも、農薬を使用することはありません。

 

「すべては一粒の米のために...」

 

愛産物農法は、「米主体」の自然農法なのです。、

 

ではなぜ、一般の農家では身体に悪いとされる、農薬や化学肥料を使用するのでしょうか?

 

結論から言うと、気候に左右されないお米の安定収穫を保つためです。

 

日本の農業のほとんどが、V字慣行稲作といって、「窒素(ちっそ)」の化学肥料を大量に投与し、稲の光合成を無理やり促進させ、自然の理に反して苗を人為的に成長させるのです。

 

例えて言うなら、成長ホルモン剤を使って子牛を早く成長させ、精肉として一日も早く出荷販売する、その行為によく似ています。

 

言うまでもなく、その成長ホルモン剤たっぷりの牛肉を食べた人間は、人体的に被害が続出し、大きな社会問題にもなっています。

 

「食の方程式」はもはや、空腹を満たすためだけのものになってしまっている。

それが今の食の現状なのです。

 

安心や安全などは、皆無といっても過言ではありません。

 

言い換えると、「窒素」という化学肥料・農薬無しでは、米づくりは出来ないという日本の農法の常識なのです。

 

しかしサンクスアイの愛産物農法は、見事にこの常識を打ち破り、安心・安全、そして大自然のエネルギーだけで育てる農法を完成しています。

 

「日本の主食を守りたい!」

 

「日本の農業と農地を改善したい!」

 

「皆様の身体を真剣に守りたい!」

 

という企業理念を形にしたのが、サンクスアイの愛産物農法(ファーミングリテラシー)なのです。

 

だからこそ!!!

 

母なる大地の愛と智恵の込められた『愛感謝米』を一人でも多くの皆様の食卓へお届けしたいのです。

 

私たちの思いを、どうぞ、受け取って下さい!

『愛感謝米』のご用命は、096-285-3910 までお電話くださいませ。

 




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今回のエピソード2は、愛産物農法の特徴のひとつ、ファーミングリテラシー「温度マジック」についてです。

 

農家では、「苗半作(なえはんさく)」という言葉があります。

 

それは田植えまでの、稲作の出来栄えが良ければ、稲作の半分は終わっているという意味です。

 

サンクスアイ愛産物農法では、この「生苗(いくびょう)」をとても重視しています。

 

「生苗」を大成功させるために、とても重要な事があるのです。

 

それは、「稲」の気持ちになった、「稲」という命の主体性を第一に考えるという、自然の理にかなった環境づくり、それが「温度マジック」という技法なのです。

 

一般の農法では、お米の種(もみ)を30℃のお湯で温めてから4日目で発芽(芽出し)させます。

 

そのあと、25℃の温室で育てられ、5月の上旬頃に、田植えの「苗」として、外気に触れることになるのです。

 

この頃の外気温の平均温度が約20℃なのです。

 

一方、サンクスアイの愛産物農法はというと、お米の種(もみ)を、11℃のぬるま湯で10日間かけて、ゆっくりと発芽(芽出し)を行います。

 

その後、14℃の温室で育てられ、少し一般の農家よりも遅らせた、平均気温22℃あたりの5月下旬に田植えを行います。

 

一般の農法と、サンクスアイの愛産物農法の決定的な違い、それが「稲」を包む環境温度の変化なのです。

 

「稲」の気持ちになれば、皆さんもきっと感じ取って頂けるでしょう。

 

お米の成長と共に、気温をどんどん上昇させていく環境作りは、「稲」の主体性を育てるという、大自然の摂理に合わせた農法であり、これが農薬を使わなくても害虫にも負けない、強い免疫力を持たせ、さらに、母なる大地の愛と智恵が生み出した、奇跡の物質、スーパーフルボ酸・植物性ミネラルを、適宜に与えることによって、「稲」の持つ生命力を、最大に引き出すことを可能にするのです。

 

その結果、愛産物農法で育った「苗」は、一般の「苗」と比べると、葉の数も多く、青々と伸び、茎の太さ、根の量や長さなど、2倍近くもの、著しい成長の違いが一目瞭然となって現れるのです。

 

「コシヒカリ」は別名、「コケヒカリ」とも言われ、ひとつの穂に100粒のもみをつけると、倒れてしまうのだそうです。

 

しかし、サンクスアイの愛産物農法で育った稲は、180粒のもみをつけ、大地に感謝するように、おじぎをしながら、悠然と秋の舞台を迎え、まさしく、五穀の王として、黄金の光を放つのです。

 

ですから、サンクスアイの愛産物農法のお米は、生命力の全く違う!!、しかも安心!!

安全!!で、70種類以上の植物性ミネラルを含んだ栄養価の高い「コシヒカリ中のコシヒカリ」なのです。

 

サンクスアイの『愛・感謝米』こそ!!

これからの皆様の健康長寿に欠かせない、日本の真の主食となることでしょう!!!

 

私たちの「誠」を込めたお米を、どうぞ!!お召し上がりください。

 

『愛・感謝米』のご用命は、096-285-3910 までお電話くださいませ。



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埼玉県のサンクスアイ農場へ行って参りました...

 

とにかく感動の一言です!!!

 

愛産物農法の素晴らしき実態。

 

本日は、感動の「エピソード1」をお伝えします。

 

もちろん、コシヒカリお米づくりのスペシャリストである、農育アドバイザーの網本様にご案内頂きました。

 

まず、私の目に飛び込んできたのは、周りの農家の皆さんの田んぼとは全く違う風景でした。

 

サンクスアイ農場だけ、すでに田んぼが耕され、水がはられているのです(周りの田んぼは干からびた状態)。

 

通常は5月上旬、田植えの直前に一回だけ田を耕し、水をはるそうです。

 

しかし、『愛産物農法!』では、田植えの前までになんと、三回も田を耕す「しろかき」が行なわれるようです。

 

この時点で丹精の込め方の違いに驚くと共に、最初の感動を覚えました!

 

ではなぜ三回も「しろかき」をするのでしょうか。

 

これには深い理由があります。

 

お米の最大のライバルである「ひえ」という穀物との生存圏争いがまずあげられます。

 

自然界ではどうやら、「ひえ」の方が強いらしく、同じ田んぼに「稲」と同時に成長し始めた場合、「ひえ」がどんどん優位に、土に根を張り「稲」を追いやってしまうそうです。

 

そこで、田植えまでの約2か月の間に、三回の「しろかき」を行い、自然発生、成長する「ひえ」をことごとく粉砕するそうです。

 

「稲」はというと...この間別室ですくすくと成長を続けています。

 

そして、この三回の「しろかき」を終え、水田にいよいよ、すくすくと育った「稲」の苗(なえ)が迎え入れられます。その頃が5月の下旬と伺いました。

 

こうして、田んぼにおける最大のライバルである「ひえ」は、土の堆肥(たいひ)となり、「稲」が田んぼの主役となるのです。

 

「ひえ」だけではなくもちろん、他の雑草も同時にこの「しろかき」によって粉砕され、その雑草の根から出る成分などもまた天然の素晴らしい堆肥となります。

 

もちろん、「稲」が全ての栄養素を吸収するにあたって、サンクスアイのフルボ酸植物性ミネラルがなくてはならない存在であるということは言うまでもありません。

 

そして、それらを「稲」が栄養分として吸収することで、お米の香りがとても良くなるという驚くべき「香りのマジック」が起こるのだそうです。

 

他に真似のできない『愛感謝米』の美味しさの秘密・・・

 

それは全てを、お米の身になって、農薬と化学肥料をいっさい使わず、母なる大地の愛と智恵の環境を整え、手間ひまを惜しまない日本最高の米づくりのファーミングリテラシー(愛産物農法)を究明し、実践しているからなのです。

 

最高の『愛感謝米』をぜひ、お召し上がりくださいませ。

 

自信をもってお勧めいたします!!!

 

次回、「エピソード2」もお楽しみに!!

 



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「コシヒカリ」のお米づくりのスペシャリスト。

 

安全・安心・大自然は当たり前。

 

サンクスアイ農育アドバイザーの網本様の御指導のもと、サンクスアイ農場で作られる、最高のブランド米!!

 

その名も『愛感謝米』です。



2013.4.19.jpg

 


「今まで食べたお米の中で、いちばん美味しい」と言って頂いているには理由があります。

 

なぜなら...

大自然の摂理が生み出す母なる大地と、まるで会話を楽しむように土壌を愛し、農作物が喜ぶ土の環境を知り尽くした、無農薬・無化学肥料にこだわった「愛産物農法」だからです。

 

さらに...

この土壌では、植物性ミネラルとフルボ酸に満たされた最高の堆肥環境が作り出されており、その中に住む微生物の働きによって、『愛感謝米』に究極の生命力を与えることに成功しているからです。

 

他のお米とは...

栄養価だけではなく、農作物の「生命力」そのものが違うのです。

 

まさしく...

コシヒカリの中のコシヒカリ!!

この称号にふさわしいのが、『愛感謝米』なのです。

 

皆様の食卓に...

家族みんなで、一日一膳(善)!!

 

 

幸せいっぱいの、美食をお楽しみください。

 

白米、玄米とも、会員の皆様は、1kgを800円(希望小売価格:1,200円)でご提供させて頂いております。

 

さらに玄米のみ、会員の皆様は10kgを7,300円(希望小売価格:9,500)で販売させて頂いております。

 

人気限定商品により、ご希望の方はお早目にお求めくださいませ。

 

お問い合せは...

 

サンクスアイ 096-285-3910 までお願いいたします。

 


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2012年10月12日

愛感謝米 10月13日発売開始

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |


サンクスアイでは4つの共育を行っており、その内の1つである『農育』にて全国の農家様と共同研究を行っております。

 

共同研究では農業用ミネラル"アースジョイ"を使用し現状の栽培方法と比べていただきとても良い結果が出ております。

 

その共同研究にご参加いただいており、またサンクスアイの農業アドバイザーであります網本様にアースジョイを使って栽培していただきました"愛感謝米"が10月13日より販売を開始させていただくこととなりました。

 

網本様は約10年前より無化学肥料・無農薬にてお米を栽培されており、本来の生き方で育ったお米です。

 

また、無化学肥料・無農薬にて栽培を行っている土壌はとても健康で目に見えない微生物までが喜ぶような生きた土壌が出来ております。

 

網本様のこだわりのある栽培方法、微生物が沢山共存する土壌、そしてアースジョイにてミネラル豊富な"愛感謝米"になります。

 

ぜひ、この機会にお米本来の味わいをご賞味ください!


<愛感謝米のお求めはこちら>


http://www.thanksai.jp/shopping/#prod_ank02




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2012年9月18日

稲刈り体験に行ってまいりました。

Posted time: 01:13 | Author : 農業について |


9月16日(日)に愛感謝米の栽培を行っていただいている、農育アドバイザーの網本さんの田んぼにて稲刈りの体験を行って参りました。

天気は、雲も出ていましたが、雨は降る事なく秋らしい風が吹いておりました。

網本さんの田んぼ意外は稲刈りが済んでおり、藁を燃やす作業を行われておりましたが、網本さんの田んぼは黄金色の稲穂が頭を重く垂れておりました。


稲刈り1

稲刈り2


稲刈りを行う前に網本さんから鎌を使う際の注意事項などの説明がありました。



稲刈り3


場所を移動し、鎌を使った手狩りのレクチャーを行っていただきます。



稲刈り4.JPG
稲刈り5.JPG


レクチャー後、早速体験をさせていただいたのですが、今年も、手のひらに乗らないほど一つの稲穂が長く、大体160粒ほどになっているそうです。


稲刈り6.JPG


刈った稲は写真のようにクロスして地面に置き、藁で茎の部分を縛っていきます。


稲刈り7.JPG

稲刈り8.JPG


縛った稲は逆さにして乾かします。



稲刈り9.JPG


お米は約14%以下の水分量になってしまうと美味しくなくなってしまうので、天候によって乾燥させる時間が異なるそうです。



稲刈り10.JPG


約2時間ほど参加者のみなさんで刈りまして、竹竿いっぱいとなりました。


また、別の田んぼへ向かい網本さんより普段見れない稲刈り前の田んぼの中を見せていただきました。

地面は乾燥の為若干ひび割れがありました。

写真の稲の根元をご覧下さい。

稲刈り11.JPG


人がかき分けて通れるほどのスペースがあり、稲穂が重く、若干倒れ気味になっておりますが、倒れそうな稲を隣の稲が支えております。

茎はとても太くなっており、しっかりと大地に根を張っていました。

更に中に入ると、水面に浮いていた藻が地面を覆い他の雑草が無い部分がほとんどでした。


稲刈り12.JPG

愛感謝米も同じ栽培方法に農業用ミネラルを使用して無化学肥料・無農薬にて栽培を行っております。

今年の愛感謝米は9月末に刈り入れを行う予定となっております。

販売時期に関しましてはまた改めてご連絡いたしますので、もう少々お待ちください!



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本日は、「新たな土地に身体が対応するためには、3世代の時間が必要?!」というテーマでお届けさせていただきます。

 

 

日本の人口は、約1億2770万人で、国土は約37万8千km2となっており、日本の食料自給率は約40%と低く、不足している食品を輸入に頼っている状態です。

 

大国アメリカは、人口が日本の約2.4倍、国土に関しては約24倍と広いく、アメリカの食料自給率は約130%と自国での消費量以上の作物を生産しています。

 

食材に関しては、輸入大国日本では、国内で気候の変化など様々な問題があり、お野菜やお米の高騰が続いている中で、低価格の輸入米に関するこんなニュースがありました。

 

それは先日発表された、中国産のお米に関するニュースです。

 

本来であれば、約778%の関税をかけて輸入をする中国産のお米が、関税をかけられずに輸入が行われたのです。

 

なぜ、関税をかけられずに輸入されたかと言いますと、ミニマム・アクセスというシステムの為なのです。

 

関税は、国内産業の保護として行われているシステムですが、1986年~1988年において、国内消費量に締める輸入品の割合が3%未満の品目に関しては、関税がかからない状態で、ある一定の量を輸入しなければならいというのがミニマム・アクセスというシステムです。

 

その関税がかからない品目にお米があり、今までは専門料理店などで使用されておりましたが、初めて大手スーパーなどで一般人向けに5kg入り1229円と格安のお値段で現在販売をされております。

 

ミニマム・アクセス米は、政府米とも呼ばれます。この政府米の中で事故米として判定されたものがあり、それを転売してニュースになったということをご記憶の方も多いのではないでしょうか。

 

TPPに参加することになれば、この中国産のお米のように、数多くの国から多くの品物が関税をかけずに輸入されてきます。

 

 

また、最近、アメリカがアジアの食材(お魚や香辛料)などを輸入し、食中毒が増加しているそうです。

 

その原因は、世界各国の食材が様々な形で輸入され、口に運ぶ事によってあらゆる地域の病原体にさらされている可能性があると免疫学者のハンナ・グールド氏は指摘されています。

 

世界中に様々な食材が数多くありますが、その土地のものに体が慣れるのには約3世代の時間を要するといわれています。

 

本来、その土地で育った人間はその土地にあった食材、風土、気候などに適応した身体の作りになっています。

 

海外旅行に行かれた方より、「胃が疲れた...」や「水が合わなかった...」などのお声が多いのはその土地に適応していないからなのです。

 

今回の中国産のお米でも、品種が同じですが栽培の過程で行われることが違えば出来上がる品物も違ってくると思われます。

 

本当に私たちに適している、そして安心して口に出来る食材はその土地にある食材なのではないでしょうか?

 

食料自給率が低い日本において求められること、それは国内生産量を増やし、地産地消を行い、日本人に合った食材を食していくことではないでしょうか。



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2012年3月17日

映画 「種まく旅人~みのりの茶~」

Posted time: 01:13 | Author : 農業について |


本日は、本日より公開されました「種まく旅人~みのりの茶~」という映画をご紹介させていただきます。


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この映画は、九州出身の塩屋俊監督が作られ、そして九州出身の陣内孝則さん・田中麗奈さん・石丸謙二郎さんが出演されています。

映画を作製するに当たって、日本の農家さんの姿を知るために、多くの農家さんに取材をされ、その中で「仕事はキツいけれども、一日の終わりには充実感に包まれる」という声を多く聞かれたそうです。

その農家さん達の姿を、無農薬で作るお茶の栽培・製造過程を通して描かれております。

映画の中では、お茶という生物との会話や気候によっての変化、お茶の病気などたくさんの試練があり、その中でも完成したお茶を飲んで「喜んでくれる人の顔を思い浮かべて作る」という想いを持って主人公が笑顔で農業に向き合っていました。

鑑賞後には、「もっと頑張ろう」という前向きな温かい気持ちになれる映画でした。

残念ながら、舞台挨拶の撮影は出来ませんでしたが、舞台挨拶にて塩屋監督は、「この映画を通じて、日本の一次産業である農業の活性化・再生・復興の応援を行えれば」とお話をされており、続編も作成する予定との事でした。

公式ホームページには、予告編の映像もございますので、是非ご覧いただければとおもいます。


「種まく旅人~みのりの茶~」公式ホームページ



無農薬・無化学肥料の栽培を推進しているサンクスアイ、そして会員の皆様にとりまして、とても勉強になる素敵な映画でした。
機会がございましたら、是非ご覧ください。


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2012年3月 9日

黄色くなった野菜は不健康?!

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |


私たち、人間は食物からミネラルやビタミンなど生きていく上で必要な養分を取り入れています。

 

特に畑や田んぼで取れる食材は、葉の光合成によって作られたでんぷんが糖(ショ糖)の形になります。

 

その後、出来上がった糖分は、マグネシウムやカリウムの力により、根や果実へ運ばれ(転流)美味しい食物になっていきます。

 

美味しいお米、野菜そして果物が出来るために、さらに根が土壌中でよく伸びて健康な作物が育つためにも糖の転流が活発に行われる事が重要となります。

 

ところが、現代の土壌中のマグネシウム不足のため、糖の転流がうまく行われず、根や果実の成長が悪くなります。

 

さらに、葉には転流されなかったでんぷんが蓄積し、光合成がますますスムーズに行わなくなり、活性酸素によって光合成を行う葉緑体が破壊されてしましまうのです。

 

お店や、畑で見る野菜の本来緑の葉が黄色くなっているのをご覧になったことはありませんか?

 

これは、マグネシウム不足ことが原因で光合成が出来なかった野菜なのです。

 

不健康な食物といえます。

 

次に、食材を食べる人間ですが、マグネシウム不足の作物からマグネシウムを摂取するという状態が続いているため、人間もマグネシウム不足の方が必然的に多くなります。

 

更には、精製食品や加工食品などには特にマグネシウムが少なくなってしまい、マグネシウム不足の食品中心の食生活が続くと、生活習慣病や便秘、むくみなどの病気の原因となります。

 

なぜ不健康の原因になるかと言いますと、マグネシウムがないと人間も細胞への糖(グルコース)の移動がうまくいかなくなってしまい、高コレステロール・糖尿病・動脈硬化など、あらゆる生活習慣病の引き金となります。

 

 

先日、共同研究を行っていただいている網本様より、お知り合いの方が有機栽培(健康的な有機栽培)で作られたほうれん草をいただきました。



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葉は、マグネシウム不足の黄色い部分も無く、化学肥料を使われていないので、硝酸態窒素の心配も無く、キレイな緑色をした健康なほうれん草で、おひたしにして美味しくいただきました。



2012.3.9.2.JPG

 


土壌→作物→食物→体のサイクルを考え、土壌から変えていく事が健康に繋がっていきます。

 

サンクスアイの共同研究をよりスピードを上げて進めていき、土壌改良を行い、マグネシウムをはじめとしたミネラル豊富な食物を育て、会員の皆様が健康な食物を食べられるよう、全力を尽くして参ります。



豊かさの先に、食べられる喜びを
サンクスアイは、植物性ミネラル・フルボ酸を通じ、土壌改良を行い、
本物の食物が収穫できる愛産物農法の普及を行うことにより、
日本の食の明るい未来を応援しています。
サンクスアイ株式会社
サンクスアイ 株式会社
〒861-8035 熊本県熊本市東区御領6丁目1-6
TEL:096-285-3910 FAX:096-285-3513

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2012年3月 2日

日本は農薬大国

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |


本日は、「農薬の健康被害」についてお届けさせていただきます。

 

 

日本は海外に比べ、耕地の単位面積当たりの農薬使用量は欧米の6~7倍といわれています。

 

中国野菜など外国産農産物の危険性が強調されていますが、実は日本も「農薬使用大国」のため、"国産だから安全"ともいえないのです。

 

 

世界中で使われている農薬は現在、約800種類もあります。

 

農林水産省は農薬を「殺虫剤」「殺菌剤」「殺虫殺菌剤」「除草剤」「殺そ剤」「植物成長調整剤」「その他」の7種類に分類しており、残留農薬の許容基準は食品衛生法に基づき厚生労働省が決めておりますが、その際、各農薬の毒性の強さだけでなく、国際基準なども考慮されます。

 

 

ただし、同じ農薬でも農産物によって基準値が違う場合があります。

 

2002年に中国産の農産物から残留基準を超える農薬が次々に検出され、大騒ぎになりましたが、同じ残留濃度でも違反にならず、堂々と流通していた作物もあるのです。

 

例えば、ほうれん草ですが、「中国産ほうれん草から基準の180倍のクロルピリホス(殺虫剤)検出」と報道されましたが、検出した残留農薬濃度は1.8ppm。

実は、同時期にチンゲン菜から2.1ppmの残留濃度が検出されていましたが、チンゲン菜は基準値が2ppm(ほうれん草の200倍)のため、"軽微な違反"として注目されませんでした。

 

また、同時期にオレンジから、ほうれん草なら基準違反にあたる0.24ppmの残留濃度が検出されましたが、オレンジの基準値が0.3ppmのため、大手を振って流通されていました。

 

このため、ほうれん草では許容されない濃度の残留農薬がついたチンゲン菜やオレンジなど様々な作物が市場に堂々と出回ることになります。

 

 

これは、その農薬が農産物ごとにどのように使われてきたかや国際基準などを反映して残留基準を決めるためで、決して安全最優先で基準を設定しているわけではないということです。

 

また、違う農薬や有害化学物質などは体へ蓄積され、複合作用も考えられるとの事で、農薬や有害化学物質(異物)は一つ一つは微量で、通常、ただちに健康に影響が出ることはないとしても、食品・食材や医薬品、日用品、化粧品、水道水などありとあらゆるものに含まれる農薬や有害化学物質が日々刻々、体内に取り込まれて蓄積され、私たちの体をむしばんでいきます。

 

「基準以下だから安全」という役所の決まり文句には根拠がなく、多種類の有害化学物質が長期間に渡って体内に蓄積され、臓器や脳、神経などに障害を引き起こすと同時に、体の免疫システムを弱め、ウィルスやがん細胞の増殖しやすい体になっていくのです。

 

さらに、複数の有害化学物質による相乗効果で毒性が強まり、複合作用が出てくるそうです。

 

例えば、プロシミドンという殺菌剤は、きゅうり、なす、ピーマン、いちご、桃、ぶどうなどから広く検出される農薬ですが、米国でラットを使った実験で、胎児に生殖障害を引き起こすことが分かりました。

 

その際、プロシミドン単独では影響が出ない濃度でも、プラスチック添加剤のフタル酸ジブチル(DBP)を同時に与えると、生殖障害が現れました。

 

また、単独ではほとんど影響がない量の除草剤と殺菌剤を一緒に動物に投与すると、パーキンソン病と似た行動障害が起こりました。

 

 

私たちは何種類もの農薬や有害化学物質を日々摂取しており、複合作用も心配です。

 

無化学肥料、無農薬の食品をできる限り摂るように心掛け、私たちの健康、子孫の健康を守りましょう。




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本日は「肝機能を高め、自律神経の調整にも有効な玄米」と題してお届け致します。

玄米は日本人の主食として重要な食品のひとつでした。

日本民族は原始時代から玄米を食べてきました。

それは日本の風土に米が適していたからです。

日本の風土は大陸と違って湿度が高い。

こうした風土に生活する人間は、毛穴が湿気で塞がるために、陳代謝を低下させ、解毒作用を妨げやすくなります。

このような欠点を湿度に強い玄米が補って、体の生理作用を助けてくれるのです。

これは自然の仕組みに則った天の恵みですが、現代では与えられた米の本質を発揮することのない白米にして食べています。

半病人が多くなったのは、玄米を精白した真っ白い米を食べているからと言っても過言ではないと思います。

玄米中にはイノシトールやフィチン酸という成分があります。

イノシトールは肝臓を強めて老廃物を体の外に排泄する大切な役目をしてくれます。

また、フィチン酸は、ストロンチウムと結合して老廃物を体の外に出す性質あります。

このストロンチウムというのは放射能の中に含まれる成分で、原子爆弾の死の灰の物質なのです。

フィチン酸には、ストロンチウムだけでなく、公害物質なども流す働きが強く、特に梅干しとともに食べると、梅干しのクエン酸やアミグリダリンという特殊成分の働きも加わって、公害物質を体の中に残さないで排泄する働きが強化されるのです。

また、ガンマーオリザノールという成分も含まれていますが、これは神経の働きを強め、ことに自律神経の調整には非常に大切な成分です。

これによって自律神経がよく働きますから、内蔵の働きも強められ、新陳代謝も盛んになります。

玄米を食べて健康を回復したという実例が多いのは、失われた成分を回復したからであって、ごく当たり前なことなのです。

「愛感謝米」で自然の力を体感されてくださいね!!



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2011年11月 7日

玄米食の本質とメリット

Posted time: 12:08 | Author : 農業について |

 

本日は「玄米食の本質とメリット」と題してお届け致します。


当社が販売しております「愛感謝米」は基本的に玄米でお届け致しております。(1kgは白米での購入も可能)


理由と致しましては、精米を行うと米の酸化が進み品質を落とすことになるからです。


白米が好きな方は、食べる時に食べる分だけ精米して食べることをお薦め致します。


しかし、長生きしたい方、いつまでも若々しくいたい方は、玄米食をお薦め致します。


先日もブログで「愛感謝米を食べて若返る!?」と題してお届け致しましたが、玄米には凄い力があるのです。


玄米食の最大の本質、メリットは、

「より少ないエネルギー(カロリー)で人間に必要な栄養を充分にとることが出来ること」

だといわれています。


現代の飽食の文化などが原因で引き起こされる「現代病」などの問題を、より良く解消するための手段として「玄米食」を食生活に取り入れることが、今の日本には必要なのではないでしょうか。


そして、美味しく玄米を頂くポイントは、当然、無化学肥料・無農薬栽培であるものということです。


本当に美味しい玄米を食べると、癖になってやめられなくなると言うお声もよく頂きます。


まだご注文されていない方は、是非、生命力にあふれた本物のお米「愛感謝米」を、ご堪能くださいね。

 

 

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2011年10月24日

「愛感謝米」を食べて若返る!?

Posted time: 12:08 | Author : 農業について |

 

本日は「「愛感謝米」を食べて若返る!?」と題してお送り致します。


皆様、今年の「愛感謝米」は、もう、ご注文されましたか?

数に限りがございますので、まだ、ご注文されていない方は、お早目にご注文されてくださいね。


さて、皆様に今年も、新米「愛感謝米」をお届け致しますが、特に「玄米」でのご注文をお薦め致します。


玄米100gには、ビタミンEが豊富に含まれています。


ビタミンEは細胞の老化にブレーキをかけ、抗酸化作用を発揮して血管の健康を保つことから、別名「若返りビタミン」とも呼ばれます。


また動脈硬化、不妊、冷え性、肩こり、更年期障害にも効くとまさに至れり尽くせり!


老化を防ぎお肌もイキイキにするビタミンEですが、残念なことに白米に含まれる量は『ゼロ』だそうです。


こう考えるとわざわざ精米して食べるのはなんとももったいないお話しですね。


そして、「白米の4~5倍多く含まれる」といわれる玄米の食物繊維は、小腸で消化されたり吸収されたりせずに大腸まで到達するといわれています。


そして、大腸に届いた食物繊維は、水分を吸収して数倍から数十倍に膨れて腸壁を刺激します。食物繊維に含まれた水分は、便を軟らかくして量を増やすので排便がしやすくなるのです。これが便秘に効くといわれるゆえんです。


さらに胃腸の善玉菌をふやすので免疫力もアップさせ、その上、余分なコレステロールや体内の毒素を体外に排出し血糖値を抑えるという働き者でもあります。


また、腸管を食物繊維が通過するときに各種の有害物質を吸着し、排出するので、ガンの予防にも重要な効果があります。


サンクスアイ農場で愛と感謝の気持ちを込めて栽培いたしました「愛感謝米」をしっかり食べて、心も体もしっかりと若返り、究極の「愛産物」の大自然の恵みをご堪能くださいませ。

 

 

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本日は「フランス人の77%が環境の為に有機食品を選考」と題してお送り致します。


有機食品消費に関するフランスの最近の調査によると、フランス人の77%が環境重視の視点から有機食品の購入を選択しているそうです。


最近発表された有機農業開発・促進公益集団・Agence BIOの世論調査結果によると、フランス人は食料と環境尊重をますます緊密に結びつけるようになっているようです。


3人に2人は、環境や持続可能な発展の原則を尊重する食品の購入を選び、84%が有機農業の発展を望んでいるといわれています。(凄い!!)


実際の有機食品消費もますます増える傾向にあり、この5年、有機食品市場は年に10%程度の拡大をしてきたようです。


2007年には10人に4人が、少なくとも月に1回は有機食品を消費していることにも驚かされます。


多くの消費者は気まぐれで有機食品を購入しているわけでもありません。平均で10年の購入歴があるようです。


フランス人は、家庭外での有機食品消費も望んでいます。学校食堂で有機食品を食べられない子供を持つ両親78%が学校食堂で食べられるようになることを希望しているようです。


また、43%がレストランで有機食品を食べたいと言い、就業者の39%は会社のレストランでの有機食品提供を提案しているようです。


フランス人はとても有機食品に対して、意識が高いですよね。


しかも、環境のことを考えてというところがまた素敵です。


日本人といったい何が違うのでしょうか?


我々も見習わないといけないですね。




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本日はアメリカで実施されている、農場と学校をつなぐプロジェクトについて紹介します。


食料自給率の低い日本では、国内農業の衰退に対する危機感が強く、その危機感が政府の食育政策にも表れています。


一方、食料自給率が100パーセントを超えるアメリカでは、食育の目的は主に肥満対策(=栄養教育)にあります。「農業を活性化しなければならない」といった危機感はありません。


しかし、そのようなアメリカでも、エコロジーやロハスといった観点から、日本の「地産地消」に類似した考え方として、Eat Locally(地元の食材を食べよう)というスローガンがあったり、ロカポア(地元で作られたものを食べる人)という言葉が存在したりしています。


こうした考え方をもとに、「農場と学校をつなぐ」プログラムとして発展したのが「ファーム・トゥ・スクール(Farm to School)」です。


ファーム・トゥ・スクール http://www.farmtoschool.org/


全米ファーム・トゥ・スクール・ネットワーク という団体が中心になり、学校給食と農業との距離を縮めるさまざまな活動をしています。


最初は、農業州であるカリフォルニアで始まった取り組みですが、現在では、46州にわたり1万校以上が参加しています。


児童や生徒がこのプログラムにのっとって地元で農業体験をし、その結果、地元の農産物を好きになることが、このプログラムのねらいです。


この「ファーム・トゥ・スクール(Farm to School)の実施により、

・学校給食への生徒の参加率の増加

・野菜・果物を食べる量の増加

・農家の収入の増加

などの効果が報告されているそうです。


世界規模で、食育、農業に対して意識が高まって行くことは、本当に嬉しいことですね。

 


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2011年9月29日

破壊される栄養素

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |

 

本日は「破壊される栄養素」と題してお送り致します。


現代農業生産の現場は、如何に価格競争に対抗できるかを優先しており、既に4訂の栄養成分の含有率のほとんどが無視されているのが現状です。


周年、同じ品目の野菜を流通させることで収益性を高めていますが、夏場のほうれん草や小松菜は冬期の路地野菜とは全く異質の野菜になります。


形はほうれん草や小松菜ですが、短期促成栽培すると鉄分を始めミネラルやビタミン類は3分の1以下になるようです。


過剰肥料で栽培を行うメタボ栽培など自然に反した栽培で育てられた野菜は大きく組成が変わっています。栄養計画は基本から見直す必要があるのではないでしょうか。


食品がどのように生産されているのか、栄養指導を担当している人々の多くは、認識されていないのが現状です。


調理師や調理の現場の人たちは、味覚の違いから、食材の品質を判断されています。管理栄養士と調理師は役割に違いがあります。


品質の低下した食材を美味しく演出するには、多くの脂肪分や糖分、塩分、調味料が追加されます。


加工品やできあがりの惣菜類はリピートを優先し、よりはっきりとした味覚、記憶されやすい強い味になります。


「美味しい」と言う字は、「美しい味」と書きます。


本物の味はどんな味なのか?


しっかりと見極められる舌を養っていきたいものですね。

 

 

 

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2011年9月12日

お米って太りにくい?

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |

 

暑さも和らぎ、秋の気配を感じるようになりましたね。


九州の早いところでは新米収穫が始まりました。


これから本格的に迎える全国の収穫期。新米が待ち遠しいですね。


そこで食欲の秋に向けて、ワンポイントアドバイス。


秋になると、ついつい、食べ過ぎてしまうという方いませんか?


そして、お米って太るのではないかと心配されている方もいるのではないでしょか?


そこで、本日は、「お米って太りにくい?」と題してお送り致します。



お米などに含まれる糖質は肉やバターに含まれる脂肪よりも優先的にエネルギーとして消費されやすいという特徴があります。


また、ご飯はお米に水を吸わせて炊きあげるので水分が多く、量のわりにはエネルギーが低い上、粉からできているパンなどとちがって、粒のままで食べるので消化・吸収がゆっくりになり、体に脂肪をためるホルモンの分泌もゆるやかになります。


このことから、ごはんは、太りにくいでんぷん食品といえるのです。


そして、こんな興味深いデータもあります。


筑波大学附属病院の研究では、通院中の2型糖尿病患者、158名を対象に、1日にご飯を食べる頻度等のアンケートと、身体測定、血糖値、血清インスリン値、HbA1cなどの検査を実施しました。


BMI,HbA1c値、総コレステロール値は、1日3回ご飯を食べるグループで低い傾向があり、糖尿病治療においても、インスリン療法が少ないという傾向が認められました。逆に、ご飯を1日2回以下しかとらないグループでは、高脂血症治療内服率が高いことがわかりました。



毎日、家族でお米を食べる習慣を、しっかりとつけていきたいですね。





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2011年8月29日

食育は、健康づくりの生涯学習

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |


8月も終わりが近づいてますが、夏を満喫できましたか?


お子様の夏休みの宿題を手伝っている方も多いのではないでしょうか。


学歴も将来当然必要だと思いますが、同じように食歴もしっかり学び、見直していきませんか?


題して「食育は、健康づくりの生涯学習」


いつでも、どこでもさまざまな食品を買うことができる現代社会は、就学前の幼児期から、健康的な食習慣を理解させ、自ら習得していく、「食育」が不可欠です。


食はどんなに愛する間柄でも代理のきかない行為です。


「食育」という言葉は、実は新しい言葉ではありません。明治後期頃までは、広く知られた言葉であり、「食育」「体育」「知育」「才育」「徳育」の五育のうち、常にそれらの基本、根幹となっていました。


1903(明治36)年、報知新聞に連載された大人気となった家庭小説「食道楽」の中で、人気作家であり新聞編集長であった村井弦斎は「小児には徳育よりも、智育よりも、体育よりも食育が先き。体育、徳育の根源も食育にある」と述べています。


健康づくりの生涯学習ともいえる「食育」は、いま全国に大きく広がっています。自分の健康は自分で守る、自分の健康は自分で作る、自分の健康は自分で育ててゆくのが食育の基本姿勢です。


食育は、栄養バランスを考えて楽しく食べる草の根運動であり、最良の予防医学です。そして健康、文化、環境、農業、生活の質に直結する食育は、健全な社会をつくる土台でもあります。


サンクスアイ活動で食育を見直し、家族でしっかりと学んでいきましょう!!





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2011年8月25日

生物多様性ものがたり

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |

 

本日は、農育アドバイザー、網本様より、「生物多様性」についてお送り致します。

題して、「生物多様性ものがたり」

こんにちは。お盆明けから、杉戸では雨がちで、涼しい日が続いています。夏休みの宿題に親までが追われるこの頃です。
皆さんはいかがお過ごしですか?
 
 
さて、今回は・・・「生物多様性」のおはなし。
 
 
生きもの達は本当に正直です。その田んぼがどうやってお世話されているか、如実に現わします。
 
私達も毎年、先生をお呼びして、生きもの調査や、植物調査を重ねます。
自分たちがどういった姿勢で田んぼに向きあっているか、自覚できるからです。
今回は、私達が生きもの先生や植物先生に教えていただいたことを交えながら、今話題の「生物多様性」、生きもの世界をちょっとのぞいてみましょう!
 
 
お天気のいい日、できれば午前中!
 
近くの田んぼで、生きもの観察、植物(雑草)観察をしてみましょう!
(栽培中の田んぼには、むやみに入らないほうがいいので、あぜからそっと覗いてみましょう!)
 
なかなか近所には無いかもしれませんが、できれば農薬や除草剤を使わない田んぼが良いです。
残念ながら、薬剤を使う田んぼだと、ほとんど生きものが見つからないかもしれない・・・からです。
 
逆に、薬や除草剤を使わなくなって、2年もした田んぼには、たくさーーーーんの生きもの達が田んぼの周りに戻ってきます。
 
それはそれはパラダイス!!
 
まず、薬剤を使わなくなると、土が変わります。
 
土が変わるって、要は、微生物の数や種類と、生態系が変わるってことです・・・って、目に見えませんよね。
 
 
では、植物...田んぼのあぜや、田んぼの端っこに生えている雑草の、数や種類・・・特に種類を見て下さい。
 
 
草の種類が多いということは、それだけ根っこも種類が多いというわけで、根っこからは、その植物に独特の、酸や色んな物質が出ています。
根っこの種類が多ければ、根っこの周りをすみかにする微生物も、それぞれの物質に応じて繁殖しますから、微生物の種類も多いと推測されるわけです。
 
これは、どちらが鶏か卵か・・・の世界で、微生物生態系が豊かになるから、たくさんの種類の植物が繁殖するようになるのか、植物が多岐にわたるから、微生物も・・・なのか、はてさて。
ただ言えるのは、どちらが欠けても、なかなか双方ともに成り立たないのだと思います。
 
別に、測ったり計測できる世界では、なかなかないので、あくまでも推測なのですがね。
 
 
さて、植物の種類が多くなると、それをエサに、すみかに・・・生きる虫達の種類が必然的に多くなります。
虫達にだって、ちゃんと、お好みの植物がありますから。
 
あなたが名も知らないような、小さな虫の、数と種類が増えると・・・その虫達を捕食して生きる、大型昆虫の数や種類がぐっと増えてきます。
 
ここで、ようやく、みんなが名を知るような、トンボやカマキリ、ゲンゴロウ、クモ・・・といった虫達の名前が出てきます。
 
ついには、その虫達を食べる、鳥や蛇・・・といった、大型の生きものが姿を現わすようになってきます。
 
ここまで行くと、本当に生きものパラダイス!!
 
トンボやツバメはよく知っていて、生きもの豊かな田んぼの周りを乱舞しています。
 
 
 
それはきっと人間にとっても気持ちのいい場所。
人間だって立派な生きものなのですから!!
 
 
 
さて、ふらっと私がとった生きもの写真ですが・・・。


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kumo2.jpg


 
すさまじい虎カラーの蜘蛛は、黄金蜘蛛。近年なかなか見られなくなってきたようで、蜘蛛愛好家なる方々の中では、見つけるとポイントが高いそう。
ちょうど虫を糸でぐるぐる巻きにして、お食事中です。自然が豊かな場所(ようは食べ物が豊かな場所)にしか、いなくなってしまったそうです・・・って、うちの庭にたくさんいるので、自然豊かな庭ですね~と褒められる=草だらけの庭・・・と、笑った記憶があります。
 
 
稲の葉っぱの影にかっくれているのは、名前も知らない蜘蛛。この隠れっぷり、忍者だ!!
 


tombo.jpg



tonbo2.jpg



糸トンボの写真ですが、すばしっこいのでなかなかキレイにうつせないのが残念・・・!
 
 
今、うちの田んぼは糸トンボパラダイス!!うじゃうじゃと、何種類かいるようです。
 
糸トンボや、写真には撮れていませんが、これまたうちの田んぼにはよくいる、姫糸アメンボ・・・などは、特に薬剤に弱く、使わない田んぼだからこその、生きものでもあります。
 
糸トンボだけでなく、鬼ヤンマやギンヤンマ、赤とんぼ・・・近年、トンボは本当に数が減ってきてしまいました。
 
 
問題は、薬剤だけでなく、人間が自然と離れて農業をするようになってしまったことも、姿を減らしている原因だそう・・・。
 
 
田んぼ作業には、「中干し」という、栽培期間中に水を一週間ほど抜いて、田んぼを乾かす作業があるのですが、
 
(全国的にはわからないのですが、関東だと)近年、新米商戦に間に合うように、早い季節に田植えをして、早く稲刈り、高い値がつくあいだに売りたい・・・といった、自然にではなく、「市場に合わせた稲作」が主流になっています。
 
早く植えたら、中干しも当然早くなるわけで、それだと幼虫期間を田んぼの水の中で暮らすトンボの仲間は、まだ水が必要な幼虫の時期に干されてしまい、トンボになる前に死んでしまうのです。
 
近年トンボの数が激減しているのは、その影響も大きいと言われています。
 
トンボだけでなく、稲にとっても早い田植え、早い稲刈りは、稲の本来のリズムではないと感じます。
 
稲は、大昔から、日本人が日本の気候に添って「自然と人工の中間=里」で栽培をしてきました。
トンボはその里で、稲とともに毎年産卵をし、羽化をし・・・稲と共に繁殖してきた生きものです。
 
トンボのリズムと、本来の稲のリズムは、大きな視点で・・・一緒なのではないのかな、と思うのです。
 
トンボだけでなく、多くの生きものと共に生きてきた稲。
昔の人は知恵として、暦だけでなく、植物や生きものを指標に、稲作をやってきました。
 
みなさんの集落にもまだ生えているかもしれません。日本各地に「種もみ桜」があります。
種もみ桜が咲いたら・・・種もみの準備。稲作のスタートを知らせる桜の樹。
 
トンボが羽化をして稲の周りを飛ぶようになったら、田んぼの中干し。
 
稲刈り後、霜が降りる前にお礼肥え。
 
どれも、現代では分析してちゃんと説明のつくことなのですが、昔の人は、感覚と観察と、言い継がれた知恵で、既に知っていました。
 
それって、すごく「大切」にしてきたんだろうと思うのです。
何か、言葉にならないような、季節や、自然の大きな流れを。
その中で人間も生きものも、稲作も、活かされているんだって、一人や一つでは成り立たないんだと、感覚的に知っていたし、で、それを感じる「感覚」も、大切にしてきたのだろうと。
 
 
そんな時代から進んで今、ありがたいことに機械がありますが、機械で作業を簡易化できても、そのスピリットだけは失ってはならないと思うのです。
スピリットをもって使う機械なら、本当にありがたい機械になりますが、作業が楽になるだけでなく、大切なスピリットまでもそぎ落としてしまって、人の心や自然がいない、「機械田んぼお米生産工場」になってしまうのは悲しい。
 
田んぼは、虫一つ、塵ひとつ落ちていない、工場ではないのですから。
 
 
「生物多様性」は、何か特定の生きものを増やすとか、単純に虫を殺さないとか、形だけの純手作業の昔に戻りたい回帰願望・・・だけではもったいない、
 
生きとし生きる存在を大切に思うこと、元々あった大きなリズムの中にできるだけ・・・小さな事からでいいので、そこに人間が添うこと、
 
そんな、「大切にする心」から作業をする事で、結果、たくさんの種類と数の生きものが、当たり前に戻ってくる・・・それを現わす言葉であってほしいと思うのです。
 
 網本朝香



素晴らしい考え方ですね。

我々は、自分達の都合だけで利便性を求め、物事を進めて行った結果、本当に大切なものを見失って来たのではないでしょうか?

生きとし生きる存在を大切にする心。

この精神を持って、皆で「愛産物」を支えていきましょう!!
 



豊かさの先に、食べられる喜びを
サンクスアイは、植物性ミネラル・フルボ酸を通じ、土壌改良を行い、
本物の食物が収穫できる愛産物農法の普及を行うことにより、
日本の食の明るい未来を応援しています。
サンクスアイ株式会社
サンクスアイ 株式会社
〒861-8035 熊本県熊本市東区御領6丁目1-6
TEL:096-285-3910 FAX:096-285-3513

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2011年8月19日

日本人の米離れ

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |

 

先日、当社の農育アドバイザー、網本様のブログをご紹介致しましたが、秋の収穫に向けて、本日は、お米の大切さを、題して「日本人の米離れ」としてお届け致します。

 

牛乳や肉類、卵など、動物性食品の消費量が増加している一方で、日本人の主食であった米の消費量が年々少なくなっています。

 

日本人は米を主食とし、戦後までカロリー摂取率は炭水化物が約80%を占めてきました。

米は常温でも保存が効く最も優れた食品です。

人類が文明を獲得したきっかけは、米や麦などイネ科植物の栽培に成功したことであったともいわれています。

米の主成分に当たる炭水化物は、1gに4kcalを持つ熱量素(エネルギーを供給する栄養素)の一つです。

食物に含まれる炭水化物はブドウ糖に分解され、さまざまな生命活動を行うための主要なエネルギーになります。

特に脳は炭水化物(ブドウ糖)しかエネルギー源として利用できないのです。

血液中のブドウ糖が減少すると、うつ、イライラ、思考力低下、疲労、根気がなくなるなど、低血糖の症状が起こるようになります。


日本の伝統食から得られるタンパク質(15%)、脂肪(25%)、炭水化物(60%)、の摂取比率は、「黄金比率」といわれる理想的なものです。

かつて長寿の双子姉妹として人気を博したきんさんとぎんさんの食事は、お粥に味噌汁、かわはぎ、梅干、ひじきの煮つけなどで、若いときからずっとそうした食事を続けていたそうです。

バターや肉を使った洋風の食事は一見豪華ですが、食習慣が多様化しているように見えて、実際は貧しくなっているのです。

 

お米を主食として、伝統食をしっかりと見直していきたいですね!!

サンクスアイ農場の秋の収穫が待ち遠しいです♪



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2011年8月15日

農育アドバイザー・埼玉県の網本朝香様より

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |


当社の農育アドバイザー、埼玉県の網本朝香様より、サンクスアイ農場の現在の状況をご報告いただきましたので、ご紹介させていただきます。


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こんにちは!
 
杉戸ではいくぶん涼しい日が続いています。皆さんいかがお過ごしですか?
 
稲にとっても、このくらい涼しいとやりやすいと思いますが、それはそれで、日照不足にならないといいなぁ・・・と、欲張りになるこの頃です。


2011.8.15.jpg

 
サンクスアイさんの田んぼ(サンクスアイ農場)は、自宅から車で15分ほど離れたところにある、大きな田んぼです。
この写真は、7月末に撮影したものですが、こんな風に育っています。
 
私達は、栃木の稲作の先生に教えをいただいている、「成苗稲作」というのを実施しています。
 
成苗??始めて聞く方ばかりでしょうね!
 
苗を4枚と半分、(つまり5枚目ですが・・・)が出るまで、露地で、大きくなるまでゆっくり育ててから、田んぼに田植えをする方法です。
通常の稲作では、2枚と半出たところで田植え、それだととても小さいので、ハウスで温度をかけて背丈だけ大きくして植えます。
 
もちろん、露地だと倍近くの時間がかかりますし、その間の水管理など、手間もかかるのですが、
 
露地、成苗の方が、自然に近い形、稲が丈夫なのです。
 
よく、三つ子の魂百まで・・・と言いますが、苗が丈夫で、のびのび育っていれば、田んぼで草にも負けにくいのです。
 
 
とはいえ、田んぼでも草を抑える、「抑草」という作業を大切にしていて、
その中でも、田植え後、深く水を張り続ける、「深水管理」を重要視しています。
 
具体的に言うと、水を深く張り続けることで、草の芽が発芽しても、酸素不足で、育たなかったり・・・をねらいます。
 
 
つまり、苗からと、田んぼから、二段構えで草に呑まれない稲作をめざしています。
この二段構えがうまくいくと、本当に伸びやかで、太茎で、大きな穂の、立派な稲株に育ちます。
 
 
ところが、
おや、今年はちょっと草が多めだぞ...。
 
というと、大丈夫?と言う声が聞こえてきそうですが、
農業において、
ひとつづつの失敗...草が生えた出来事も、「経験」という宝物です。
 
失敗をそのままにしないで、大事に捉え、研究しつくすと、私達の知恵となり、
その知恵から農作業することで、
田んぼがより良く豊かに、人と一緒に成長していけるのです。
 
大切なのは、めげない事!そこから原因を改善していくしぶとさ!すべてを受けとめる心!
 
・・・で、スタッフが報告してくれました。
今年は、その大きな田んぼは、深水管理が、難しいんだそうです。
 
あぜが、崩れてしまって、水が、だだもれだそう。
 
(あぜ土を固められてなかった分と、あとは・・・モグラ&ザリガニに苦戦しているようです。
あぜに見事に穴をあけてしまうので、水が溜まりません。ザリガニ釣りをして、巣穴からザリガニをひっぱりださない限りは、穴を閉じても閉じても、巣穴の中から又開けるのです。
いたちごっこならぬ、ザリガニごっこですね。ザリガニ釣り大会を開催するのがベストかと。ちなみに鶏の大好物だそうで、卵の量、質共に良くなるとか。要りますか?)
 
 
ザリガニ釣り大会はともかく、
この前、草取り大会を行いましたよ。
 
稲作は、自然相手。
気をもんでも仕方ないのです。
とにかく、人事を尽くす、ベストをして、待つ。その繰り返しです。
 
ここからの挽回を待ちましょう。
 

網本朝香


★☆★☆★☆★☆★☆★☆


素晴らしいですね。

稲作は自然との調和。

全てを受け入れ、「宝物」と受け取る想いが、お米に伝わっていくのでしょうね♫

そんなお米が皆様のお手元に届くの、ワクワクしませんか?

楽しみですね。



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2011年8月11日

アースジョイを使っての喜びの声

Posted time: 06:13 | Author : 農業について |


皆様こんにちは、今回は、アースジョイを使っての喜びの声をお届け致します。


名古屋在住の 村瀬カスミ 様からのお便りです。



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2011.8.11.1.jpeg



昨年、6月より、アースジョイを使い、2ヶ月に1回、500倍、1000倍に希釈して、散布致しました。



2011.8.11.2.jpeg



作っている作物は人参、トマト、大根、茄子、きゅうり、オクラ、ピーマン、しょうが、モロヘイヤ、ごぼう、などですが、その中でも、去年採れた種を植え、成長したにんじんがなんと、私の身長を越え158cm以上に成長してビックリしました!!

 

茄子も大きくてビックリですし、また、今回はにんじんの種がすごく大きなものがたくさん採れたのにも驚きました。


当然、農薬も使わなければ、肥料も使っていないのですが、虫が少ないのには大変助かりました。

 

今後もアースジョイを使っていろいろと実験していこうと思います。



★☆★☆★☆★☆★☆★☆



村瀬様、ありがとうございます。


嬉しいお声ですね。


今後も喜びの声、沢山お待ちしております。

 

 

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日本の食料自給率は、40%と先進国の中でも最低水準だといわれております。

オーストラリア237%、フランス128%、アメリカ122%、イギリス70%、スイス49%、韓国47%。

食料自給率低下の背景には、食の欧米化による、日本人の米離れ、畜産物志向(エサは輸入)、1970年代からの外食化による、輸入食材の利用などが考えられます。

そして、今後心配されているのが、農産物の自由化圧力、農家の高齢化と後継者不足です。

世界的にみても、これからの食と農の問題は深刻です。

FAO(国連食料農業機関)の予測では、2050年までの人口増加に伴い、食料不足になると発表しております。

2009年、68億人→2050年、91億人。

急激に進行している砂漠化による、農作物の農地の減少問題も深刻です。

そして、温暖化による、伝染病の発生、水不足地域の広がりも懸念されています。

飢餓の問題もあります。

現在世界の人口の10億人(7分の1)が飢餓で苦しみ、栄養不良人口は20億人(3分の1)だと言われています。

そんな中、私達に一体何ができるでしょうか?

大きな事は出来ないかもしれません。

しかし、必ず出来ることはあります。

サンクスアイ活動を通して、まずは国内で「愛産物」を普及することにより、安心・安全、食料自給率向上のきっかけ作りが出来ると思います。

それから世界へ。

しかし、それは簡単なことではないことは承知しています。

私達が生きている間に実現出来ないかもしれません。

しかし、サンクスアイ活動は、自分達だけのことだけではなく、後世にしっかりと受け継がれて行く活動だと信じています。

「私たちは偉大なことはできません。偉大な愛で小さなことをするだけです。」

これは、かの有名な、マザー・テレサ の言葉です。

愛と感謝の気持ちを持って、サンクスアイ活動を共に育くんでいきましょう!



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化学物質が、体に入ったときの最大の難点は、体内で容易に消化されたり分解したりせず、なおかつ排泄しづらいということです。

動物の死骸や枯れた植物などは、やがて微生物によって分解され、水素と酸素が結合した水分子、窒素、炭素、またカルシウムなどミネラルに戻ります。
環境中には炭素サイクル、あるいは窒素サイクルといって、元素を循環させて再利用するシステムが存在し、元素は大気や水、土壌に戻り、人間や動物が食物としたり、植物が養分として吸い上げ、組織を維持する栄養として使われたりして、また自然に戻っていきます。

しかし、自然界に存在しないような化学物質は、こういったサイクルを経ることはなく、人や動物の体に蓄積してしまうのです。

日米間の貿易の中で生じている、ポストハーベスト(農業用生産品を、出荷する際に使う殺菌や殺虫のための農薬。残留農薬と同じような意味で使われる場合もある)の問題。

防カビ剤のイマザリルは、ダイオキシンと同じように有機塩素系の化合物で、人体によくないということが分かっていながら、日本は食品添加物登録を行い、アメリカからの輸入品にイマザリルを使用することを認めてしまっていたり、農薬にまみれた野菜類、養殖魚、ある種の抗生物質やホルモン剤にまみれた畜産物などある中で、いまの日本では、国が私たちを守ってはくれないので、個人レベルで正しい知識を身につけないと安全に生きていけないのです。

自分でできる有害物質のコントロール法は、農薬や薬剤に汚染されていない食品を選ぶこと、水の浄化、タバコやアルコールの回避、電磁波の遮蔽などがあります。

危険物質から遠ざかることを心掛け、体がすでに危険物質に汚染されている可能性が高いときは、どうすれば解毒できるのかという方法を学び、危険物質に耐えられる強い体を作るために、正しい食生活を実践することです。

サンクスアイ活動をしっかりと行えば、このような問題は未然に防げていくのではないでしょうか。



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農育のアドバイザー、そして共同研究のパートナーとして、埼玉県の稲作農家でいらっしゃる網本様が新たなパートナーに加わりました。

サンクスアイでは4つの共育の1つである農育の考え方として、ただ単に効率を求めた、自分達の都合の良い育て方や、見た目など外見上の品の良い物を目指すのではなく、地球そのものである土壌を甦らせ、それぞれの作物が生き生きと育ち、大きさや色などの個性を認めてあげる、そんな農業を皆様と一緒に育んで参りたいと考えております。

また、農業だけでなく、畜産や酪農なども含め、地球と他の生き物達を最大限に尊重し、愛情と感謝の想いを注ぐ育て方を『愛が産み出す物』と捉え、『愛産物』という基準をこれから構築して行く所存です。

これまでは、「無肥料・無農薬」という栽培方法にこだわって参りましたが、網本様が実践されている農法の方がより、サンクスアイの理想的な農法であると考えています。

その農法とは、田んぼや畑に生えた草などの有機物に関しては、乾燥や発酵などの工程を経た上で、田んぼや畑の大切な栄養源として、戻すという方法です。

従来の自然栽培では、田んぼや畑に生えた草は、無駄なものと考え、廃棄をしていましたが、それは決して無駄なものではなく、より自然なかたちの農法のために必要だったのです。

今年は、サンクスアイ農場も網本様と共に作り上げて参ります。

秋になりましたら、美味しい新米をお届けできますので、楽しみにしていてください。

網本様より素敵なメッセージが届きましたので、ご紹介をさせていただきます。



網本さん夫婦.jpg


サンクスアイの会員の皆さん、はじめまして。

今回、「自然な農業」ということで、サンクスアイさんと、ご縁を頂きました、埼玉県杉戸町で、農薬、除草剤、化成肥料を使わない稲作を営む、夫の網本欣一(あみもときんいち)と、私、妻の朝香(あさか)です。
他にもスタッフが数名いて、稲作を支えてくれています。


「田んぼにまつわるたくさんの命と、稲が、共生できる農業」
「稲の持つ本来の力・・・可能性を100%引き出せるような農業」

この二つを可能にする、「心ある農業人」をめざして、日々奮闘中です!!!

奮闘中に、今回のご縁をいただき、このような機会をいただき、ありがとうございます!!


まずは自己(?夫?)紹介をしましょう・・・。

夫は大学卒業後、父親の営む自営業で、玄米などを扱う仕事をしていました。
その玄米の仕入れ先である、杉戸町のお米屋さん・・・約30年間、安心安全なお米を目指し、糠発酵肥料を研究されていて、農家でもあった木村氏のもとを訪ねたところ、熱心さをかわれ、突然後継ぎに任命されます。

幼少の時から、両親の方針で玄米を食べて育った夫は、自分で美味しいお米を育てられるなら、と丁稚奉公からスタート。
約4年弱の見習い期間を経て、お米屋さんの業務と、田んぼを完全に引き継ぎます。

最初は見よう見まね、我流で、近所から化成肥料で、ハウスで育った、慣行栽培用の苗を買って来て植え、そこから農薬、除草剤、化成肥料を使わない稲作をやってみました。
すると・・・先代までは除草剤で草を抑えて、草が生えていなかった田んぼが、瞬く間に草だらけ・・・。

情熱だけあって、それを実現するやり方を知らなかったのですね。

とても稲作とは言える状態ではなく、草を栽培しているかのようでした。
暑い夏のさなか、広い田んぼを ひたすら1人で草をとるようでは・・・情熱だけでは続かない・・・と思いつつも、情熱だけで草だらけ田んぼを5年も繰り返したその矢先、テレビで除草剤をまかなくても草が抑えられる稲作を紹介しているよ、と知人が教えてくれました。

そこから栃木県の民間稲作研究所の稲葉先生にたどり着きます。

☆除草剤を使わなくても草に負けない稲作は、苗づくりから。
☆苗を通常より大きくなるまで、しかも田んぼの環境と変わらない露地で育てる。(成苗稲作=「大きい苗」で稲作をする)
☆大きく丈夫になった苗を 本当に苗が育ちやすい時期に田植え。
☆草を抑えるには、まず草の特性を知ることから。
☆田んぼは稲のためだけの場ではなく、たくさんの生きものが育つ場でもあり、それを無視するような農作業をすると、稲にとってもよくない。
つまり、稲と生きもの達が自然と共生出来ている環境こそが、稲にとっても一番いい環境なのだ、ということ。

たくさんのこと・・・
技術的なことはもとより、どうやったら、自然を大切にすることから、外れない稲作が出来つつ、草と折り合いをとれるか・・・を教えて頂き、目からうろこでした。
心から、稲や、生きもの・・・自然、地球が好きだった私達夫婦は、ようやくパズルのピースがうまったような気持ちでした。

2年間、栃木まで研修に通い、稲葉先生の推奨する、成苗稲作に切り替え、(ちなみに使う農機具、器材など、成苗稲作用に換えたり、買いそろえる必要がありました)その間、そんな自然に添った稲作に共鳴してくれて集ってくれたスタッフも増え、ようやく芯の通った農業が出来るようになりました。

生き生きとした、近代では見なくなった、勢いのある大きく垂れる稲穂。
重い稲穂を支える、株元からぶあっと生えた太い茎。
更に、それを支える、慣行栽培より、桁違いに多く長い根っこ。

除草剤は撒いていないけれど、草が抑えられて、田んぼに生きもの達が戻ってきました。 

準絶滅危惧種に指定されている、藻なども帰ってきました。
そこにいろんな立場の人の笑顔も集ってきました。

育てる農家、食べる消費者の方・・・
みんな、自然や稲の生理リズムを無視したような現代の農業ではなく、心ある農業が本当は嬉しい。子どもたちが、田んぼの中で泥遊びできるような、安全な稲作がしたい。
商業的、機械的ではなく、大事に育ったお米が食べたい・・・

心の奥底ではきっと誰もがそう願っていると思うのです。

ただ、やり方がわからないだけ。
ただ、そんなことあるか、と信じられないだけ。
ただ、今までやってきたやり方を変えるのが怖いだけ。
そんなお米、どこにあるの??と知らないだけ。

実際の姿、生き生きとした田んぼと人の姿、食べた瞬間に甘いご飯・・・が、一目でわかる答えを見せてくれました。

近所にも、ありがたいことに理解して下さる農家さんも出てきて、
今では、杉戸町のみならず、近隣の町でも、無農薬無化学肥料、成苗稲作をやらせて下さる地主さんともご縁ができ、
少しずつですが、そういった稲作の輪が広がっている近況です。

日本人のルーツでもある、お米。
そのお米を 多くの命とともに大事に育めている稲作農家でいられること。
家族や親せき、スタッフ、たくさんの先人に支えられていること。

私達は、ここまでたどり着けて、この道を歩めていることにいっぱい感謝し、また毎日の稲作に励む、そんな熱血農家なのです!!


長くなりましたが、書きたいことがたくさんあり、ここまでお付き合いいただきました。 


サンクスアイさんとも、そんな「熱血」「命を大事に」「心を大事に」という所で、ご縁を頂きました。
サンクスアイさんといっしょに、たくさんの可能性がこれから開けていけば、心ある稲作=きらきらの大地!!が、2社だから2倍、ではない、もっと広がりを持ったスピードで増えていくんだと信じています。

今後、たくさん共同で、楽しい企画もみなさんに提供できれば、と思っています。
農家の嫁から見た、たわいのない日常、たくさんの虫虫・・・もちろんこの独特な稲作の近況、サンクスアイさんのアーズジョイを使った田んぼの様子・・・など、いろいろご紹介出来ればと思っています。
どうぞ御社の本拠地、九州からは遠く離れた埼玉からですが、宜しくお願いします!! 


網本欣一、朝香




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