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サンクスアイ愛産物農法『視察体験レポート』 エピソード4

カテゴリー:農業について 館 幸佑 2013.05.18

驚くべきお米づくりの実態!!

 

今回は、私たち一般人が知らない「農薬」について触れていこうと思います。

 

「稲の芽出しから始まり、生苗(いくびょう)の期間を経て、稲を刈り取るまでに農薬を何回くらい撒かれると思いますか?」

 

という質問に、皆様ならどのくらいの回数を予想されるでしょうか?

 

私は、3回から4回くらいだと考えました。

 

そして、サンクスアイ愛産物農法のアドバイザーである網本さんにたずねてみたところ、耳を疑うような数字が返ってきました・・・

 

「20回です。」

 

「えぇ~!!!本当です!?」私は思わず大きな声で叫んでしまいました。

 

予想をはるかに超えた20回という衝撃の回数・・・ショックとしか言いようがありません。

 

なぜこんなにも「農薬」が使われるのか・・・

 

それは、自然の理に反して「化学肥料(窒素化合物)」を「生苗」の段階から使用し、光合成を促進させ、時間をかけずに育った「苗」のひ弱さに問題があるからです。

 

無理やりに成長させられた「苗」本体は、見た目は背丈も伸び大人のように見えますが、中身はというと、「菌」や「害虫」に対抗する免疫力がない、全く赤ちゃんのようなものです。

 

だから、「稲」が刈り取られるその日まで「農薬」を撒き続け、「害虫」から身を守らざるを得ないのです。

 

化学肥料で育った「苗」は絶対に、「農薬」なしでは秋の実りを迎えることは不可能という現実・・・

 

つまり、「化学肥料」と「農薬」が、1セットになった稲作、これが現在の主流である、「一般農法」なのです。

 

しかし一方では・・・

 

「農薬」は自然環境を破壊するということで、「減農薬」を勧めている「環境保全農業」という考え方も存在します。

 

今現在使っている「農薬」の使用回数を半分に減らし、その環境下で収穫された米には、「特別栽培農作物」という称号が与えられるそうです。

 

しかしここにも、笑えない裏話が存在します。

 

「一般農法」では、有機リン系の「農薬」を20回ほど撒いていました。

そしてそれを、「減農薬」に向け、半分の回数以下の9回にしたとします。

 

その9回に使用される「農薬」はというと、前とは比較にならない強力な毒性を持つ、ネオニコチノイドと呼ばれるもので、ニコチン基と青酸(青酸カリの主成分)との合成化合物であり、神経系を破壊していきます。

 

その威力は、大型の「害虫」ゴキブリなどを瞬時に殺傷できる殺虫剤そのものなのです。

 

これを、「稲」の根の部分から浸透圧を使って無理やり体内に吸収させるため、毒性の強い成分は「稲」の細胞レベルで残効性を持ちながら留まります。

 

その結果「稲」は、悲鳴をあげるかのように根の成長を止めます。

 

「米が泣いている・・・」

 

と網本さんは言う。

 

こんな育てられ方をしているお米の一生を思い、私の頬にはいつの間にか熱い涙が伝っていました。

 

何かが間違っている・・・

 

このままではいけない!!

 

日本の食と農業を守らなければならない!!

 

誰かがやらなければ・・・

 

サンクスアイの志しはここにあるのです。

 

本当に安全で安心できる、大自然のエネルギーだけでお米を作ることができる、サンクスアイのファーミングリテラシー愛産物農法こそが、これからの日本の未来を切り拓いていくことを信じながら・・・

私たちはこれからも全力投球で頑張って参ります!!!

 

笑っているお米を届けたい!!

 

純粋に・・・心からそう思っています。

 

そして、昨年収穫をいたしました『愛感謝米』は皆様の深きご理解のもと、<完売>を致しました。

 

ありがとうございました。

 

本年度の秋の実りもぜひ楽しみにお待ちください。

 

サンクスアイ株式会社
〒861-8035 熊本県熊本市東区御領6丁目1-6
TEL.096-285-3910 / FAX.096-285-3513

日本の農業を変えて、世界の食を正す。
サンクスアイは、植物性ミネラル・フルボ酸を通じ、土壌改良を行い、本物の食物が収穫できる愛産物農法の普及を行うことにより、日本の食の明るい未来を応援しています。

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