早いもので、もう2016年もあと数日となりました。
皆さん、師走をいかがおすごしですか??
埼玉県杉戸町の師走は、クリスマスごろまで、11月の寒さがウソのような・・・暖かい日が続いていましたよ。
山のように積みあがっているモミガラを田んぼに戻したり、冬場は田んぼの整備をするのですが、作業が続くと、スタッフのおじちゃんも袖まくりをしたりして、暖かくてすごしやすい日が続いていました。
12月は暖かかったのですが、11月末には、まさかの??天気予報大当たりで、関東以北は、あれよあれよと降り積もりましたね!
ここは雪国かと見間違えるほどでした。
サンクスアイの皆さんが田んぼイベントに来て下さった田んぼも、一面モノトーンでしたよ!
翌朝、雪が蒸発して霧が出ました!霧に朝日がこもって、景色が霞んでいましたよ!
その後、雪は解けましたが、12月早々から水溜りに氷が張る寒さ。
なんと美しい模様なのでしょう・・・!
溶けたら二度と同じ模様はできない芸術が、田んぼのあちこちに出現していました。
そしてクリスマス前には季節外れの暖かさ。
1ヶ月以上早い積雪、低温、そして暖かさ、今年の冬は波乱万丈か、と思ったものです。
暮れを迎えて、ようやく、「平年並み」に落ち着いています。
平年並み・・・「平年並み」って・・・何でしょうね。
近年は、夏冬が長くて、春秋が短い季節の運びや、異常気象と言われることだとか、台風が何個も同時発生して北海道にまで上陸したり、何十年ぶりの11月積雪、というような、いわゆる大荒れの年が続きます。
ですが、その不安定さがスタンダードになってくれば、「平年」のばらつきが大きくて、平均すること自体に意味がなくなる、平年並みという言葉も揺らいできます。
そして、我々農家は、お天氣仕事。
「お天氣」という言葉を、しげしげと見ていて「!」と思ったのですが・・・
「天の氣」なのですね!
人間の氣以上の、地球規模、天のスケール、ということでしょうか。
人間としては、それはそれは逆らえないですね。
することと言えば、天の氣に寄せていくことと、あとは天に祈る、お願いをするしかないのかもしれません。
いわゆる平年並みだと稲作もやりやすく、もちろんほっとしますが、
人事尽くして天命を待つ、ならぬ、人事尽くして天の氣を待つ、農家の仕事はそんな事なのかもしれません。
この2016年、異常気象と言われながらも、雨がふって、お日様が照って、風がそよいで、田んぼに水がたたえられました。
また一年、稲作ができたこと、田んぼの実りをお届けできたこと、有り難いことで感謝です。
みなさんの2016年はいかがでしたか?
私事ですが、嬉しかったこと、悲しかったこと、怒ったこと、楽しかったこと、、、沢山の出来事がありました。
沢山の経験ができて、色んな氣持ちを味わうことができたのは、この世に私1人ではないからです。
このブログを通してや、愛感謝米のイベントなどを通して、
サンクスアイの皆さんとも出会えました!
多くの方々と出会えて、交流することができて、色んな氣持ちがでてきて・・・
私から見えている1人じゃない世界は、今年も色彩豊かで、本当に幸せな一年でした!
一年お世話になりました!
心から感謝申し上げます。
皆さんの2017年が、益々素敵な実りある一年となりますように!
来年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
佳い年をお迎え下さい!
網本朝香
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