サンクスアイの会員の皆さん、大変お久しぶりです!
ブログを書くことままならぬ、怒涛のドトウのどとうの収穫の秋でした。
秋を通り越して・・・暮れの餅つきの声が聞こえてくる11月となってしまいました。
お元気で、そしてお変わりありませんか?
愛感謝米が収穫された田んぼは、収穫後ひと息ついて、穏やかに横たわっている感じがします!稲孫(ひつじ)といって、稲の切り株から、ひこばえである葉っぱや穂まで出て(中身は詰まっていないようです・・・)以外と緑が多く見えますね。
この一年、埼玉の田んぼのイベントにお越し下さった方々、遠方はるばる、誠にありがとうございました!!
あまりに空いてしまったので、収穫の秋からの出来事をダイジェストでお届けします。
稲作農家にとっては、なんとなく習慣になっているのですが、9月10月の収穫が終わって、11月が振り返りの月。
こんなことあった!と、一緒に振りかえっていただければ幸いです。
さてさて、
今年の秋も、昨年や一昨年と同じく、雨がちな晩夏からの初秋入りでしたね。
9月の中頃から稲刈りをしたくとも出来ないような長雨続きに、洗濯物の山と、収穫間近なのに乾かない田んぼの地面を眺めながら・・・ため息もでるわ・・・の秋の入りでした。
まず、稲作農家の雨がちな秋、何が困るかというと・・・
刈ることをいったん止めて、コンバイン上で、なにやら欣一社長が難しい顔をしていますが・・・
そう、雨にぬれているので、コンバインの中でモミが流れずに、詰まったりするのです。
それをほうきなど使って、詰まらないように突っついて先へ送っている状態です。
脱穀して、モミになって出てきました!
やはりモミがぬれた色をしていますね。
このまま自然乾燥にしてしまうとカビが生えてしまうので、乾燥機にかけるのですが、そこでもちょうどいい水分率にするまでに通常よりかなり灯油が必要になってしまいます。
晴天続きの条件のいい年などは、そのままか、ほぼ灯油を使わないで行けたりしますので、これもなかなか難しい顔になるわけです。
そして・・・秋の長雨が困ることは、まずは行事ですね!
10月初旬は、運動会が開催されるかどうかの連絡を待ちながら、お弁当を作るかどうか・・・唐揚げを揚げるべきか・・・
時計とのにらめっこ。
そして!!
この秋は、サンクスアイさんの初めての稲刈り祭りにもかかわらず、前日まで雨マーク・・・
小雨決行とご案内していたとはいえ、できれば、やはり雨は止んでほしい!!
止んだ中で、稲刈りの感触を楽しんでいただきたい!
そんな思いで始まったイベント当日の朝。
小雨・・・。
細かく雨がしぶいていましたが、皆さん元氣に集まって下さって、その笑顔にほっとしましたよ!
お越し下さった皆様、雨の中、遠方はるばる、ありがとうございました!
そして・・・
さすが藤原社長のオーラと!
皆さんの日頃の行いと!
そして、私達スタッフの祈りも届いたかな・・・
天からお天道様が見てて下さったのでしょうか、
まさかの稲刈りの時間だけ、小雨も小休止、ほとんど降っていない状態で稲刈りを終えることができましたね!
無事に稲刈りを終えた頃には、今度は大粒の雨が地面を叩いていましたから、本当に有難いなぁと感動しましたよ!
こういうことを天の采配とか、昔から表現してきたのでしょうね。
刈りたての新米はいかがでしたでしょうか。
そして、そして、ご飯の後は、驚きのくじ引き大会がありましたね!
朝に受付でお渡しした番号の紙をお手元に用意していただいて、スタート!
藤原社長が、13番ひきます!当たりますからね!と高らかに宣言されて、
最初に引いたクジは、引っかかっていて、二枚重なって引いてしまいました。
その時点で、藤原社長は二枚だし・・・と迷われた、とのことでしたが、せっかく引いたので、と開けられたクジの紙には
確か、31番?30番?
13に似た番号だったんですよね。
そして、番号を呼んでもいらっしゃらない。
いらっしゃらないですかー??
10.9.8.7・・・6のカウントダウンが響き渡る中、目の端に人影が!
トイレ?に行ってらっしゃった方が帰ってこられるところに、もしかして?と声をかけると、その方が最初の当選者でしたね!
危なーい、間に合ったー、もう少しでいらっしゃらないから無効になるところでしたよ〜、なんて話をしながら、
最初に2枚引いていたので、もう一枚のクジを開くと・・・
そこに13の番号が!!!
これには私も驚きました。
さすが持ってらっしゃるなぁ!と。
というか、持ってらっしゃらなければ、ここまで大きなことをされてないでしょうし、そういう不思議なことをされるからこその社長さまなんでしょうね!その後も、畳み掛けるように、3に関係ある番号の方が当選して、どんだけやねんと、最後は笑って終わりました。
最初の段階で、二枚引いたので、箱に戻すかどうしようか、となったこと。
席を立たれていた方が、カウントダウンに遅れて間に合ってなければ、13を含む二枚ともが箱に戻されたかもしれないこと。
数々の試練(笑)を乗り越えて、社長の宣言通りに13番の方が、プレゼントのお酒を受け取られた時には、こんなこともあるもんだなぁと感動しました。
と、思い出して熱くなってしまいましたが笑
(本当にすごかったんですよ・・・)
皆さんが手で刈って下さった稲は、しばらく袈裟懸け(けさがけ)に干して・・・
長雨が少しきれた日に、近所の農業高校の研修生たちが手伝ってくれて(端っこに水色ジャージが写ってますね!)
コンバインで脱穀(だっこく=稲からモミを外す作業)されました。
もちろん皆さんがお越し下さった後日の9月の末、手刈りの残りの稲もコンバインで刈られて、イベントの田んぼは無事収穫終了!
写真がピンボケで申し訳ないのですが、空中の黒い点??は、赤トンボなのです!
コンバインに驚いて無数の赤とんぼが飛び回っていました!
赤とんぼも、突然すみかが丸裸になって、さぞかし驚いたことでしょうが、
めっきり冷え込んできた11月になっても、文頭にもご紹介した、稲孫(ひつじ)・・・稲の切り株から再び生えている、葉や穂の上をまだ飛びまわっていて、穏やかな・・・晩秋ならではの、ぽかぽか陽射しの景色に、羽がキラキラとチカチカと反射していますよ。
今年は、この天候不順にもかかわらず、皆さんが植えて下さった、南の手植え田んぼは、過去最高の収量となりました。
スタッフも途中で草刈りに入ってくれましたし、欣一社長も、夏の暑い中、米ぬか発酵肥料の追肥をがんばっていましたし、
何より、みなさんがお米に届けて下さる応援の気持ちが稲に届いて、健やかに育ったのでしょう!
稲刈りイベントで、藤原社長音頭でサンクスアイの皆さんが下さった、いただきます、ごちそうさまは、本当に稲をお世話させていただいている者として有難く、嬉しい気持ちでいっぱいでした!
皆さんが下さった気持ちは土にも届いて、田んぼが、一仕事終えた満足の微笑みを浮かべているように思えてなりません!
食卓に上る、食べ物すべては、たくさんの、たくさんの、森羅万象からの人間への、そして生産から流通、販売にたずさわってくれた、多くの人からのプレゼント。
そう思いを馳せると、私達は、本当に沢山の・・・恵みと、思い・・・に、支えられて生かされていますね!
忘れてはいけません!
何より、食べ物という恵みを目の前にして、食べて消化して吸収して美味しかった!と思える、みなさんご自身の体、そして心があるからこそ、この話がスタートして帰結します。
森羅万象と、世界中の人々と、何より皆さんご自身が、恵みを介してつながることが食事。
ぜひ、おひとりの方も、ご家族の方も、秋から冬にかけて、天高く馬肥ゆる秋!
恵のシーズンをお楽しみくださいね!
追伸・ようやく11月に入って最後の稲刈が終わりましたので、
参加記念のお米の発送準備にとりかかります。
イベントにご参加下さった方々、大変お待たせしてすみませんが、あとしばらくお待ちください。
網本朝香
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