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収穫の秋

カテゴリー:ブログ 共同研究農家 2016.09.15

こんにちは。

今年は台風が多いですね。
みなさんのお住いの地域はどうだったでしょうか。

農業の作物だけでなく、漁や住宅、交通・・・など、多大な影響があったニュースが連日放送されています。
安全に台風シーズンを乗り越えられますように。

愛感謝米の育つ杉戸では、台風はなんとかやり過ごしているのですが、やはり雨がちで、少し例年より色づきが遅いです。

ですが、おおむね順調に育っていますよ。
皆さんが手植えして下さった苗も、本当に大きくなりました!

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穂が垂れて、実が入って、あとは収穫祭を待つばかり!

皆さん、植えた苗がどんなに大きくなったか、どんな表情で風にそよいでいるか・・・会いにお越し下さいね!

さて、収穫まであと少し、最後まで予断を許さないですが、無事を祈って待ちたいと思います。

秋、地域に広がる黄金色を見渡すと、沢山の人がこの収穫に向けて一年間、準備や作業、工夫・・・をされてきた集大成なのだなと感慨深くなります。

お米という字を分解すると、八十八になると聞いたことがあります。

八十八。

お米が実るまで、八十八の手間がかかる、ということなんだとか。

納得です。

振り返ると、お米になって、お茶碗にご飯が湯気をたてるまで、本当にたくさんの人の手数がかかっているのです。

田んぼに水が入る春。
種もみを選んで、お湯で消毒をしたら、毎日水を替えながら浸水して、芽が出たら脱水機へ。
土と種を苗箱にセットして、肥料を敷いた苗床に並べる。

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たっぷり水をあげてシートをかける。

芽が出たら、鳥よけネットを張って、少し大きくなるまで毎日何回も水やりをして・・・田植えをするまで40日!

苗を苗床からはがして、田んぼまで運んで・・・機械にセットして田植え!

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田んぼの水管理に苦労して、ザリガニと格闘して(笑)

暑い夏に米糠の追肥もまきました。

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コンバインで刈られて、乾燥機に入れて、モミガラを外して選別して・・・ようやく袋に詰められます。
宅配業者さんが集荷に来てくれて、全国津々浦々の道路を通って皆さんのお手元に届く。

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その他にも、田んぼを耕したり、畦を補強して田んぼを整備したり、畦の草を何度か草刈りをして、冬場には米ぬか肥料を仕込んだり。

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1年分の作業を書くと、われわれのことながら、がんばってるなあとほめたくなります。

そして新米を食べると、そのフレッシュな香りに、一年のことが癒されます。


でも、これはお米に限ったことではないと思います。

私達が生きている以上、本当に本当に、たくさんの人達のお世話になりながら、私たちの食卓は出来上がっているんですね!!
食卓だけでなく、生きる、ということが、人様のお世話になることなんだと思います。


道を歩いてお散歩をするとしても、道路一つ、一人の力では作れません。
田んぼももちろんそうです。
・・・もしかして作れたとしても、その材料となる砂利や泥は地球からのものです。


そう思えば思うほど、お米や野菜、果物・・・が収穫できること、そこから美味しいものが出来上がること、何かが形になること・・・は、たやすいことではないですね。
実りをくれた、たくさんに感謝して、ありがとうを届けて、今年も秋をむかえたいと思います。


そして・・・


サンクスアイランド埼玉でも収穫祭です!!

詳しくは、このブログの前回の記事をご覧くださいね!!

9月19日(月祝)お彼岸の最中で申し訳ありませんが、
稲の色付きの具合で決定となりました。

軍手があればお持ちくださいね。
9月19日までの一週間で雨が降れば、長靴の方がいいと思います。
今のところ、週明けがぐずつきそうなので、お荷物ですが長靴がベターでしょう。

稲刈りガマで、稲をざくざく刈る音は、収穫の音!!
何とも言えない稲の匂いも田んぼに広がります。

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ぜひ五感で実りを体験しに来ていただきたいと思います!

愛感謝米のお世話人である、網本欣一と、スタッフ一同、
新米の玄米、白米のお結び、ねぎ味噌、豚汁でお待ち申し上げます!

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