この度は、サンクスアイさんの本社がある熊本が大変な被災となり、心よりお見舞い申し上げます。
余震がまだ続いているでしょうか。
ニュースを見るたび、地震がおさまることと、地域の復旧が進むことを祈るばかりです。
そして、サンクスアイの皆さん、どうかおつかれ出ませんように。
普段と違う局面に立つと、改めて、蛇口をひねると豊かに流れでる水、スイッチを押すとつく電気、冷蔵庫にある食べ物、スーパーに行くと並ぶ数々の品、畑に野菜が育つこと、そして田んぼにお米が実ること、目の前の人、そして自分が笑顔であること・・・
何でも、どんなことでも当たり前ではなくて、有り難いんだなぁと痛感します。
ありがとうは、有り難い、が語源と言われていますね。
たくさんの人と人の関係や出来事、物・・・そこに「有る」のは、普通や当然ではないこと。
有り難い、稀有なことだと感じると・・・湧いてくる気持ちが、ありがたいの言葉になったでしょうか。
多くの日本に住む人が享受できている豊かな生活は、世界的に見てとても有り難いことですし、このような大きな震災があった時に、たくさんの人がすぐに思いを集めて、みんなで良くなろうとする。本当に有難いことだと感じます。
サンクスアイさんの「稀有な日常」が早く戻りますように!顔晴って下さいね。
さあ、杉戸でも、田植えの準備が続いていますよ!
(おから肥料を崩しているところ)
苗が育つ苗箱や、その苗箱を設置する苗床(なえどこ)に撒く、自家製おから発酵肥料をスタッフのおじさんが崩しているところです。
発酵の過程で熱を持ったおから同士が合わさって、かなり硬く固まってしまうのですが、
以前も書きましたが、大きな塊で使うとデリケートな芽が出たばかりの種もみに負担なため、フルイにかけて、木べらで細かく崩しています。
そこそこ気が遠くなる作業です。。。
(苗箱に種をまいている)
黒い??
今年は苗箱に、土の代わりに籾がら燻炭を使ってみました。
写真は、苗箱に、あきたこまちの発芽した種を土と燻炭と一緒にセットしているところです。
籾がらは、空気を保つのでいい根がよく張るとのこと。
また空気を保ちつつも保水力もあるそうで、育苗期には広大な苗床に一日2、3回ホースを従えて水を与えるのですが、その水やりの回数も減らせるとのこと。
そして、苗箱の土を何割かでも燻炭に変えると土より軽いので、苗箱運びが楽になります!
毎年大量のモミガラが出るので材料は山ほどあって、良いことづくし??
じゃあ今まで何でしてなかったの?ですが、この燻炭を作ることも中々中々中々・・・に世話がかかるので、ようやくの実現なのです。
苗にどう影響が出るか実験のつもりで、今年は一部での使用です。
そして・・・
サンクスアイさんの愛感謝米の種もみも、塩水選、温湯消毒(おんとうしょうどく)が終わり、今は芽が出るまでの漬種(しんしゅ)の段階です。
(種もみ浸種)
水が低酸素状態になって淀まないよう、毎日水を半分以上入れ替えして、お世話をしています。
今年も美味しいお米が、無事実りますように。
作業写真ばかりが続いたので、最後に畦の最近をご紹介!
(蛇イチゴの花)
写真は蛇苺(へびいちご)の花です。薄いレモン色がかわいらしい!しばらくすると赤い実が実って華やぎます。
他にも、ミニミニ太陽が輝くかのように眩しい黄色のたんぽぽや、茎が細くて風にゆれる地縛りの花・・・と、春本番になって黄色の花が増えてきました。
暖かくなって、にぎやかで気持ちいい季節。
寒暖差にはご自愛されながら、いい新緑の季節をお迎えくださいね。
網本朝香
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