こんにちは。
三寒四温、暖かい日も増えてきましたね。
田んぼの傍らでは、愛猫のマメ太がごろんごろんと寝そべって陽射しを堪能しています。
杉戸ではここ最近、春一番ならぬ、春二番、三番・・・の暴風が訪れ、一日中吹き荒れ、何かと巻き散らして過ぎ去っていくのですが、大概その翌日は、昨日の嵐が嘘のように穏やかな陽射しが降り注ぎ、まさに寒さ暖かさ、晴天荒天を繰り返して春に向かっている今日この頃です。
皆さんはいかがおすごしですか?
田んぼでは、前回に引き続き、春の田起こし(二番起こし)の真っ最中。
毎朝スタッフが、請けおった田んぼの地図を片手に、トラクターで出かけて行きます。
同じ杉戸町内でも、それぞれの田んぼの状態は全く違って、土質も違ったり、水の出入りの条件や、日当たりが違ったりと、それぞれの田んぼに特徴があります。
何より、お任せいただいた田んぼ一枚一枚には、昔の方が精魂こめて開拓されて稲作を今日まで続けてこられた、教科書には載らない歴史があります。目に見える以上に、無形の財産という意味合いが田んぼにはあります。
持ち主の方に対しても、それぞれの田んぼの今昔ストーリーを思っても、一番適切な時期に作業をしていきたいのは山々なのですが・・・いかんせん少ない人数で沢山の田んぼを回っていると、作業の後先が出てきてしまいます。
今の季節だと、水はけが問題になってくるでしょうか。
雨が1日降ると、中にはしばらくぬかるんでしまう田んぼもあって、トラクターでの田起こしが出来なくなるどころか、無理に重いトラクターで入ると濡れた土を踏み固めてしまって田んぼを痛めることになりかねません。
そんな日は状態を見ながら水はけの良い田んぼを先に回るのですが、持ち主さんの・・・早く作業をしてくれないかなオーラに心苦しいことも時折あります。
すみませんすみませんと頭を下げながらも、ここからひたすら準備を進めて行く毎日です。
さて、杉戸の網本欣一田んぼの一角では、以前から苗床を作っていた様子をご紹介していましたが、その苗床を作る作業も進んでいます。
柔らかい青色をした空に、トラクターの朱色が映えます。
畦では、ちらほら・・・一足早く春の野草が花を咲かせて・・・
さあ、きたる田んぼシーズンにむけて・・・準備も大詰めです!
網本 朝香
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