こんにちは。
めっきり朝晩が涼しくなりましたね。
食欲の秋、スポーツ、読書の秋、旅行に・・・と、何かをするに行動しやすい季節になりました。
秋の陽射しは透明で、空はつきぬけて青く、雲の影一つない爽やかな日々が埼玉では続いています。
みなさんは、いかがおすごしですか?
さて、長雨で遅れに遅れた稲刈りも、流石に終わりが見えてきた今日この頃、田んぼには、短く刈られた稲株が規則正しく並ぶ景色が広がります。
とは言え、まだ完全に枯れたわけではなく、根っこなどが活動している気配や、生きもの達が実りの秋の恩恵を受けて謳歌しているような、そんな気配・・・秋ならではの、円熟して、今度は収束に向かう準備のような・・・気配をかんじます。
ところでみなさん、田んぼのドジョウはどうやって越冬するか、ご存知ですか?
そもそも、春に田んぼに水が入ると、さっそく、そして当たり前のように、大きな成長したドジョウが姿を現わします。
上の写真は、春の田んぼで白鷺がドジョウのハンティングに成功した瞬間です。
冬の間、カラカラに乾いた田んぼに水が入ったばかりの春。
なのに、もう育ちきった大きなドジョウがくわえられています。
用水に乗ってくる場合も稀にあるのでしょうが、用水の出口の形状からして、そんなに良くあるケースではないのです。
でも、春からすでに田んぼには多くのドジョウが暮らしています。
どういうこと?
生きもの先生に以前教わって、大変驚いたのですが、
なんと田んぼに水が無くなる冬の間、土の奥深くに、少しでも水分が残るところまで潜って、自分の体をコラーゲンの保湿膜でおおって乾かないようにして越冬するのだとか!
すごい機能ですね!
従って、食べものとしてのドジョウは、ウナギよりずっとコラーゲンが多い食材なんだそうですが、人間には美容健康のコラーゲン、彼らにとっては生きのびるために必須の体の機能なのですね。
この、陽射しを受けて穏やかな田んぼのワラや土の下で、ドジョウ達が生きのびるために潜りに潜っているのかと思うと、
人間の目には見えない土の下でも生きもの達が生きていて、この地球には人間だけ生きているのではないと感じます。
当たり前なのですが、意外と忘れがちになることだと思います。
さて、田んぼでは、夏の間に伸びきった畦の草を刈ったり、今年の後片付けをしています。
畦は・・・
稲刈りにいそがしくしている間に伸び放題!
よもぎなんかも生えていますね。
猫じゃらしなんかも立ち枯れして、種が実っています。
草たちにもとっても実りの秋ですね。
網本朝香
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