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2014年10月24日

教わりました

Posted time: 08:55 | Author : 農業について |

こんにちは。

 

埼玉県では、このところずっと雨が降り、田んぼも洗濯物もなかなか乾かない毎日です。

 

皆さんはいかがおすごしですか?

 

稲刈りが終わると、お礼肥・・・一年のお礼を込めて肥料をまき、固まった田んぼを耕します。

長かった栽培期間が終わり、一息です。

 

・・・と言いたいところなのですが、この長雨で田んぼに入れず、お礼肥や耕すこともまだ先になりそうです。

 

 

AI20141024.jpg

 

 

さて先日、社長の欣一が、お米の袋詰めの行程での講習を受けに、栃木に行ってきました。

稲作の先生にも久しぶりにお会いしてきました。

私達に成苗稲作の体系を教えて下さった稲葉先生です。

数年ぶりになってしまったので、私も娘を連れて同行してきましたよ。

 

お元気に海外も飛び回ってらっしゃって、ご活躍何よりでした!

 

講習を受け終わって雑談の中で、

事務所の南側の田んぼに、今年は随分草が生えてしまったので、原因について質問したところ、

即答で、田植え直前の「代掻き」に問題があるのでは?とアドバイス下さいました。

 

 

代掻き・・・田んぼに水を入れ、トラクターで耕し泥を均(なら)す作業で、

慣行栽培では、田植えがしやすいように準備として、「田植え直前に一回」が通常ですが、

 

先生の成苗稲作の体系では、

泥を均すだけでなく、「草を抑える意味がある代掻きを田植え前に数回」との事なのです。

 

慣行栽培とは代掻きの目的も変わってくるので、そのやり方が特徴的なのですが、

 

どうやら私達の2、3回目の代掻きの仕方がまずいのでは、と教えて下さいました。

 

また、杉戸あたりの田んぼの特徴でもあるのですが、ねっとり粘土質な田んぼの場合、

 

土の中の酸素が少なくなりやすいので、稲の根っこが酸欠を起こさないよう、

耕し方や肥料にも工夫が必要だとのアドバイスも下さいました。

 

さすがは先生、即答でした。

 

研究に研究を重ねられ、

全国、または海外の津々浦々の田んぼをみてこられたこと、それだけでなく、

この原因があると、この結果になる・・・

理路整然と、稲と田んぼや草、生きものの関係が、

順序立てて、体系だって、先生の中にはあるのだろうなぁと、改めて感服!!

 

さぁ、教えて下さったので、後は情熱をもって実行するのみ、来年は抑草できるはず???

こうご期待!!ですね!

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