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2014年9月12日

収穫はもうしばらくお預け・・・。

Posted time: 08:55 | Author : 共同研究農家 |

こんにちは。

 

前回、「次回は収穫のお知らせが出来るかも・・・」なんて書きましたが、サンクスアイさんの愛感謝米が育つ、埼玉県春日部市の田んぼ周辺では、しばらく曇り空や雨がちなお天気が続き、思ったより熟すのがゆっくりで、稲刈りはまだ少し先のようです。

 

 

AI2014091201.JPG

 

 

しかしよく雨が降る年ですね・・・。

事務所がある杉戸町の田んぼでも、重くなってきた穂が雨に濡れて、さらに頭を垂れています。

 

さて、「熟すのがゆっくり」と書きましたが、稲にも熟すってあるの?

 

あるんです。正確には登熟(とうじゅく)といいます。

 

実である稲穂が充分に実り、味ものったことを指します。

そういうと黄金色の田んぼ・・・なんて連想しますね。

 

ただ、成苗稲作では、葉や茎が最後まで丈夫で枯れず、実りの景色も、生きている色・・・黄金色より緑を帯びた色が特徴です。

 

考えてみれば、トマトでも茄子でも、葉や茎が青く瑞々しい状態でも実が熟れますしね。

 

最後まで葉が生きていることで、栄養や旨味が、刈られるぎりぎりまで穂に送られ続けるのだとか。

 

一般的な栽培では、穂が熟す云々カンヌン前に、葉や茎は枯れて黄色くなるので、もしかしたら、今まで熟した色だと思っていた黄金色は、あと少し栄養がほしかった色だと言い換えられるかもしれません。

 

その違いは、色味だけでなく、音にも反映されます。

 

稲刈りは、コンバインが稲の根元から刈り取っていくのですが、成苗稲作の田んぼでは、生木を刈るかの様にバリバリと音を立てていて、一般的な栽培とは一味(一音?)違います。

 

もちろん、葉が青く生きていても、トマトの実が赤くなるように、穂は黄金色に登熟していきます!

 

 

AI2014091202.jpg

 

 

上は92日、下は99日、一週間でも穂の色が違いますね。

毎年何枚もの田んぼを見る欣一社長、それでも実りは待ち遠しい!!

 

 

AI2014091203.jpg

 

 

これからは晴れの日が続くようで、そうなると日に日に黄色味を帯びていきます。

朝と夕で違うほどです。

 

さすがに次回は収穫のお知らせが届けられると思うのですが・・・。

今度こそ、待て次回!

 

 

網本朝香

豊かさの先に、食べられる喜びを
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