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2014年8月29日

収穫間近!

Posted time: 08:55 | Author : 共同研究農家 |

 

雨がちだった今年の夏休み、お盆休みも雨だったり涼しかったりで、サンクスアイ農場のある、埼玉県春日部市でも雨曇りがちな夏の終わりです。

 

皆さんいかがおすごしですか?

  

周りの田んぼは、早くも稲刈り真っ盛り!年々収穫が早くなっているようです。

 

網本欣一がさせていただいている、サンクスアイさんの農場の収穫は・・・9月半ばあたりになるでしょうか。

楽しみですね!


さて、前回稲の花をご紹介しましたが、花は散り、穂らしく、少しずつカーブにを描くようになってきました!

 

 

AI2014082901.JPG

 

 

実るほど頭を垂れる稲穂かな・・・のとおり、稲の花が結実して、実が詰まってくると、重さで垂れてきます。

 

同じ品種でも、育ち方によって軽い重いとあるのですが、習った成苗稲作の特徴は、何と言っても大きな穂。

 

ところで、垂れるほど大きな穂を実らせるには、「穂首=穂の根元にある、茎との境目の節」が丈夫でないと、穂の重みに耐えられないそうです。

 

 

AI2014082902.JPG

 

 

指先がさしている節が穂首です。


では、この「穂首」がどうしたら丈夫になるかというと、「茎が太く育つ」と丈夫になるそうです。

 

 

 

 

 

では、「茎」がどうしたら太く育つかというと、「根がたくさんでて、地中深く張る」と、太く丈夫な茎が育つそうです。

 

何事も土台から・・・とは昔からよく言われていることですが、稲の場合も、実る穂の一目には見えない根っこのところ・・・土台や基礎が肝心になるのは、全てに共通するところなのでしょうか。

 

では・・・その、「根」がどうしたら地中深く張るかというと、稲葉先生は、ご指導くださる成苗稲作の体系の中で「苗八割」といって、苗が本来の育ち方をして、すくすく丈夫に育てば、根が張り、茎が太く育ち、大穂を実らせる。

 

苗で八割稲作が決まるようなものだと、苗の大事さをおっしゃっています。

 

「土台が大事」

 

「幼いころの育ち方が大きく影響する」


・・・私は子育て最中なので、どうしても子育てと稲育てが似ているとなぁと見てしまいます。

 

人間にも稲にも、自然全てに流れる、理のようなことがあるように感じるのは大げさでしょうかね?

 

さて、稲の根っこの話から膨らみましたが、次回には、ちょうど収穫の様子をお届けできるかもしれませんね。

 

夏休みも終わり、ちょっぴり・・・いや、かなり名残おしいですが、収穫の秋はすぐそこです。



 網本朝香

 

 

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