2012年3月30日
Posted time: 08:55
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Author : 倉谷 知里
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本日は、「苦味の健康効果」というテーマでお届けさせていただきます。
梅や桜の花も綻び始め、だんだんと暖かい日が多くなってまいりました。
冬から春に変わるこの時期に良く店頭に並ぶのが「山菜」ですね。
山菜の歴史は古く、約5千年前の縄文時代の古墳から山菜の種が発見されたり、江戸時代の天保の飢饉では山菜を栽培していた藩からは餓死者が出なかった事なども分かっております。
寒い冬は、体温を逃がさないため、たんぱく質や脂質の補給源になる食べ物を多く摂取し、体内に脂肪を蓄え、熱エネルギーを作り出すようになります。
しかし、気温が暖かくなる春先になると、新陳代謝が活発になり、肝臓の働きも活性化され、体内に溜め込んだ脂肪や老廃物を排出して春の体へと変化していきます。
冬の体から春の体へと、スムーズに移行させていくのに最適な食べ物が山菜です。
昔から「春には皿に苦みを盛れ」といわれています。
実はこの苦みにこそ、冬の体から春の体に変わるメカニズムをスムーズにする働きがあるのです。
冬眠から目覚めた熊が一番初めに口にするのは「ふきのとう」といわれているのも、ふきのとうの苦みを体内に取り入れることで、眠っていた体を目覚めさせるためなのだそうです。
春に顔をだすふきのとうやたらの芽など、山野に自生して食べられる山菜は、本来は栽培されず、特有の苦みや香りがあり、春の体に必要な植物なのです。
春の山菜には、アクの強いものがありますが、アクが強い山菜はアク取りを行ってください。
●アクが強い山菜...わらび・ぜんざい・ふきのとう・あざみ等

●アクが少ない山菜...こごみ(こごめ)・うど・たらの芽・せり・ふき等

あくが少ない山菜で簡単レシピをご紹介いたします!

★材料★
・こごみ(こごめ) 6本程

・ベーコン 2~3枚
・塩 適量
・塩コショウ 適量
・パーフェクトミネラルアイ 適量
☆作り方☆
(1)こごみを綺麗に洗い、お湯に塩とパーフェクトミネラルアイを入れ下湯でを行います。
※こごみはアクが少ない山菜ですが、軽くアクを取るために湯通しする程度に軽く茹でます。
(2)ベーコンは食べやすい大きさに切り、先にフライパンで炒めます。
※ベーコンには脂分が多いので、油は引かない方がよろしいでしょう。
(3)炒めたベーコンに一口サイズに切ったこごみを入れ塩コショウとパーフェクトミネラルアイを降り、サッと炒めたら完成です。
※ベーコンには塩気が多いので、塩コショウは少なめに振りかけてください。
苦みや香りを含んだ春の山菜を上手に取り入れ、冬の間に体内に溜まった老廃物や脂肪を排出し、上手に体内の熱を取り除くと春先の疲れやだるさを取り去り、そしてやがて訪れる暑い夏を、元気に乗り切る体を作りましょう!
豊かさの先に、食べられる喜びを
サンクスアイは、植物性ミネラル・フルボ酸を通じ、土壌改良を行い、
本物の食物が収穫できる愛産物農法の普及を行うことにより、
日本の食の明るい未来を応援しています。
サンクスアイ 株式会社
〒861-8035 熊本県熊本市東区御領6丁目1-6
TEL:096-285-3910 FAX:096-285-3513
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2012年3月23日
Posted time: 08:55
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Author : 倉谷 知里
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本日は、「新たな土地に身体が対応するためには、3世代の時間が必要?!」というテーマでお届けさせていただきます。
日本の人口は、約1億2770万人で、国土は約37万8千km2となっており、日本の食料自給率は約40%と低く、不足している食品を輸入に頼っている状態です。
大国アメリカは、人口が日本の約2.4倍、国土に関しては約24倍と広いく、アメリカの食料自給率は約130%と自国での消費量以上の作物を生産しています。
食材に関しては、輸入大国日本では、国内で気候の変化など様々な問題があり、お野菜やお米の高騰が続いている中で、低価格の輸入米に関するこんなニュースがありました。
それは先日発表された、中国産のお米に関するニュースです。
本来であれば、約778%の関税をかけて輸入をする中国産のお米が、関税をかけられずに輸入が行われたのです。
なぜ、関税をかけられずに輸入されたかと言いますと、ミニマム・アクセスというシステムの為なのです。
関税は、国内産業の保護として行われているシステムですが、1986年~1988年において、国内消費量に締める輸入品の割合が3%未満の品目に関しては、関税がかからない状態で、ある一定の量を輸入しなければならいというのがミニマム・アクセスというシステムです。
その関税がかからない品目にお米があり、今までは専門料理店などで使用されておりましたが、初めて大手スーパーなどで一般人向けに5kg入り1229円と格安のお値段で現在販売をされております。
ミニマム・アクセス米は、政府米とも呼ばれます。この政府米の中で事故米として判定されたものがあり、それを転売してニュースになったということをご記憶の方も多いのではないでしょうか。
TPPに参加することになれば、この中国産のお米のように、数多くの国から多くの品物が関税をかけずに輸入されてきます。
また、最近、アメリカがアジアの食材(お魚や香辛料)などを輸入し、食中毒が増加しているそうです。
その原因は、世界各国の食材が様々な形で輸入され、口に運ぶ事によってあらゆる地域の病原体にさらされている可能性があると免疫学者のハンナ・グールド氏は指摘されています。
世界中に様々な食材が数多くありますが、その土地のものに体が慣れるのには約3世代の時間を要するといわれています。
本来、その土地で育った人間はその土地にあった食材、風土、気候などに適応した身体の作りになっています。
海外旅行に行かれた方より、「胃が疲れた...」や「水が合わなかった...」などのお声が多いのはその土地に適応していないからなのです。
今回の中国産のお米でも、品種が同じですが栽培の過程で行われることが違えば出来上がる品物も違ってくると思われます。
本当に私たちに適している、そして安心して口に出来る食材はその土地にある食材なのではないでしょうか?
食料自給率が低い日本において求められること、それは国内生産量を増やし、地産地消を行い、日本人に合った食材を食していくことではないでしょうか。
豊かさの先に、食べられる喜びを
サンクスアイは、植物性ミネラル・フルボ酸を通じ、土壌改良を行い、
本物の食物が収穫できる愛産物農法の普及を行うことにより、
日本の食の明るい未来を応援しています。
サンクスアイ 株式会社
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2012年3月17日
Posted time: 01:13
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Author : その他のスタッフ
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本日は、本日より公開されました「種まく旅人~みのりの茶~」という映画をご紹介させていただきます。
この映画は、九州出身の塩屋俊監督が作られ、そして九州出身の陣内孝則さん・田中麗奈さん・石丸謙二郎さんが出演されています。
映画を作製するに当たって、日本の農家さんの姿を知るために、多くの農家さんに取材をされ、その中で「仕事はキツいけれども、一日の終わりには充実感に包まれる」という声を多く聞かれたそうです。
その農家さん達の姿を、無農薬で作るお茶の栽培・製造過程を通して描かれております。
映画の中では、お茶という生物との会話や気候によっての変化、お茶の病気などたくさんの試練があり、その中でも完成したお茶を飲んで「喜んでくれる人の顔を思い浮かべて作る」という想いを持って主人公が笑顔で農業に向き合っていました。
鑑賞後には、「もっと頑張ろう」という前向きな温かい気持ちになれる映画でした。
残念ながら、舞台挨拶の撮影は出来ませんでしたが、舞台挨拶にて塩屋監督は、「この映画を通じて、日本の一次産業である農業の活性化・再生・復興の応援を行えれば」とお話をされており、続編も作成する予定との事でした。
公式ホームページには、予告編の映像もございますので、是非ご覧いただければとおもいます。
「種まく旅人~みのりの茶~」公式ホームページ
無農薬・無化学肥料の栽培を推進しているサンクスアイ、そして会員の皆様にとりまして、とても勉強になる素敵な映画でした。
機会がございましたら、是非ご覧ください。
豊かさの先に、食べられる喜びを
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2012年3月16日
Posted time: 08:55
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Author : ミネラルについて
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本日は、ミネラルは「バランスが重要!」というテーマでお届けさせていただきます。
最近、コンビニエンスストアや薬局には沢山のサプリメントが多く陳列されております。
その、サプリメントをテレビやインターネットの情報を元にご自身の体の状態によって、ご購入されご利用されていらっしゃる方も多いと思いますが、そのサプリメントにはとても大切な事があるのです。
それは、ミネラルのバランスです。
例えば、骨粗しょう症の為に「カルシウム」を取られたり、貧血予防に「鉄」を取られている場合、その単体のサプリメントでは病気の改善をしないどころか、新たな病気を招く事が多くあるのです。
なぜ、そのようになってしまうのかといいますと、ミネラルによる相乗作用と拮抗作用に関係しており、ミネラル自体は、単体の状態では体にうまく吸収されない事が分かっております。
本日は、代表的な拮抗作用についてご紹介させていただきます。
◆骨粗しょう症予防に「カルシウム」のみをサプリメントで接種した場合、腸内で「亜鉛」の吸収を阻害してしまうのです。
「亜鉛」が不足してしまうと、貧血やイライラ、更には味覚障害など様々な病気を引き起こします。
◆貧血予防に「鉄」のサプリメントのみを接種されている場合、腸内で「銅」の吸収を阻害してしまうのです。
「銅」が不足してしまうと、貧血や骨格の形成不良などが起こり、貧血予防に飲んでいた「鉄」の為にさらに貧血になってしまうという可能性もあるそうです。
この様に、一つのミネラルのみを取ってしまうと、阻害されるミネラルも数多くありますので、バランスよく多くのミネラルを取ることが重要となってきます。
ぜひ、70種類以上のバランスの良いミネラルが入っているパーフェクトミネラルアイとハイブリッドミネラルアイでミネラルと体のバランスを取っていきましょう!
豊かさの先に、食べられる喜びを
サンクスアイは、植物性ミネラル・フルボ酸を通じ、土壌改良を行い、
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2012年3月 9日
Posted time: 08:55
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Author : その他のスタッフ
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私たち、人間は食物からミネラルやビタミンなど生きていく上で必要な養分を取り入れています。
特に畑や田んぼで取れる食材は、葉の光合成によって作られたでんぷんが糖(ショ糖)の形になります。
その後、出来上がった糖分は、マグネシウムやカリウムの力により、根や果実へ運ばれ(転流)美味しい食物になっていきます。
美味しいお米、野菜そして果物が出来るために、さらに根が土壌中でよく伸びて健康な作物が育つためにも糖の転流が活発に行われる事が重要となります。
ところが、現代の土壌中のマグネシウム不足のため、糖の転流がうまく行われず、根や果実の成長が悪くなります。
さらに、葉には転流されなかったでんぷんが蓄積し、光合成がますますスムーズに行わなくなり、活性酸素によって光合成を行う葉緑体が破壊されてしましまうのです。
お店や、畑で見る野菜の本来緑の葉が黄色くなっているのをご覧になったことはありませんか?
これは、マグネシウム不足ことが原因で光合成が出来なかった野菜なのです。
不健康な食物といえます。
次に、食材を食べる人間ですが、マグネシウム不足の作物からマグネシウムを摂取するという状態が続いているため、人間もマグネシウム不足の方が必然的に多くなります。
更には、精製食品や加工食品などには特にマグネシウムが少なくなってしまい、マグネシウム不足の食品中心の食生活が続くと、生活習慣病や便秘、むくみなどの病気の原因となります。
なぜ不健康の原因になるかと言いますと、マグネシウムがないと人間も細胞への糖(グルコース)の移動がうまくいかなくなってしまい、高コレステロール・糖尿病・動脈硬化など、あらゆる生活習慣病の引き金となります。
先日、共同研究を行っていただいている網本様より、お知り合いの方が有機栽培(健康的な有機栽培)で作られたほうれん草をいただきました。

葉は、マグネシウム不足の黄色い部分も無く、化学肥料を使われていないので、硝酸態窒素の心配も無く、キレイな緑色をした健康なほうれん草で、おひたしにして美味しくいただきました。

土壌→作物→食物→体のサイクルを考え、土壌から変えていく事が健康に繋がっていきます。
サンクスアイの共同研究をよりスピードを上げて進めていき、土壌改良を行い、マグネシウムをはじめとしたミネラル豊富な食物を育て、会員の皆様が健康な食物を食べられるよう、全力を尽くして参ります。
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2012年3月 2日
Posted time: 08:55
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Author : その他のスタッフ
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本日は、「農薬の健康被害」についてお届けさせていただきます。
日本は海外に比べ、耕地の単位面積当たりの農薬使用量は欧米の6~7倍といわれています。
中国野菜など外国産農産物の危険性が強調されていますが、実は日本も「農薬使用大国」のため、"国産だから安全"ともいえないのです。
世界中で使われている農薬は現在、約800種類もあります。
農林水産省は農薬を「殺虫剤」「殺菌剤」「殺虫殺菌剤」「除草剤」「殺そ剤」「植物成長調整剤」「その他」の7種類に分類しており、残留農薬の許容基準は食品衛生法に基づき厚生労働省が決めておりますが、その際、各農薬の毒性の強さだけでなく、国際基準なども考慮されます。
ただし、同じ農薬でも農産物によって基準値が違う場合があります。
2002年に中国産の農産物から残留基準を超える農薬が次々に検出され、大騒ぎになりましたが、同じ残留濃度でも違反にならず、堂々と流通していた作物もあるのです。
例えば、ほうれん草ですが、「中国産ほうれん草から基準の180倍のクロルピリホス(殺虫剤)検出」と報道されましたが、検出した残留農薬濃度は1.8ppm。
実は、同時期にチンゲン菜から2.1ppmの残留濃度が検出されていましたが、チンゲン菜は基準値が2ppm(ほうれん草の200倍)のため、"軽微な違反"として注目されませんでした。
また、同時期にオレンジから、ほうれん草なら基準違反にあたる0.24ppmの残留濃度が検出されましたが、オレンジの基準値が0.3ppmのため、大手を振って流通されていました。
このため、ほうれん草では許容されない濃度の残留農薬がついたチンゲン菜やオレンジなど様々な作物が市場に堂々と出回ることになります。
これは、その農薬が農産物ごとにどのように使われてきたかや国際基準などを反映して残留基準を決めるためで、決して安全最優先で基準を設定しているわけではないということです。
また、違う農薬や有害化学物質などは体へ蓄積され、複合作用も考えられるとの事で、農薬や有害化学物質(異物)は一つ一つは微量で、通常、ただちに健康に影響が出ることはないとしても、食品・食材や医薬品、日用品、化粧品、水道水などありとあらゆるものに含まれる農薬や有害化学物質が日々刻々、体内に取り込まれて蓄積され、私たちの体をむしばんでいきます。
「基準以下だから安全」という役所の決まり文句には根拠がなく、多種類の有害化学物質が長期間に渡って体内に蓄積され、臓器や脳、神経などに障害を引き起こすと同時に、体の免疫システムを弱め、ウィルスやがん細胞の増殖しやすい体になっていくのです。
さらに、複数の有害化学物質による相乗効果で毒性が強まり、複合作用が出てくるそうです。
例えば、プロシミドンという殺菌剤は、きゅうり、なす、ピーマン、いちご、桃、ぶどうなどから広く検出される農薬ですが、米国でラットを使った実験で、胎児に生殖障害を引き起こすことが分かりました。
その際、プロシミドン単独では影響が出ない濃度でも、プラスチック添加剤のフタル酸ジブチル(DBP)を同時に与えると、生殖障害が現れました。
また、単独ではほとんど影響がない量の除草剤と殺菌剤を一緒に動物に投与すると、パーキンソン病と似た行動障害が起こりました。
私たちは何種類もの農薬や有害化学物質を日々摂取しており、複合作用も心配です。
無化学肥料、無農薬の食品をできる限り摂るように心掛け、私たちの健康、子孫の健康を守りましょう。
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