【チェックリスト】
1 立ちくらみ、めまい、耳鳴りがする
2 肩こり、背部痛、関節痛、筋肉痛がある
3 頭痛、頭重になりやすい
4 力が弱くなった
5 よくアザができる
6 のどに不快感(つかえ感)がある
7 階段を上ると疲れる
8 夕方に疲れて横になることがある
9 生理前に不調になる
10 生理の出血が多い
鉄は、神経伝達物質の反応に深く関わっています。その鉄が欠乏すれば、さまざまな精神症状が出てきます。
些細なことでクヨクヨする、気分が憂鬱になるといったことが起きますし、睡眠のリズムの崩れから、寝起きが悪い、夜中に目を覚ましやすいなどの睡眠障害が現れることもあります。
また、酸素の運搬でも重要な働きをしているため、酸素供給が不足して疲れやすく、階段の上り下りが辛い、身体を休めないと夕食の準備に取りかかれない、などということにもなります。
筋力が落ち、以前より重いものが持てなくなるといったことも、酸素が不足していることで起きます。
立ちくらみ、めまいも鉄欠乏の症状のひとつです。
鉄はコラーゲン再生にも重要な役割を果たしています。不足すれば、軟骨コラーゲンが作られる量が減るため、身体の節々が痛くなることもあります。
コラーゲンとの関連で言いますと、肌の張りが良くなり、爪や髪の毛の質が低下するということも起きてくるのです。
コラーゲンの塊である血管の壁が弱くなって、よくアザができたり、歯茎から出血しやすくなったりするのも、鉄欠乏の合図です。
上のチェックリストに3項目以上当てはまる方は、鉄欠乏の可能性が高いといえるでしょう。
また、カタラーゼという酵素には鉄がたくさん含まれています。
カタラーゼは活性酸素を消す働きをします。だから、鉄が欠乏してカタラーゼが充分働けないと、日焼けをしたところがシミになりやすくなります。
鉄欠乏が重度になると食嗜好が変わるというのも特徴といえます。また、やたらに氷を食べたくなるということもあります。
いかがでしょうか。皆さんは鉄欠乏ではありませんでしたか?
3個以上当てはまった方は、ぜひ積極的に鉄を補給しましょう!
ただし、皆様ご存知の通り、ミネラルの補給はバランス良く摂取することが大切です。
鉄も配合し70種類以上のミネラルがバランス良く配合された植物性ミネラルの摂取がお勧めです。