2010年10月アーカイブ
2010年10月27日
Posted time: 08:55
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Author : 共同研究農家
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お米は好きな状態で食べるのが一番いいです。
玄米であろうと白米であろうと
自分が好む食べ方がいいのです。
好きだからこそ食べられるんですね。
そこにちょっとした知恵を入れる程度がいいのではないですかね。
最近ではモチ系の米がたくさん出てきていますが
これは胃に負担を掛けるのだそうです。
だからたくさん食べられない。
昔はモチ系ではなくうるち米系でしたのでたくさん食べられたそうです。
その差はアミロースという成分の量により決まるらしいです。
日本で一番好まれているコシヒカリは15%程度
アミロースが少なくなり、無くなってしまうとモチ米になります。
私の自然栽培でのヒノヒカリは18~19%
通常のものは15~16%です。
粘るものが美味しいと思われているから
モチ米に近いものが生み出されています。
ミルキークゥィーンという品種は12%くらいだったかな?
旭1号は21%くらいですかね。
このくらいになると普通の米はパサつく感じになるようです。
しかし旭1号はそうはならないんですよね。
だからこそ美味いんでしょう。
ちなみにミルキークウィーンはγ線をあてて突然変異を起こさせて作られた品種です。
遺伝子が壊れたところから修復する過程で違ったものが生まれてきたんですね。
こうゆうことではその後の生態系にどんな影響が起きてくるのかはわかっていません。
恐いですね・・・・
お米は
精米すると酸化が早くなるので、出来るだけ早く食べていただきたいですね。
自然栽培では酸化しにくいものになりますが
条件がそろえば酸化するし、カビも来るかもしれません。
何も考えずに保管するのはもったいないです。
コンビニ弁当が腐らないのは防腐剤がたくさん入っているからなんです。
できれば食べる直前に精米して炊いた方がいいですよね。
精米の仕方はあまり皮を取りすぎない事。
皮のすぐ下にいいところが集まっています。
真っ白にするのはいいところを捨てているようなものです。
やってはいけないこと
発芽させないこと。
発芽玄米がもてはやされていますが、
いいところの事しか言われていません。
発芽するとそれを助けるための成分が出るみたいですが
自分を守るためのホルモンを出しているそうです。
これは生殖機能に害があるそうなのでやらないでください。
発芽しはじめたものを鳥は絶対に食べないと聞いたことがあります。
いいことを謳っているところには反することが無いのかどうかを考える必要があります。
食べるという行為は自分の体を作ることであり
心を満たしてくれることです。
考えすぎるのは良くないですけど
今の時代は危険と隣り合わせです。
多少は考えたがいいのではないかと思います。
自然栽培だと大丈夫でしょうけど
過信するのもどうかと思いますよ。
要はバランスだと思っています。
そういうところまでを考えての米作りは悩む事も多いですが、
たくさんの賛同いただく人にためにずっとやっていきます。
豊かさの先に、食べられる喜びを
サンクスアイは、植物性ミネラル・フルボ酸を通じ、土壌改良を行い、
本物の食物が収穫できる愛産物農法の普及を行うことにより、
日本の食の明るい未来を応援しています。
サンクスアイ 株式会社
〒861-8035 熊本県熊本市東区御領6丁目1-6
TEL:096-285-3910 FAX:096-285-3513
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2010年10月26日
Posted time: 08:55
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Author : その他のスタッフ
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10月24日(日)サンクスアイ農場にて、第2回自然栽培農業体験、初めての"稲刈り"を開催いたしました。
予報では1日雨ということだったのですが、会員様の願いのお陰で10時半くらいまで天気が頑張ってくれました。
当初の予定では、「自然栽培セミナー」→「稲刈り」→「バーベキュー」の順番の予定でしたが、せっかく全国から会員様が集まるのに、稲刈りができないでは申し訳がないということで、急遽予定を変更し、「稲刈り」→「自然栽培セミナー」→「バーベキュー」の順番で行わせていただきました。
今回参加の皆様と記念撮影です。
鎌を使っての手刈りでの稲刈りです。
稲刈りが初めての会員様も多かったのですが、皆様すぐになれ、愛と感謝の気持ちを込めて育てられた「愛感謝米」を刈っていらっしゃいました。
そして、藁(わら)をまとめて縛り、立てて・・・
納豆作りの準備をしました。
自然栽培で育てた稲の藁をこのようにして束ねて立てておくと、空気中の納豆菌が藁に付着してくれます。
その藁で、茹でた大豆を包むと、なんと、美味しい納豆の出来上がりです。
自然の力ってすごいですよね~。
全ての稲を刈る前に雨が降ってまいりましたので、残念ですが、途中で断念し、あとは元田氏運転のコンバインにお願いをしました。
全部刈りたかったですが、少しでも皆様と稲刈りが経験できて良かったと想います。
稲刈り終了後は、場所を移動し、「自然栽培セミナー」です。
元田氏により、慣行農法の問題点、そしてなぜ肥料・農薬が普及をしてしまったのか、そして自然栽培がいかに最高の栽培法なのかということをレクチャーいただきました。
そして最後に、会員様から「これから自然栽培をどのように広めていく予定ですか?」という質問に対し、「現在自分の周りでも自然栽培を理解してくれはじめた方が増えてきた。これからも積極的に自然栽培の魅力を伝えていき、全国に自然栽培を広げて行きたい!」と強く想いを語っていただきました。
皆さんからは大きな拍手が沸き起こりました。
続いて、代表の藤原により、「現在の美味しい基準が"甘い""柔らかい"になっている。食物本来の味よりもそれらが優先されていることがおかしい!」という内容、さらに「中国産だけではなく、他国からの輸入品にも問題がある!」というお話などをさせていただきました。
セミナーでは、サンクスアイ農場の自然栽培米"愛感謝米"「旭1合」の試食会も行わせていただきました。
「白米」「五分付き」「玄米1対白米9のミックス」の3種類をご用意いたしました。
どれもとても美味しいと大好評!でした。
白米100%に慣れていらっしゃる方にも、「五分付き」や「玄米1対白米9ミックス」も好評でした。
11月1日に発売させていただきます。
数に限りがございますので、お買い求めの方は、ぜひお早目のご注文ください。
続きましてお楽しみのバーベキューです。
乾杯のご挨拶は、大分県のイケメン会員、松井様です。
松井様は、ミネラルの普及はもちろんのこと、全国の農家様にも積極的に声をかけ、自然栽培の魅力を伝えていただいております。
バーベキューでは、愛感謝米の「ヒノヒカリ」のおにぎり、自然栽培のネギと白ナスも出させていただきました。
元田氏が作られた自然栽培のお味噌を生のネギに付けて食べましたが、生でもとっても美味しかったです。
バーベキュー中も元田氏は大人気。会員の皆様と自然栽培について真剣に話をされていました。
そして、中締のご挨拶は、神奈川県の平田様に行っていただきました。
平田様は、現在全国を周り、積極的に活動されていらっしゃる会員様です。今月末に発行される雑誌「ネットワークビジネス」では代表の藤原との対談ページにも登場いただいております。
また、最後には盛り上がる出来事が・・・
平田様の挨拶の際、元田氏と元田氏の奥様にご登場いただき、元田氏より「愛と感謝の言葉」と「熱い○○」をご披露いただきました。
平田様の演出、さすがです!
さらに、代表と藤原と奥様も・・・
盛り上がりは最高潮!となりました。
今回のイベントも会員の皆様、そして元田氏などのご協力があり、大変盛り上がり、楽しいイベントとなりました。
どうもありがとうございました!
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2010年10月23日
Posted time: 09:00
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Author : その他のスタッフ
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第2回自然栽培農業体験"稲刈り"の開催がいよいよ明日となりました。
当日もご説明をさせていただきますが、当社の自然栽培アドバイザーの元田裕次氏による「稲刈り講座」を動画でご紹介させていただきます。
解説は、代表の藤原が行っております。
稲の握り方、鎌の使い方などとても分りやすく解説されています。
明日、参加される皆様は、イメージトレーニングのため、そして参加が出来ない方は、"稲刈り"の気分を味わい、そして来年の参加のためにご覧ください。
サンクスアイ農場のお米のブランド名が決定いたしました!
「 愛感謝米 (あいかんしゃまい) 」
です。愛と感謝に満ち溢れた究極の自然栽培米は、11月1日(月)より発売開始させていただきます。
参加者の皆様、明日お逢いできることを楽しみにしております。
気をつけてお越しください。
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2010年10月19日
Posted time: 08:55
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Author : その他のスタッフ
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オーガニックレストランや野菜たっぷりの料理のメニューに「大自然の恵み」という言葉が書かれていることが多いですよね?
今の時期であれば、お米の収穫真っ盛りなので、テレビなどでも「正に大自然の恵みですね!」なんていう言葉を聞くことがあります。
この言葉を聞いて、正直疑問を感じてしまいます。
本当に大自然なの?自然のままで栽培しているの?
と思ってしまうのです。
「大自然の恵み」といわれている料理やお米は、人工的に作られた「F1種」という種を使用し(種を作る過程では農薬が使用されていることが多いです)、栽培を行う際は、オーガニックであっても肥料や農薬がたっぷり使われているものが多いのです。
これって「肥料・農薬の恵み」と言い換えることもできるかもしれませんよね?
本当に「大自然の恵み」と言えるのは、自然栽培と一部の有機栽培(しっかりと発酵された堆肥を使い、無農薬で育てたもの)だけです。
サンクスアイが実践する自然栽培は、正真正銘、本物の「大自然の恵み」です。
人の体は、日々食べているものが材料となり、作られています。
健康を考え、美容を考えるのであれば、食べるべきものが必然的に決まるのではないでしょうか?
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2010年10月17日
Posted time: 08:55
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Author : 共同研究農家
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私の田で出来る米は
どこで出来たかがはっきりわかります。
田にみんな名前が付いていて
いつのどこの田で出来てきたのかがわかるようになってます。
30k単位で袋詰めしているのですが
写真のように栽培方法、年度品種、生産場所、自然栽培歴
生産者がわかるようにしたシールを貼っています。

(ちょっと写真が古いですが・・・)
そこから、どんな状況であったかを調べる事が出来ます。
我が家では個人販売はやらないのでみんな卸さきに行きます。
卸先との契約は田ごとにやっていますので
どこでいつ買ったかによってどこの田で出来てきたかがわかります。
そこでなにをやってきたかはわかっていますので
何か問題があればすぐに追跡調査が出来るのです。
何年もやってますが、いまだ問題を指摘された事はありません。
何故こんなことを始めたかというと
実は近所のお年寄りの話からです。
米はたとえ隣であっても混ぜると旨味が減るんだそうです。
何故かまでは調べていませんが
打ち消す作用があるとか聞いたような・・・
よく考えれば、そうかもしれないですが
私自身は感度が低いのかよく判りませんでした。
昔、「農協」という告発本を読んだのですが
それにも書いてありましたね。
だからブレンド米なんていうのは問題外ですよね。
さすがに我が家での食べるものには多少混じるものもあります。
それは30k単位に出来なかったものや
藁屑が残ってしまったもので手作業で分類するものなどですね。
販売用は一切の混合をしない事にしています。
それで契約は田ごとというわけです。
そして、そうなればどういうことが起きていたかを
きっちり知っておく必要があると思ったからです。
今で言うトレーサビリティは以前からやっていたということですね。
本物を提供すると言うのに
お客さんが手に取ったものがどうであったかを知りたいとき
どうであったかを生産者が答えられないではだめでしょ?
それから我が家では通常の検査をしません。
え?って思われるかもしれませんが
無駄でしかない事をやる必要が無いと判断しているからです。
稲刈りの後、乾燥工程があって、そのあともみ殻を取り去る籾すりをします。
これも当然私がやります。
そして網を通して未熟米とかごみとかを除いて計量し袋詰めです。
普通の小さい農家では機械が無いので稲刈りをしたら農協に持ち込むか
機械を持っているところに持ち込んでやっています。
ここが問題です。
以前機械が無いころに頼んでいたのですが
多くの米が集まってくるので扱いがひどいいのです。
そして網にも問題があります。
店に並んでいる米は揃っていて綺麗だと思います。
未熟米なんてほとんど入ってないんですもの。
いや~~もったいないです。
綺麗な事はいいのですが、実は多少の未熟米が入っていた方が美味いのです。
これもお年寄りに教えてもらったので試してみたらその通りでした。
そこで機械に工夫し多少の未熟米が入るようなやり方にしました。
袋詰めにするのは玄米で。
出荷時期に取り出して精米ならばその時にします。
米だけにこだわっているのではなく
そこの行程にもさんざん考えた自分なりの生産方法を入れています。
11月1日に発売させていただくサンクスアイ農場のお米「愛感謝米(あいかんしゃまい)」は、このようなこだわりを持つ、元田氏と共同で栽培しております。
完全無肥料・無農薬の完全自然栽培米「愛感謝米」をぜひご賞味ください。
10月24日には、稲刈り時には、参加者の皆様と収穫したての「愛感謝米」を味わいたいと思います。
楽しみにしていてくださいね!
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2010年10月14日
Posted time: 08:55
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Author : その他のスタッフ
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7月4日に皆様に田植えをいただきました「サンクスアイ農場」での稲刈りについて、ご案内申し上げます。
今年の予想以上の猛暑により、稲の成長が早く、収穫の時期が予定をしておりました10月24日よりも早まり、急遽、本日代表の藤原、企画部の宇田川と中島の三名でサンクスアイ農場に行き、元田氏と奥様の5名で稲刈りを行って参りました。
田植えをいただいた会員様にとりましては、自分が植えた稲を刈るというご期待に添うことができず、誠に申し訳ございませんでした。
自然が相手であるということもあり、このような事態も考え、田植えをいただいた横の田んぼの田植えの時期をずらしておりましたので、10月24日は、その田んぼにて鎌を使い、稲刈りをさせていただければと存じます。
では、稲刈りの様子をご報告させていただきます。
まずは、社長です。鎌を使って、丁寧に刈っていきました。
そして、私(宇田川)です。先日、稲刈り体験をさせていただいたこともあり、前回よりもスムーズに刈ることができました。
そして、藤原と中島の共同作業!? 鎌の入刀です!!
刈った後の、切り株です。
今回は、人数が少ないということもあり、全ての稲を手刈りするには無理があり・・・
文明の力(コンバイン)に大活躍していただきました。
最初は、元田氏に行っていただいていたのですが・・・
元田氏より許可をいただき、なんとコンバインの運転手が藤原にスイッチ。
最初は、初めてのコンバインということもあり、ゆっくりのペースだったのですが、運転が大好きな藤原はコンバインもすぐに慣れ、楽しそうに操作していました。
藤原の後、宇田川・中島もコンバインに挑戦させていただきました。
とても楽しい経験ができました。
元田氏に感謝!です。
途中の様子です。初めての割には、綺麗に刈ることができました。
手刈りをした稲は、コンバインにてこのように脱穀をします。
10月24日には、皆様にもこの脱穀の作業を行っていただきます。
脱穀されたお米を次の工程である、乾燥工程に移すためのトラックに移します。乾燥は、お米が均一に乾燥できる、遠赤外線の機械によって乾燥されます。
天日乾燥の方がイメージは良いかもしれませんが、均一に乾燥しづらいということや途中で雨が降るなどがあった場合、再度乾燥し直す必要があるなど、デメリットが多いそうです。
こちらが稲刈り後の田んぼの様子です。
右手奥に見える田んぼにて10月24日は稲刈りを行う予定です。
田んぼの中央に何やら立っていますね・・・
正体は、藁(わら)を束ねて立てたものでした。
これは何のために行っているかと申しますと、冬に納豆を作るための準備なのです。
こうして立てておくと、空気中の納豆菌が藁に住みついてくれるそうです(ただし、慣行農法で農薬付けの藁では納豆菌も死んでしまいますので出来ないのです)。
冬に納豆菌がたくさん住みついた藁に茹でた大豆を入れるだけで、とても美味しい納豆ができるようです。
最後に・・・
こちらの田んぼは、湧き水によって栽培されているのですが、その湧き水がこちらです。
地下80メートルから湧き出ているそうです。
とても柔らかい美味しいお水でした。
※10月24日の稲刈りにご参加の皆様、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
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2010年10月13日
Posted time: 08:55
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Author : 共同研究農家
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田は水を張ります。
稲は根の構造がそれに合うように出来ているのです。
自然栽培の米はそれを含めての循環から出来てきます。
肥料も農薬も使わないからいいのか?と言われると
足りない事があると言わざるを得ないのが水の事です。
水は簡単な分子構造ですが、水素と酸素の結びつきに特徴があって
それ自体に極性を持っています。
プラスとマイナスがあるということなんですが
この特徴が多くの現象を起こしているんです。
正負の静電気力により水分子は強く引き合います。
この為水は融点・沸点が大変高く、融解熱・蒸発熱も大きいのです。
また水分子自身の正負の電荷と陽イオン陰イオンの電荷が引き合うので、
水はイオンとなじみやすい(水和)という性質があります。
このため物質の貯蔵庫となり、物質移動の媒体となっています。
そして水自体がさまざまな化学反応の場を提供しているのです。
つまり田で水を入れるということは
さまざまな物質が流れ込んでいるということになります。
その水はどこからどうやってきているかを知ることは
稲の栽培には実は大きな問題であるのです。
40年も無肥料で、さらに自家採取で出来た米が食べられない・・・?
そういう事実が起きています。
その方は強いアレルギーであろうかと思いますが
おかしなものを食べ続けたからなのか、良く判りませんが
今後こうゆう反応を示す人が多くなってくる可能性は高いと思います。
それでは流れ込んでくる水をどうしたらいいのでしょう?
その中に何が含まれているかはなかなか調べようがないです。
そして雨
これもどうしようもないですよね。
私の田では川からの引用水も使いますが
湧水があります。
この水がいい具合に活躍してくれているのだと思います。
さらにその先には
土を綺麗にしていくとそこの水が綺麗になってくるということですね。
すると、土をどうしたら綺麗にできるのか?となります。
その問題にはすでに解決策があります。
米を食べるときには水を考えましょう。
塩素で汚れたものを使わざるを得ない時代ですから
せめて一度沸騰させて塩素を飛ばすくらいはやったがいいと思っています。
我が家での米は我が家で食べるときと
他で食べるときとでは美味さが違うそうです。
(多くの人がそういう感想を言っています)
それは湧水で炊いているかどうかという違いではないかと思うのですが・・
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2010年10月11日
Posted time: 08:55
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Author : その他のスタッフ
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自然栽培に関する映画があることをご存知でしょうか?
10月7日に東京・世田谷区の成城ホールでの上映を観てまいりました(宇田川)。350名の会場は満席でした(一般の映画で満席になる映画なんて最近あまり聞きませんよね)。
この映画の注目の高さを感じました。
「降りていく生き方」は、一般の映画館で上映されていないので、ご存じない方も多いかもしれませんね。
この映画は、経済成長を求めるような「登る生き方」ではなく、原点に立ち返り自然や人と人とのつながりを大切にする、さらに自分の死を考えることにより1日1日を充実して生きる「降りてゆく生き方」が、幸せに生きるために大切なことなのではないか、ということを伝えてくれる映画です。
人と人とのつながりを大切にするということから、この映画はDVD化やテレビ放送なども行わないそうです。上映情報は
こちらをご覧ください。
原点に立ち返る、自然を大切にするということを伝えてくれるのが、「自然栽培」です。
改めてサンクスアイでも自然栽培をこれから広めていく必要性を感じることができました。
また「生き方」を改めて考えさせてくれるとても貴重な時間を過ごすことができました。
上映後に、出演者、製作スタッフの挨拶がありました。
~降りていく生き方公式サイトより~
第二次大戦後、私たちは、ひたすらに右肩上がりの経済成長と物質的豊かさ、そして個人的自由を求め続けてきました。そしてその努力は結実し、私たちはかつてないほど、豊かで便利で自由な社会を実現しました。私たちはみな、しあわせになるはずでした。
しかし、そこにあったのは、幸福に満ち溢れた世界ではなく、暗雲が立ち込めるが如く不安に満ちた社会でした。
世界的な金融恐慌、かつてあり得なかった凶悪犯罪や少年犯罪の増加、数々の偽装問題、年間3万人を超える自殺、派遣切り、うつ病の激増、格差社会・・・現代の日本人の抱える不安は数知れません。
いったい、私たちは、これからどのように生きていったらよいのだろうか?
どうやったら不安から脱し、明るい未来への希望を取り戻せるのだろうか?
そんな現代人の根源的な疑問や不安を問うべく産み出されたのが、
映画「降りてゆく生き方」なのです。
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2010年10月 7日
Posted time: 08:55
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Author : 共同研究農家
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いよいよ稲刈りが始まります。
今年は暑い夏でした。
私は独自の気象予測をしていまして
今年は冷夏になるという予測でした。
みごとに外れてしまったわけですが
実はわずかなずれがこういう結果になってしまったようです。
日本の気象は太平洋の高気圧と北からの高気圧のせめぎ合いで四季が生まれています。
その間の低気圧と前線の動きで雨になったり晴れになったり。
そこに太平洋の海水の温度が関わっていて、それは地球の自転に影響されているということが分かっています。
つまり今ある目の前の気候は地球自体が起こしているわけですね。
当たり前のように感じますが、そこまで考えてこそ
自然を見るということになります。
忙しい中でそこまでをいつも考えていては仕事に支障が出るので
前もって予測を立て、そうならないでも対処できるようにしています。
予測が冷夏であれば田植えの時期を少し早めて
稲の生育にいい状態を作り出したいとやっていました。
そこで稲刈りの時期は10月半ばあたりという予測も立つのです。
しかし予測と大きく離れて暑い夏になり
稲の成長は早くなるばかりでしたね。
稲は最高温度と最低温度での平均を数値を積み重ねる
積算温度というのが目安になります。
この地区では稲刈りが始まりました。
10日ほど早いと思います。
野菜も暑い中で種まきしたものは暑さでやられてしまい
再度やり直しました。
できれば稲刈りセミナーに出したかったのだけど
間に合わないみたいですね、残念です。
なかなか思うようにならないのがこの仕事ですね。
※サンクスアイよりお知らせ
バーベキュー用の野菜は、現在元田さん以外の方からも分けていただけないか確認をしております。
出来る限りのご用意したいと存じますが、今からの確保は難しいかもしれません。自然栽培の野菜は人気があるので、すぐ売れてしまうんですよね~。
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2010年10月 2日
Posted time: 08:55
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Author : 共同研究農家
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米作りにはその人の思いがあります。
昔から主食であるコメには思いを寄せる人が多いですが、
近年はその傾向は薄いのかもしれません。
それは何故でしょう?
現代の農業は分業が進み、機械化で簡単に出来るようになってきています。
生産者の意識が、食べるものから商品に変わっているのではないかと思えるのです。
政府農協の取り組みがおかしかったのかもしれませんが
食べるものという意識より売れるものとしての見方が強く
結果中身についての判断ではなく見てくれだけを考えるようになった。
生産側からすれば、多く取れて売れるもの
食べる側も綺麗なものしか買わないという流れで
そうなってきたのかもしれないです。
そこには売れるものは値段の安いものという事が入ってきて
質を求めるより強かった。
今年は農協での買い込み金額が昨年より大幅に安くなるそうです。
おそらく採算ラインを割り込む可能性が高い。
そうなると作る人が減っていきます。
大規模にやって効率化を図らなければ生き残れないところまで来ていると思われます。
農業機械は高いのでそう簡単に大規模化なんてできません。
米では生活はできないと言われるようになってきました。
そんな状態で、安心できる米の供給が出来るのか?
無理です。
日本の米生産はどうなっていくのでしょう?
中身の事を考えている余裕は無くなってしまいます。
そんな中で本当に安心できるものを生産するにはどうすべきなのか?
それに挑戦し、独自の販売ラインを持って安全に向けてきた元田農園ですが
分業体制の中で安全を求めても無理だと判断し
全ての行程を独自にやれるようにしてきました。
機械の導入に追われ、収入のほとんどが機械代に消える数年を過ごしてきました。
それをそろえてこなければ安全を確保できないからです。
自然栽培という武器で高値で取引出来る環境であっても
そのほとんどが機械に向けるしかなかった。
でなければ一貫した安全なものを供給できない。
そこには昔から言われる年よりの話を聞き
それを再現できる体制を作らなければならない。
そうやって今に至っています。
絶対の安心と安全を担保することがいかに大変か・・・
今、しみじみと感じています。
思いが強く信念を貫かなければ出来ない事に向かって生きてきた数年間
見てくれる人は理解してくれているみたいです。
これからも困難は出てくると思います。
今度は安値との競合でしょう。
対抗するには絶対の安心と安全なものを供給するということしかないのですから
それをさらに突き詰めることしか無いわけです。
それでも安値にかなわなくなってしまったら
やめるしかないですよね。
今更適当なものを作ってごまかすなんて私には出来ないですから。
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