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2010年2月27日

腐敗と発酵

Posted time: 01:10 | Author : 共同研究農家 |

腐敗と発酵

誰が創造したのかこの地球の仕組み。
追いかけるとその精巧さに驚いてしまう。

 


自然の循環をみるだけでも驚嘆の事実があるのである。

ほんの一部であろうかと思える腐敗と発酵の話。

 

 

この前の記事にネギの腐敗実験をやってあるが
これは循環の過程を見るに解りやすい。

 

何故腐敗するのか?
何故発酵するのか?

どちらも微生物による活動の結果であるが
微生物は自分で選択しているわけはなく
状況に応じた対応をしているだけである。

つまりそこにある物質に腐敗菌が活躍するか発酵菌が活躍するかは
その物質の質によるものなのだ。

 


腐敗する環境があれば腐敗菌が活躍するだけ。
反対に発酵する状態にあれば発酵に向かう菌が活躍するだけなのだ。

いろんな見方があるだろうが、その指標として酸化しやすいかどうかという判断がある。

 

酸化しやすいと腐敗に向かいやすく
酸化しにくいと発酵に向かいやすい。

微生物の活躍にもルールがあり
どちらかが強いとその方向に向かうのだ。
中途半端なのはせめぎ合いをしている最中であると判断できる。

 

 

生物は循環の中の一部であり、その循環の大きな役割を微生物が持っている。
どう働くかは対象の状態による。

腐敗実験はその物の状態を示す指標となる。

つまりこれで酸化しやすいものかどうかがわかるわけで
酸化しやすければ腐敗に向かいやすいという判断ができる。

 

 

人間の感覚で腐りかけているものには臭覚が拒否をする。
腐りだすと凄い匂いを発生するから、感覚で食べるなと判断する。

対して発酵するものにはいい匂いをもつから食べても大丈夫と判断する。

人間の持つ感覚は凄いのだ。

 


食べるものを見ただけで判断できないのなら
この腐敗実験で試せばわかるのだろうが
買うという行為ではそんな時間はない。

 

 

ではどうするか?
生産方法である程度の判断ができるのである。
それは肥料を使ったか使わなかったかである。

 

肥料を大量に使ったものは腐敗に向きやすく
肥料を使わず自然の循環に任せたものは発酵に向かいやすい。
それはそのまま抗酸化値となって現れる。

 

 

 

これが自然のルールとして存在する。

さて
どんなものがいいのでしょうか?
ご自身で考えて判断していただきたい。

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