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命育む田んぼ

カテゴリー:共同研究農家 2015.07.03

梅雨空が続く毎日ですね。
みなさん、いかがおすごしですか。

サンクスアイさんの愛感謝米が育つ埼玉では、なんだかんだ言って曇り止まりの日が多い今年ですが、
みなさんがお住まいの地域はどうでしょうか。

さて、一雨ごとに稲は大きく育っています。

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梅雨空は人間にとっては、じっとりべっとり、早く晴れないか空を見上げる毎日かもしれませんが、
田んぼに息づく生きもの達が、本当に賑やかになるのもこの季節!

とんぼ達は産卵のために田んぼの上をうろうろし、ツバメは空を切り滑空し、
田んぼの濁り水の下では何が泳いでいるのか、あちこちに水紋が広がります。

今回は、有機田んぼに躍動する生きものをご紹介!

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アジア糸トンボです。
綺麗な蛍光水色が特徴です。交尾中に失礼。

田んぼに産卵し、田んぼでヤゴに孵り、羽化をし・・・と、この辺りでは一生を田んぼですごします。

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これはショウジョウトンボ。

酔っているようにまっ赤なことから、猩々・・・オラウータンのように赤いトンボと名前がついたそうです。
田んぼの藻や浮き草に産卵しに来るそうで、つまり、除草剤で藻などがなくなってしまえば、たちまち生きる場を無くしてしまう種。
私も有機田んぼをやっていて、去年の生きもの調査の際に人生で初めて見て知ったトンボです。

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ギンヤンマ!!
飛んでいるスピードが速いので、上手に写真が撮れなかったので、昨年の稲刈りで参加のお子さんがつかまえた写真ですが、

大柄なトンボで、縄張り意識も強いらしく、今年も広い田んぼを一匹で独占して悠々と飛んでいます。
空気を切って早く飛行し、ホバリングもしたりして、本当にきれい!
見るとテンションが上がります!

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夏留鴨(カルガモ)です!
かわいい!
毎年、有機田んぼの草を食べにやってきます。
今年は15羽くらいが常時出入りしているようです。

カルガモが来ますというと、合鴨農法?と聞かれたりするのですが、
合鴨は鴨とアヒルのかけあわせで、野生種ではありません。

カルガモは野生で、他の種の鴨は渡り鳥に対し、夏にも日本に留まる鴨という由来で、夏留鴨、カルガモというそうです。

うちは日中に人の出入りが多いため警戒して、春のうちは夜に餌場としていたようで、鳴き声や足跡の痕跡を見るだけだったのですが、最近人に慣れてきたらしく(笑)、日中でも見るようになりました。

比較的大きく育ったひな鳥達も一緒で、子育てをしていますよ!

見かけると、心の中ではかわいい!かわいい!と大声なのですが、警戒されないよう、できるだけ気にしていないフリで通り過ぎるようにしています。横目チラチラ見でガマンしていますが、本当はずっと見ていたい・・・。

一般的な稲作農家さんには苗を倒して泳ぐので嫌われますが、成苗稲作の苗は強く倒れず、しかも田んぼの草を食べるので大歓迎です!私達にとっては草取りでも彼らにとっては食欲。きれいに食べ尽くすので本当に助かっています。
これぞWIN&WINの関係です。有機の各田んぼに、カルガモ宛に「こちら有機田んぼ、草も美味しいです」と看板でも立てたい。

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カルガモの隣に写るのは青鷺(アオサギ)。
大型のサギで、いつもうちの田んぼでドジョウなんかを狙って長居していますよ。

ご紹介した彼らは目に目立つ大型の生きもの達。
つまり、生態系のピラミッドの上の方の生きもの。
彼らが多いということは、餌になる目に見えないような小さな生きものが多いということです。

小さな生きものが多いということは、小さな生きものが餌にしたり、産卵場所にするような植物が多様に多く育っているということ。

そう、有機の田んぼは、稲だけでなくたくさんの命も育んでいるのです。

除草剤を使わないことは容易いことではありませんが、その努力の先に、命が躍動するこんなに豊かな田んぼが広がります。

網本朝香

サンクスアイ株式会社
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